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2011/2/10 Amazonより届く
2012/1/19〜1/20
マル暴担当刑事の佐伯凉は、突然「環境犯罪研究所」に出向を命ぜられる。暴力団相手に無茶をしていた佐伯に対し、暴力団側は復讐を狙う。それを返り撃ちにしながら、研究所の職務を遂行する佐伯。その仕事も暴力団がからむものであった。
今野氏の初期作品の文庫化。初期作品によく見られる設定の暴力、武道、伝奇に加えて、警察小説の要素も見られ、今野氏の転機ともなった作品。
相変わらず主人公の佐伯は格好良すぎるし、白石景子、ミツコら美女も登場して楽しませてくれる。続編も楽しみである。
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アウトローヒーローもの、多分ハードボイルド?
1991年の作品だそうで。なるほど。かなり色々ツッコミどころはあるが、アクションヒーローものとしては楽しく読めた。
キャラ立ちもはっきりしている。設定は厨二。
でもそこがいいとおもう。
ファンタジー小説を読む感覚でどうぞ(富士見ファンタジー文庫くらいのかんじで
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習作だよ,やっぱり。
まあヤクザを殲滅するためにはこれくらいの警官がいないとダメだろうけど。設定がむちゃくちゃだ。
でもまあ楽しめるからいいか。
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ヤクザと戦う公務員のお話.
時代もあるのだろうが,設定やら何やら結構ひっかかりが多い.
その割には最後まで読んでいけた.
アクション小説として読むのが一番.
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うーん、かるーく読めたけど…なんか物足りない感じです。
続編も購入してるんですが、だんだん面白くなってくるのかなー?
色々と謎を残したまま終りましたが、どーなんだろ?
今後に期待ですね
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会社の帰りに読むものがなかったので、近くの部下がもってた本書を借りて帰った。さすがに時代を感じますね。携帯電話のくだりとか。解説にもある通り、作者が警察小説を本格的に書き始める前に
版元から伝奇アクションを要望されて書いたもの。初刊時のタイトルが「聖王獣拳伝」ですもの。しかし、読みなれた感じのストーリー、結構今後に引きずる設定、突っ込みところも沢山あるが、面白く読めました。大藪晴彦とか好きならこれもいける。「隠蔽捜査」から今野敏を知った人は違和感あるかも、ですが。
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テンポはいい。かるーく物語風にすらすらと読める。
ただ深い感じとかはまったくなく頭を使うことなく読む感じなので、暇つぶしにいいかな。
映画になるとまた印象が変わりそう。
ただ若干続きが気になる感じに書いてあるので、
このシリーズは全部読んでみることにしまーす。
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今野敏の初期作。
警察小説というよりは、どちらかというと活劇もの。
突飛な設定に面喰らったが、慣れてくると読みやすくなり、後半は割りとのめり込めた。
“拳法”、好きなのね、今野さん……。
それと、車もね。
リアリティは無いが、エンタテイメントとしては十分に楽しめた。続編も読むつもり。
白石さんが魅力的(^-^)v。
★4つ、7ポイント半。
2012.07.19.了。
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佐伯涼が出向先で暴力団相手に自分の武道で立ち向かう。
強いとはこういうことかと思う。
シリーズ物・
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クール&ハードボイルドな刑事小説のつもりで読み始めたら、少年漫画だった……(いや小説なんだけど)。真面目な刑事ものとして読もうとすると、突っ込みどころ満載というか、「おいおいおい……」という気持ちになってかなりアレのだけれど、途中で頭を切り替えて少年漫画を読むノリで読むと、けっこう面白かったです。ライトノベルではなく、少年漫画。それも最近のじゃなくて、二十年くらい前のやつ。「気を込めることで、突きの威力は数倍から十倍になるといわれている。」とか出てきて、なんていうか、ものすごく懐かしい気持ちに……。
それにしても、たしかこの方はものすごく多作な作家さんではなかったかと思うのに、それにしては文章がなんだかちょっと……?(大失礼)とか思っていたのだけれど、あとがきを読んでみれば、かなり初期の作品のようです。しかももともとは伝奇アクションとして発行されたということ。諸々納得。
そういう事情を思えば、この一本だけを読んで判断するのはアンフェアかなという気がするので、そのうち後年の作品をひとつふたつ読んでみようかなと考え中。
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佐伯デビューを観る
テンポがいいからあっと言う間に読める。今月は読書量が少ないからうれしい。小遣いかせぎの感覚。
荒さが残る作品だけれど、シンプルでわかりやすいからいいかな。シリーズ読んでみようっと。
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最近読んだ、もぐらシリーズによく似ており、話の展開に意外性がない点が残念でした。でも主人公が歴史上でも有名な一族の末裔で、武術の使い手という設か定が斬新で、読んでいて痛快でした。今回、内村氏がどんな人物なのかがほとんど明かされてないので、続きが気になります(^^)
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#読了。捜査4課の刑事である佐伯は、相手がやぐさとなると、非合法な手段を用いても叩きのめす。やり過ぎのレッテルを張られた佐伯は、環境犯罪研究所に出向へ。そこで担当するのは、やくざが産廃不法投棄にからむ事件。そこでも佐伯は。。。
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パッケージはすごく現代的だけど、一昔前の作品。何考えてるのかわからん短絡的な暴力とやたらと詳しい古武術描写が癖のある小説にしちゃってる。けど、なんというかハイペースで勢いはすごく感じた。
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マル暴刑事の佐伯が主人公の軽快サスペンス。テレビの刑事ドラマシリーズ物の第1話、という印象。古来から伝わる体術を身につけた佐伯は、暴力団との戦いではレベル100の安心してみてられる男。でも、微妙にヌケてるところがあったり(苦笑)。
じっくり読む警察小説ではなく、うん、人気テレビシリーズ的な感じ。レギュラー出演者の謎があまり解明されないままおわったなーと思ったら、以降、シリーズ物としてたくさん刊行されているらしい。
暴力の描写がちょっとグロいのでどうしようかな…と思ったけど、なんか、ノリで続きも読んでみよう。