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この一家の話は半分くらい都市伝説にも思えそうですが、納得するに値する理由が多過ぎます。世界の富の半分を握っていると言われています。基軸通貨のドルですらこの一家の息がかかっているらしい。ただ金や都市伝説に興味のない人がこの一家についてあまり知られていないのはこの一家がそれを望まないからです。やはり壮絶な影響力を持ち、なおかつ実体の掴みにくいものを支配するには表に立ってはいけないと言う事をよく理解しています。何を掴めばという先見性はもとより、それを実現させる行動力と方法は大いに学ぶところがあります。
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金融の仕組みは、本当に難しくて、面白くて、そして怖い!
庶民としては、今を楽しく生きる・・・やっぱり、それしかないかな。
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やたら長くて、文章がいかにも翻訳調で読み終えるのに少々苦労した。
商品の供給を独占した者は巨万の利益を獲得できる。通貨は人々の必需品であり、通貨発行権を支配した者は無限大の利益を獲得する方法を手に入れたことになる。これが、過去数百年の間に、国際金融家たちが知恵を絞って、あらゆる手段で通貨発行権を手に入れようとした理由である。彼らの狙いは、世界の通貨発行権を支配することである。
このためにリンカーン、ケネディが暗殺され、二度の世界大戦も起こされたというのが著者の主張。
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ロスチャイルド家の歴史、どのように世界を支配する仕組みを作ってきたか、大変興味深く面白かった。陰謀論では片づけられないものがある。
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金融の興りから携わってきた資本家の動きについて歴史をおって説明し、現状を分析する本。一つの側面としての事実はあるのだろうけれども、陰謀説はどうしても正否が説明できないので、違った観点の本を併せて読みたい。
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アメリカの歴史は国際勢力の干渉と陰謀に満ち溢れている。ロスチャイルドはにましに強大になっていくアメリカを支配しようと幾度となく試みたが、失敗に終わった。彼らにとっては民選政府を支配するよりもヨーロッパの国王を支配する方が容易であった。
アメリカ企業が戦時中にドイツ企業に対し、技術と金融分野で絶大な支援をしていた。
中国経済は長い間、海外の資金に依存してきており、改革開放政策によって外資を導入しなければ現在の中国はなかった。
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宋鴻兵〈ソン・ホンビン〉はファニーメイやフレディマックで上級顧問を務めた新進気鋭のエコノミスト。やはり中国は大国だ。こういう人物がいるのだから侮れない。メイヤー・ロスチャイルドの言葉は「Money As Debt」(負債としてのお金)の冒頭にも出てくる。政治よりも金融にシステム性の優位があることを見抜いていたのだろう。
http://sessendo.blogspot.jp/2014/06/blog-post.html
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著者が指摘する金融危機を引き起こす根源的な問題は、「部分準備金制度」と「債務通貨」の二つ。債務としてのドル紙幣はどんどん増刷され、長期にわたって金に対しての価値を落としている。
インフレは社会の富を移転し仕組み。不動産業など銀行に近い人ほど得をし、貯蓄に励む人や年金生活をする人たちは気づかないうちに損をしていくとのこと。
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2020/09/25:終了
目次を確認し、全体をざっと速読。
「金融の仕組みは全部ロスチャイルドが作った」や、国際金融関係の諸々の本で読んでいたことが、時系列に系統立てて書いてある本。
国際金融の、根本にある仕組みを勉強するなら、この本をまず読むのが良いと思う。おそらく、教科書的な位置づけになるんだろうと思う。