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各勢力で新しいキャラクターが登場し、話も展開しているものの、いまいち波に乗り切れていない印象をもった。
というのも新たに登場したキャラクターたちは与えられた役割を演じているだけになってしまっているし、主人公の決意にしてもその流れがどうしても弱い。ヒロイン目線で書いていることによる弊害のひとつだと思う。
また、作者の他の作品のようにもっと苦しみを感じさせる描写がほしい。そうでないと動機が弱すぎて読んでも入ってこないように感じる。
ただ、巻末ではまたひとつ先に進むための布石が投じられているので、それが次巻でうまく展開してくれるとより楽しめるのではないだろうか。
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アンジュのツンデレ比が半端なく好みなんですがどうすれば!「お支えします。」とかレックスじゃなくてもきゅんとくるよ!!
使い古された王道の勇者の旅以外のなんでもないですが、ツンデレ魔女っ娘視点になるだけで、こんなに楽しくなるのが自分でも不思議。新感覚ファンタジーの名は伊達じゃありません。
身内だけじゃなく敵国も魔界も登場人物を片っ端から掘り下げてくので、「根っからの悪人なんて誰1人いないんだよ。」という勇者の旅にはあるまじきメッセージをひしひし感じるわけですが・・・ぐだぐだにならないといいなー。
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ヒロイン役の女の子が語り部役をやる珍らしいライトノベル。それなりにまとまりがあって面白いと思います。まあ、安心して読める本だと思います。
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別々の城砦が、魔王の姉妹によって乗っ取られた。
奪い返すために片方に行く途中
空腹で倒れた子供を拾った。
主人公、男の子、と勘違いしている状態で
食事風景が進みますが、誤字なのか『少女』記載が。
彼女が言っている事は、そのまま彼の存在に繋がります。
そもそも彼は、好きで生まれたわけでは、と言いますが
ならばなぜ、そのまま家に居続けているのでしょう?
すべてにおいて、覚悟が足りない、という事でしょうか?
主人公も成長していきますが、彼も成長していきます。
人とふれあう事によって、得られるもの
削られるもの、があるからでしょうか?
最終的にすごい状態が分かりますが
そう簡単にものは揃わないわけで…。
貰える、のでしょうか??