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森見さんの文章リスペクトしてるのかな?ということは皆さん触れていらっしゃるので割愛。
英雄に助けられた魔王が英雄を助けるお話です。と紹介したい。ちりばめられたファンタジー要素が可愛くて好きです。馬鹿に良し悪しがあるのかはわからないけれど、これは素敵な馬鹿。一緒に馬鹿になってくれる友達ってやっぱりいいものだよなあ、と思うのでした。大事にしなくてはね。
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電撃小説大賞の中のメディアワークス文庫賞受賞作。
まさに少し大人向けのライトノベルと言う様な
内容と文章と会話で、何も考えずにちょっと不思議で
いい加減なこの世界の馬鹿者達のはしゃぎっぷりに
付き合う事が出来ます。
出だしの数ページから、んっ??? 四畳半神話〜??
と思うほど世界観と文章は似てますが、気にしちゃ
いけないんでしょうw。作者自身が作り出した
キャラクターを愛しながら、自身が楽しむように
書かれたものは、意外にも読んでいるコチラ側も
そう悪くはないものです。
今後もこのモリミーフォロワーのままなのか、
更にファンタジックで痛快で甘酸っぱい物語を
書いて化けていくのか追ってみたくなるデビュー作ですね。
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森見さんの阿呆大学生を更におちゃらけたらこの作品になるような気もするが、こういうのは好きなので、どんどん書いてもらいたい。別の方向を目指して、失速しないようにがんばってもらいたい。次の作品も買う予定です。
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祭りで馬鹿者たちが繰り広げる鬼ごっこ。
馬鹿な行動ばかりとる登場人物たちが非常にエネルギッシュでついつい笑ってしまった。
最初、それぞれのキャラクターのもつ特殊能力がどれもご都合主義的なものを感じたが読んでいくうちに違和感がなくなり、こいつらならやりかねん、という感じになっていって完全に物語に引き込まれてしまった。
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こういった私小説風ファンタジーってわりと最近多くて食傷気味でしたがこれはなかなか面白かったです。(ジャケ買いだったんですが(笑))作者の、おちゃらけに馬鹿っぷりに対する愛が気持ちいい。いいじゃんそこにこそ彼らの意義があるんじゃん。合間の独白章にも気持ちよく騙されました。次も読みたい。
惜しむらくはもすこし価格が押さえ目なら手にとりやすいなと。
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「なにこれおかしい。」
が、第一印象でした。
どのキャラも独特の感性を持っていてそれでいて共感心もある、なんだか友達になってみたいです。
思わず笑ってしまうやり取りや、あり得るようであり得ないエピソード、そしてラストの大逆転!ファンタジーと日常と甘酸っぱい恋愛がシンプルに混ざったお話だと思います。
個人的にはニーテンゼロが一番好きだったり。
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一人称の小説を久々に読みました。一人称のスピード感がいいなあと思いました。森見さん読んだことないんだけど似てるのね。
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これは良かった!
諸々のやる気を失い、自身の住まいに「ダルガリア王国」と名付け
その王として君臨・統治という名の引きこもり生活を送っている
大学生が主人公。
ダルガリア王国の周辺では
毎年夏に、地域をあげての祭が開催されている。
億劫ながらも、たった一人の妹に頼まれ仕方なく
主人公は夏祭りに参加することとなった。
しかし静かに祭を味わおうとしていた主人公の治めるダルガリアに
突如「魔王」が現れて……
とにかくテンポがいい話だった。
登場人物たちの、一癖も二癖もある性格がとても魅力的。
ニーテンゼロ素敵←
初めからノンストップの馬鹿騒ぎだけど
途中途中で一息つける場所があって
疲れさせない。
終始ふざけてばかりかと思いきや…?
夏の間に絶対読むべき
フルヒヒヒ
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誰もが森見登美彦っぽいと思うだろうけど、森見フォロワーって意外と少ない印象だし、面白い路線なので是非とも続けて欲しい。
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タイトルや表紙、ペンネームなどから受ける印象より、しっかりした構成の作品だと思いました。個人的にはそのギャップが残念!
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私は好きですよ。この不思議設定もそんなに気にならないし。
祭の浮かれた雰囲気がいいです。
35階から飛び降りた彼らをニーさんが語る場面が好きかな。
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とにかく笑える一冊!! ちょっと現実ばなれした設定がファンタジー要素を含んでいますが実際にはところどころに心に響く台詞がちりばめられていてぐっときました。 読後感が爽快で、むしろ爽快すぎて終わってほしくないとおもってしまいます
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ものすごく、好きな本です・・・!!好きすぎて図書館で借りたあとに買ってしまいました。個性的な登場人物にドキドキさせる話の展開!特殊能力を中二病的表現にしなかったというのがまた高ポイントです。魔王かわいいなー。表紙も内容をふまえてるので読んだあとに見つめると楽しいかもヽ(*´∀`)ノ
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森見登美彦や万城目に似たキャラクターたち
だからといってパクりとは思わない
不思議な能力を何となくそんなものとして受け入れてしまっている世界観が心地よかった
かといって魔王の過去に現れているような現実的な視点も持ち合わせている
祭りとはかくも不思議なものを内に抱えているのだ
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「小次郎君、君もか!」
とあるお祭りの日のおちゃらけドタバタ劇。
あの森見登美彦氏の文体、阿呆さによく似ている。
従って普通に面白かった。
「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話大系」「宵山劇場」
この三作のマジックリアリズムの部分をぎゅっと凝縮した感じ。
正直なところ森見氏の方が完成度は高い気がするが、突き抜け感はこちらの方が圧倒的。
なんといっても普通の人が一人もいない(笑)。
全員が能力(特技)者。ワンピースか!ジョジョか!
…違うか。
森見氏の作品、大好きだけどあまり数が多くないので、
朽葉屋氏の存在を知ったことで読みたい作品が増えた。
うれしいことだ。
続編もあるようなので、是非読んでみたい。