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2011年21冊目
二郎を題材にしてセグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングなど経営学の基本を説明している。すべてのケーススタディが二郎であり、一貫性があるため理解しやすい。二郎だけでなくマクドナルドや吉野家、バンダイ、リッツカールトンなど他の成功企業との比較も行っているためわかりやすい。二郎を愛するがゆえに、あまりにも二郎に対してよい分析をしているのはご愛嬌ということで。
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空想科学読本的な、おバカなネタを真面目に語って可笑しさを醸し出す類いの本だが、著者のジロリアンとしての愛情が、おふざけでないとこるが好感を持てる。二郎を食す時同様、隙を見せず一気読みした。いつか、自分にもジロリアン引退の時が訪れる、という記述には、はっとさせられた。ごちそうさん。
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一応経営学の本であるが、そこまで詳しい経営学の内容が書かれているわけではないので経営学が専門外の人こそ楽しめる内容だと思う。しかしラーメン二郎を知らない人にはあまりオススメできない。とりあえず野猿街道店2の大豚と格闘してみたい。
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コンサルタントをしていて、ラーメン二郎をこよなく愛する筆者によるラーメン二郎を題材としたマーケティング本。
経営戦略、製品戦略、PR戦略など、およそ企業活動に必要な内容をラーメン二郎を引き合いにわかりやすく教えてくれます。
最近のライフタイムバリュー、自分自身の経験からつづる「ラーメン二郎」への「共感」(マーケティング3.0ですね)に関する考察もあり、非常に内容の濃い本です。オススメ。
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二郎になれなかったマジックスパイス。
スープカレー店の中で、唯一二郎になれる可能性があったのに勿体無い。
外にできる行列。
飛び交う謎の言語。
十分期待感を煽られる。
辛さの段階につけられた名前やトッピングはまるで呪文の様に、初心者がオーダーするには難解。
辛さとボリューム
食べた後の達成感は他のカレー屋さんの比ではなかった。
違いは総帥。
二郎が暖簾分けした、
マジックスパイスは私服を肥やした。
悪いことではないが、残念だ。
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二郎の世界からマーケティングの基礎について学ぶことができる。
二郎以外にも、多岐に渡って身近な商品や企業の事例を使って噛み砕いて平易に説明してあるので、親しみ易い印象を受けた。
難しく考えず、経営学を学ぶきっかけを与えてくれる一冊。
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図書館で借りて来た。よく調べているなーという感想をもったがブログを本にしたような当たり障りのない内容。二郎についてはこの本に書かれていることは薄々学生は気付いて並んでいたよ。久しぶりのこの週末食べてみようかな。
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大学の准教授が、経営学的視点からラーメン二郎を分析している本です。
ブルーオーシャン、情緒的価値、ライフタイムバリユー、コミュニティマーケティングなどのキーワードで読み解きます。
体系だった本ではないですが、題材が題材なだけに非常に面白いです。
しかし、一番心に残るのは、著者のラーメン二郎への愛だったりします。久しぶりに食べに行きたくなりました。
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先日二郎にはまっている友人に連れられはじめて「ラーメン二郎」にいきました。二郎はラーメンであって、ラーメンでは無い、「二郎」というジャンルのようです。僕はまだ二郎にはまってませんが、この本を読んで猛烈にまた食べたくなりました。経営学については広く広くあさーく色々な実例を交えて説明してあり当たり障りない内容です。ただ、猛烈なジロリアンである著者の二郎に対する熱い思いが溢れており、二郎の素晴らしさ、その特有の存在についていろんな角度で解説しており、読めば必ず「ラーメン二郎」に行きたくなることでしょう。実は本日会社帰りに帰り道ではありませんが比較的近い一之江店に向かいましたがやってませんでした(涙)。近日中にどこかの二郎へ行ってみたいと思います。
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熱狂的ジロリアンがどうにかマーケ本にまとめた一冊。かなり無理があるし、中身はないが二郎への愛情はすごく伝わってくる!
著者と同じ40歳の私。20代の頃、一度メグジローに行って、余りのサービス品質の低さに、二度と行かないと心に決めたが、もう一度行ってみようかと考えた。
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著者は信州大学経営大学院の准教授。
ラーメン二郎を基に経営学の基本を学べる良書。
経営学のフレームもラーメン屋で考えると
理解しやすいです。
それ以前(経営学を学ぶということ)に、
ラーメン二郎の列に並んで食べたくなりました。
東京行ったときには必ず行こうっと。
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筆者がジロリアンということもあり、ラーメン次郎を中心に、経済・経営をわかりやすく解説している。他の商品やサービスも例に挙げながらの説明なので、とても読みやすい内容となっている。
これを読むことで、経済や経営といった点をはじめ、ラーメン次郎がどういったラーメン屋なのか(他のラーメン屋と比較して)がよくわかる(笑)。
また、その他の商品の商品コンセプトも少しながらもわかるので、とても面白い内容となっている。
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本当に多種多様なラーメンの中で、一際異彩を放つジローをネタに、経営学を解説するというコンセプトの本。いろいろな好みの客にあわせるのではなく、特定のターゲットに集中し、他に無い尖ったサービスを提供する。ハンバーガーでも牛丼でもなく、ラーメンだからその戦略が成立するんだそうだ。そんな経営学っぽい記述もあるけど「経営学をネタにジローを語る」といったほうが適当かも。全体を通じて著者のあくなきジローへの愛を感じる。そういう意味で著者もジローのエバンジェリストのひとりだ。でも、大盛りの麺が500gもあると聞くと、私には読んでるだけでお腹いっぱい。私はやっぱり「天一」のこってりで十分かな?
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自称ジロリアンで経営学者の牧田 幸裕著 ラーメン二郎にまなぶ経営学 ―大行列をつくる26(ジロー)の秘訣 読了。ラーメン二郎の人気の秘密を経営学の手法を屈指して解き明かそうという意欲作である!!ラーメン業界の業界環境分析から始まって、二郎という食べ物の本質、そして二郎の行列の秘密へと徐々に迫っていく。「セグメンテーション」と「ターゲッティング」、「ポジショニング」といった経営学の基本もお勉強出来てしまう優れものであった。
ラーメン業界は「好みやこだわりが多種多様」である為、「分散型事業モデル」が当てはまるのだと言う。例えばハンバーガー業界などは、マクドナルドが業界シェアの実に75%を握っている「規模型事業モデル」なのであるが、これは顧客がハンバーガーに対して好みが分散しておらず、さほどこだわりが無い為、所謂企業規模のスケールで勝負が決まってしまうという事らしい。一方で顧客の好みが分散しているラーメン業界では、尖ったキモのある商品を提供できれば、小規模資本でも充分に勝負出きる業界だという訳だ。ううーっむ!!なあるほどね!!
「二郎を食べると言う行為は、自分自身に対する挑戦であり、自分を見つめなおす修行である」と言い切る著者は、二郎という食べ物の希少性と素晴らしさを、経営学の手法を使って次々と解き明かしていく!!巻末にはラーメン関連の参考文献などもリストアップされていて、これまた参考になる。
下記のような二郎の「社訓」というものがあるのも本誌で初めて知る事となった。中々読み応えのある一冊だと思うのであった。
≪二郎の「社訓」≫ 出典:ラーメン二郎にまなぶ経営学 ―大行列をつくる26(ジロー)の秘訣
一、清く正しく美しく、散歩に読書にニコニコ貯金、週末は釣り、ゴルフ、写経
二、世のため人のため社会のため
三、Love & Peace & Togetherness
四、ごめんなさい、ひとこと言えるその勇気
五、味の乱れは心の乱れ、心の乱れは家庭の乱れ、家庭の乱れは社会の乱れ、社会の乱れは国の乱れ、国の乱れは宇宙の乱れ
六、ニンニク入れますか?
【Dance1988の日記】
http://d.hatena.ne.jp/Dance1988/20101227
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少し強引なところもあるが、なかなか面白い分析に納得!ジロリアンではないが、今度二郎に勝負しに行きたくなりました。