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読み物としては面白かったが、作者の感情が事実と混ざって書かれている様な感じを覚えた。それにしても被告はもちろんの事、関係者があまりにも自己中過ぎて怖い。やっぱり育った環境が与える影響って大きいんだな~。
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結婚するのが怖くなった。この夫婦の関係は、二人しかもう分からないけれど、かおりが、何度やられても夫のもとに帰ってしまう気持ちは、よくわかる。
この作者は、話を作りすぎている気がする。
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彼女はなぜ夫をバラバラにして捨てることができたのか? 夫バラバラ殺人犯・三橋歌織の生い立ち、事件、結審までの人生から、現代の殺人犯の「心の洞」に迫る渾身のノンフィクション。
被告の心中を勝手に推測し「アタシは…」と一人称で書く。思い込みや決めつけも多く、ノンフィクションというより週刊誌の「黒い事件簿」みたいな…。
(D)
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表現力に物足りなさはあるが、著者の確かな洞察力と筆力にグイグイ押されて引き込まれてしまった。この人間味のない救いようのなさに後味の悪さは残るが、かなりの力作で面白かった。
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2006年に都内で起きた夫を殺害しバラバラにした妻、三橋歌織の事件のノンフィクション。
加害者である彼女の生い立ち、元々の性格の異常さ、夫婦関係とDV、事件当時の精神状態、裁判の内容まで。
正直、著者の主観と思い込みが入り過ぎてる気がして、面白おかしく書いている感じもしてノンフィクションとしてはどうなんだろう?という感想。
妻は、金に執着しプライドが高い。何度DVを受けて、離婚するといいつつも夫のもとへ帰り、
離婚を機にお金をふんだくることを目論んでいるのかと思いきや
相手の浮気の証拠をつかみ、優位に離婚できそうになったとたん殺してしまう。
夫は妻に一目ぼれ同然で求婚し、無職同然だったのに結婚してから一気にエリート、で幸せになっても良いはずなのになのにDVと浮気をやめられず、でも離婚には応じない。
今よく聞く共依存ってやつなのかなあ~と読みながら思った。
被害者である夫もかなり異常性を感じるし、そこのところももう少し掘り下げてほしかったかも。
そしてやはり思ったことは、重罪を犯す人の親って大体おかしい気がする。。。
この事件もしかり。
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図書館で返却されたばかりの棚にあって、たまたま目にして借りてみたが。
ほとんどが、裁判での証言についての考察。夫である被害者は死亡しているし、三橋香織被告の言い分に基づいて辿っていく。その点に客観性を書いている事は作者も述べている。(本書は真実を求めることが目的ではなく、被告を理解しようとするのが目的だからでもあるが)
でも結果、被告は「内省することのない、自己憐憫の塊であるモンスター」におちてしまうところが。。。う~ん。
幼児虐待やDVといった背景がいかに人間を蝕むかはわかるけど、なぜ作者が「被告について書かねばなるまい」と思ったのか、その衝動は共有できなかったかなあ。。。
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ノンフィクションライター?嘘でしょ?って思うほど作者の主観が入り込み、そして三橋歌織の感情まで勝手に妄想してさも本人が言ったかのように書いていて、うんざりしてそこら辺は全部読み飛ばしました。
平等に淡々と事実を書くのは困難なんでしょうかね。どうしても作者の感情が入り込んで読者をそっちへ持っていこうとする。
作者のノンフィクションライターとしてのレベルが低すぎて、犯罪事件の背景や事実を知りたいと読むとイライラします!絶対取材してない。
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どっちもどっち。
なんで歌織はこんなになってしまったのか
DVもあってはならないけれど 歌織の頭の中も理解できない
また歌織が社会に出てくると思うと繰り返さないか怖い
50代になって刑務所から出てきて老親の所で一緒に暮らすのだろうか 彼女は働くことは難しいだろうに