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レーニンからゴルバチョフ登場まで、長い年月をかけて機能不全に陥った大国の崩壊はあっと言う間だった。本書は1993年発表の作品なので、プーチン政権にまでは及んでいないがソ連が「強いロシア」として復活するには独自の民主主義が必要だったか。
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米国ジャーナリストによるドキュメンタリーはゴルバチョフ大統領を軟禁する1991年の8月クーデターの前後から、いかにあっけなくソ連が崩壊していくのか生々しいドラマです。いきなりゴルビーが中途半端で民主派と保守派の双方に取り入り、双方から見放されていったかが著者からも厳しく書かれています。自らの成功体験に酔っ
ていたことが大きかったのでしょう。世界中から尊敬されながら、ロシヤ国内では無視し、辱められているその所以が何となく分かったように思います。エリツィンについてはどのような評価なのか、影が薄く良く分からなかったように思います。
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1991年にソ連が崩壊して20年、ゴルバチョフら当時の政治指導者、反体制派の人物多数に取材を重ね、帝国落日に至るまでの知られざる真実に迫った、傑作ノンフィクション!
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誰も予測し得なかったソヴィエト連邦の崩壊、レーニンやスターリンに訣別するまでの経緯が多数のインタビューをもとに克明に記録されています。