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日本近代文学から12の名作を選び、英語とマンガとおもしろい解説で楽しむ番組「Jブンガク」をまとめたものです。
マンガもちゃんと入っていてわかりやすいし、作者や作品の説明もあって勉強になります。
日本文を英文になおす苦労や考えも書かれてあって興味深いし、ことばのちがいのおもしろさを感じました。
わたしは、啄木の句の英文がしみじみとしてて、原文よりわかりやすくて、びっくりしました。
もっと日本の文化にも触れないと・・・という気分です。
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NHK教育で放送されている番組の単行本。
日本の代表的な文学作品を紐解くと共に、英語訳をして感情の捉え方の違いなんかも描き出す。
漫画で要約されたストーリーを見れるのも理解しやすいし、日本語との対比も載ってて分かりやすい。
これからどんどん日本の文学を読んでいきたい!と思っているひとにはオススメな一冊だと思います◎
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NHK教育の語学番組「Jブンガク」の、
今年度の内容をまとめられた一冊。
昨年度は東京大学出版会から刊行されていたせいか、
内容自体がそうだったのか、“教養度”が高い印象を
受けました。
今回はもっと柔らかく、親しみやすくなり、
手に取りやすくなったように思えます。
文学の楽しみ方、語学の学び方、双方の面でも
“あたらしい”感じです。
・キャンベル先生と杏さんの読書感想会が
全部載っていたらなぁ…
・杏さんとセイラさんの読書感想会も
合わせて載っていたらなぁ…
という個人的ワガママで★4つ。
あとはもう文句なしです。
テキストでは、漫画は各編初回のみでしたが、
全部掲載されてます。
いくつか逃してしまった回があったので助かりました。
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太宰治『ヴィヨンの妻』
森鴎外『雁』
夢野久作『少女地獄』
正岡子規『病牀六尺』
夏目漱石『道草』
永井荷風『墨東綺譚』
林芙美子『下駄で歩いた巴里』
堀辰雄『風立ちぬ』
泉鏡花『高野聖』
樋口一葉『にごりえ』
石川啄木『一握の砂』
芥川龍之介『地獄変』
2011年2月18日読了
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有名作家さんたちの作品や人生が概観できていいです。英語でそう訳すか!てのもあり。漫画もあるので楽しく読みたいときにGOOD。
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杏ちゃんとロバートキャンベル先生がNHKで放送していたちょっとマニアックな近代文学ミニ番組を書籍化。漫画、英文、杏ちゃんとキャンベル先生の対談などわかりやすい構成で日本の名作文学12編を解説。漫画はけっこうデフォルメがきついミニミニ画風だけど理解しやすい。英訳するとこうなるんだな〜と原文の日本語と比べられるのが興味深い。個人的には林芙美子の「下駄で歩いたパリ」が気になった。何故このチョイス!この番組好きだったな〜NHKさん、新シリーズ及び再放送しませんか?
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日本の名作文学12編。
その人がどういう人か、どういう作品を書いているのか
代表として、の本の内容も。
漫画もついているので、その内容を
上澄みだけでも知る事ができます。
英文もついているので、この文章はこういう風になるのか、と
楽しんだりも。