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上司を殴って一流商社を辞めた元OL,吉原陶子。同僚のツテでバイク便運運営会社に身を置くが……
負けず嫌いで元気な陶子さん、気力すらなさそうな小動物顔の社長 如月鉱一郎、口の悪い、凶悪な顔付きの菅野亮也、失われた十代を取り戻そうと躍起になってる三十路の元ヤン、如月沙織、宣伝部長はオカメインコの大谷さん。個性的過ぎる登場人物達。いきなり身に付いた特殊能力で真心込めて配達します。
前回続編である、超特急便ガールを読んでしまったので、理解出来なかった事柄がやっと理解出来ました。
楽しく読めました。
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大手企業を退職した陶子が、元同僚の口利きでバイク便+徒歩便の会社へ就職する。最初は戸惑う陶子だが次第にこの仕事の魅力に気付いてゆく。
超能力の様な部分については、唐突な感じがしました。前半は、話に馴染みづらかったのですが、後半の疾走感は、楽しめました。
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上司を殴ったので、会社を退職。
そして紹介された職場は、荷物を運ぶ会社だったのだが
やたらに個性的すぎるメンバーが。
負けず嫌いだったら…いや、口で勝とうとする性格なら
完全に無理な就職試験(笑)
ある意味踊らされてるというか、ばれてるというか。
しかもオカメインコも従業員。
ほっぺのピンクが耳だったという
どうでもいい情報も仕入れてしまいました。
連続短編で、計4つの荷物運び。
しかし内2つは…代金もらえたんですか? と
聞きたい仕事内容。
いや、これでそれを話すのは無粋というものだと
よく分かっておりますけどね?w
感情を纏った荷物を持つと、扉を開けたとたん
物理的なものを無視して、別の場所に立っている。
これは本気で呆然としてしまいます。
それでもとりあえず仕事を思い出すのはすごい。
ないとは思いますが、これと同じ状況に立ったら
は? という状態で止まっているかと。
いや主人公も当然、後で自分の頭を疑ってますけど。
年齢不詳の同僚の2話目の変わり身は
その後の布石か、と納得。
うん、見た目で判断するのはいけませんが
その後きちんと謝っているのが潔い。
よい信念を持っている主人公だな、と。
とりあえずやってみたいのは、裏から出て
表に出た、のループ。
は? 感を味わってみたいです。
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スペクタクル?に分類したけど・・
ファンタジー系?空想系?てのが正解な一冊よね(つД`)ノ
おもろいです(=´∀`)人(´∀`=)
さくさく読めるし、テンポも良い。
脚本的な?流れもおもろいし、人物描写も分かり易いです( ´ ▽ ` )ノ
単行本か?文庫本か?
読む人には関係無いかもだけど、買う人には多いに関係有るよね?
文庫本基準で☆3・5なんだけど、便宜上4にさせて頂きました(o^^o)
続編?の『超〜』も楽しみにしています*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
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本年読みおさめの本になりました。
荷物に想いがかさなるというか、つながるというか、ちょっとしたどこでもドアみたいな・・・笑
読み進めるうちに、楽しくなりました。続きがよみたくなりました。
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続編の宣伝を見て、特殊能力がとかいうのは分かってたけど、ああなるほどそういう演出のために必要だったのかと納得。陸上部出身の高身長な女の子を秘書課に置くかな?という疑問もあるけれど、無いとは言い切れないか。とはいえ、その特殊能力を発露する場面より、結局、文字通りの意味で全力疾走してしまう場面が読んでて心地良い。なぜかタイトスカートで、靴もヒールがあったりするけれど、でも、全力疾走。その場面の、脛の筋肉の収縮する様子や、張り詰めたアキレス腱の様子などを、後ろ姿に見るようで、なんというのか、これはもう萌えですよ(だまれ変態!)。
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評価:☆5
上司を殴って一流商社を辞めた元OL陶子が再就職したところはバイク便運営会社。そこで陶子は長距離の荷物を手持ちで運ぶ「ハンドキャリー便」担当として働き始めるという話。
交通機関も使うが基本的には走りまくりで、1分1秒でも早くお客様に届けるというのがまず面白いw
というか陶子の性格が面白いwwまんまと社長に乗せられてるしw他のキャラも個性的でしたね。
そしてネタかと思いきや割としっかりと仕事してるのはポイント高し。
そして陶子が作中で身につける能力「その荷物が本当にあるべきところに一瞬で届ける」というもの。
がっつりファンタジー要素を入れるのは思い切ったなぁと思いましたが、"荷物に込められた想い"がきっちりとシナリオ展開に生かされてて面白かったですね。
社長と会社にまつわる話が徐々に明かされていくものだから、どんどん引き込まれていった。この辺の人間ドラマの作り方は流石。
お仕事系要素と突っ走る爽やかさと事件のほろ苦さ・温かさが混じった不思議な味わいの一冊でした。
読後感が凄く良かったが故に続編がどうなるのかちょっと心配w
「……だって私は、ライダーだから」
「荷物を届けただけです。誰かが待っている、荷物を」
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登場人物が個性的で、少ない人数なのに賑やかな小説だった。
社長はなよっとしてるけど何だかんだ人を見てる。
菅野は見た目強面なくせに律儀。
さおりんは、まあ途中からそんな気はした(笑)
内容は突然のファンタジーで吃驚したけど慣れてしまえば気にならなかったかな。
バイク便って素敵な仕事だなと思える話でした。
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「大人向けライトノベル」というMW文庫の立ち位置が良くわかる作品
ただこの作品はMW文庫だからライトノベルのように「見るひとには」見えるのであって
一般文庫(と「見られている」ところ)から出せば何も違いはない
そもそも「少女」「少年」でもなく「職業婦人」でも「Lady」でもなく
「青春」とくくられるでもなくて
「教養」を経ず「大人」でないと思っている世代に対することばがないのが問題
女性の場合はここに「Girl」であり「女子」と冠するだろうが
越谷オサム『ボーナス・トラック』とかはなんと呼んだら良いかわからない
よくみればミステリだのホラーだのでごまかしている現代もので
学生世代の上世代を扱っているものみななんだか言いようがない
「大人向けライトノベル」というのはなるほど
その世代が自分が子供だと思っていたころ思っていた大人が読むものでなく
子供のころ読んだライトノベルでもないものに対する言い方として
一周まわって皮肉に良い言い様
「なるほどね。時をかける少女ならぬ、距離をかける少女……ああ、少女って年でもない?こういう場合、何て言えばいいの?」
「女は永遠のガールだから、それでいいんだよ」
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4.1
面白かった。
買ってから時間が経ってしまって、どういう経緯で買ったのかも思い出せませんが、なかなか良かった。
突飛な設定だけど、主人公や登場人物が魅力的でバイクに乗る自分としてはこういう仕事もいいなぁと、すぐその気になってしまいます。笑笑
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面白かった。初読みの作家さんでしたがなかなかどうしてわたしには好みでした☆ただのお仕事小説かなと思っていたらなんというかファンタジー(笑)でもわりと内容も濃くて良かったと思います。なによりキャラが立っていた!陶子さんが実は闘子さんだったなんて(笑) 荷物を届けながらこちらも走ってるような爽快感も個人的には感じました。読後感も良かった☆
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あんな無茶苦茶なことしておいて、後から気にするようなこと言ってもさ。圧迫面接よりまだ悪い。
まあ、それはそれとして。
実際手で運んだ方が早いお届け物もあるんだろうな。
持てる量に限りがあるから効率悪くて仕方ないから、全く儲からなさそうだけど。
他の交通機関とうまく連携できればいいのか。
というか、今までの移動が全て経費なら、早々にこの会社は…。トイレットペーパー云々どころの騒ぎじゃない。