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とにかく日本と世界の政治・経済の仕組みを
改めてちゃんと知らんといかんという意識で読んでみた。
はっきり言ってもの凄いボリューム。想像を遥かに超えていた。
詳説とは言え、これで高校生が勉強するのか?
だとしたらものすごい危機感を感じざるを得ない。
教科書ということで語尾とかに検定の後がちょいちょいあるとはいえ、
個人のノートを元にここまで書き上げた著者は本当に凄いと思う。
高校の教師ということだが、大学教授としても十分やっていけるのでは
ないだろうか。
☆8つくらい上げてもいいくらいだが、5つまでしか付けられないのが残念。
率直な感想は・・・とにかく・・・お腹一杯です・・・。
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こういう本は通読して終わり、っていうものではないのでしょうが、ちびちび楽しく読みました。内容の深さはとても高校生向けとは思えない程。こんなこと言うと高校生に怒られるかな。最近の新聞記事の薄っぺらさ、本質でなく枝葉末節をあげつらうそのやり方は、この参考書を読んでる高校生から見たら、笑っちゃう?怒るレベルだと思うし、こういう高校生がいるのは心強く思ったし、動き易い環境を作っていかねばと思います。兎に角、折に触れ参照すべき本。
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大学受験の政治・経済の参考書としては、もっともくわしく書かれたものではないかと思います。なお2019年現在、第3版が刊行されているようです。
センター試験対策としてはオーヴァー・スペックでしょう。最近、佐藤優が社会人のための教養書として『理解しやすい政治・経済』(文英堂)を推薦していますが、本書も受験生以外の読者にとって有益なのではないかと思います。
とはいえ、いくらくわしい本だといっても大学受験参考書ですので、専門的な内容には立ち入っていません。さらに突っ込んで学びたい向きには、法学、政治学、経済学など、それぞれの分野の入門書にあたるべきでしょう。