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SFじゃねーか!と途中からの展開にびっくりしましたが小説は物語も大事ですが~キャラクター性も~というをうまくつかった面白い話でした。
ただ結末がいつも通りだったのでちょっとそこは・・。
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この作者さんの
”2”を読み終えての逆戻り(?)
”2”へ向かう素材小説(例えが下手ですね)の一冊。
ちょっと考えさせられる
ストーリーの本題が
途中まではテンポ良く
後半はどんでんどんでんで
本題とは別に
頭使っちゃいました。
理系と文系の端っこの方同士を
ピトってくっつけた感じかな…
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「女の子に小説の書き方を教えていく話」というので、ラブコメとか普通の青春ものとか、そのあたりを予想していたけれど、読んでみると若干SFなミステリーという印象。
文章も読みやすく、話も面白いから、読後の余韻も含め全体的には好きなんだけど、『陽だまりの彼女』とか『ラブ・ケミストリー』とか読んだ後だったからか、7割くらい結末が読めてしまってちょっと残念だった。
ところで、付白さんと紫さんが時を同じくして「この世で一番面白い小説」という概念を持ち出してきたのは単なる偶然か、それとも何かしらの関連性があるのか?
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この作者さん2冊目。むらさきさんの新鮮な反応がかわいくていい。
紫さん自身もあそこまでボロを出さないのはスゴイと思った。
落ちは安定な感じ。後味良い。
ところでちらっと出てくる失踪事件は他作品と繋がっているんでしょうか?
機会があれば他作品も読んでみようかと思います。
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星3.5くらい。
西尾維新っぽい感じの天才ばかり出てくる
キャラクター小説に淫した感じがあって
それなりの面白さはあったけど、
個人的には評価は低め。
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野崎まど時系列リーディング中。「[映] アムリタ 」の次に面白い。この本のテーマである”世界で一番面白い小説”があったとしても、それは誰にも語れないのと同様に、この本の面白さをネタバレなしに伝えることは私の技量では不可能だ(笑) 実は、作者と同じようなことを発想したことがある、というか同じテーマの作品を昔読んだような気がするが思い出せない。批評家的なコメントをすると、他の方が指摘するように、前半にもう少し伏線がほしいところか。Ruby 愛好家としては、メタ○○○○な話は大好物。
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野崎まどさんの小説を読むのは2冊目。1冊目は「[映]アムリタ」
アムリタを読んだことのある方ならおわかりでしょうが、テーマはほぼ同じ。この世で一番面白いもの。前回との違いは映画か小説かというところ。
天才が主人公の前に現れ、天才と共に行動し、一波乱有り、一段落と思いきや最後にどんでん返し。
構成もほぼ似通っている。
とても面白かったが個人的にはアムリタの劣化版のように感じた。
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野崎 まど の書き下ろし『小説家の作り方』
しがない小説家に届いた女性からのファンレター。
彼女からの依頼は、小説の書き方をレクチャーしてもらいたいというもの。
その不思議な女性との交流から、思わぬ展開へ・・・という物語
後半は、まさかこんな展開になるとは!と驚いた。
いろんな伏線が張られていたんだ、と最後まで読んで納得!
文系小説かと思いきや、おもいっきり理系へ!
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【内容(「BOOK」データベースより)】
「小説の書き方を教えていただけませんでしょうか。私は、この世で一番面白い小説のアイデアを閃いてしまったのです―」。駆け出しの作家・物実のもとに初めて来たファンレター。それは小説執筆指南の依頼だった。出向いた喫茶店にいたのは、世間知らずでどこかズレている女性・紫。先のファンレター以外全く文章を書いたことがないという紫に、物実は「小説の書き方」を指導していくが―。野崎まどが放つ渾身のミステリー・ノベル改め「ノベル・ミステリー」登場。
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【目次】
I. 読者
II. 卵
III. レクチャー1
IV. レクチャー2
V. レクチャー3
VI. レクチャー4
VII. 誕生
VIII. この世で一番面白い小説
あとがき
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駆け出し小説家の主人公に、小説の書き方を教えて欲しいという少女が現れる話。
最初はただ単に逢瀬を重ねていくだけだが、小説の書き方のレクチャーをしていくうちに、少女のある秘密に気づいてしまう。そんな話。
小説って恐らく、ロボットには無機質な文は書けるけど、感情がないと書ききれないんだろうなと改めて思う。どの作家でもその作家の個性がでる。言葉の選び方、文の繋ぎ方、本から漂う雰囲気。本は偉大だ。同じ話を書いても、作家によって違う空気になる。
ただ、惜しむらくは、印象があまりないということか。
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どんでん返し、ではなく、敷衍。誰もが空想しながら途中で止めてしまうテーマをどこどこまでまでも推し進めていくパワーと軽やかさ。想像力の翼、という陳腐な表現があるが、この作者は言うなれば想像力のタキオンか。
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思いっきりハマった。
こんなに可愛い〇〇、初めて見た。
自分の中では、「この世で一番面白い小説」に限りなく近い。
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なにげにさらっとメディアワークス文庫にはそぐわない(失礼)ようなSF要素をどんとつっこんできたな。さすがは野崎まどというところ。SFだって言っちゃったらネタバレしたようなもんだけど、野崎まどなんだからそのくらいでおもしろさが減じられることはない(というより、むしろ身構えないで読むだけ楽かもというレベル)でしょう。
思えば、こういうネタを繰り出すための思考をやってるとknowとか書いちゃうようになるんだろうなとか。
えー?SF?という人たちも居るだろうけれど、とはいえ、手がかり、仄めかしはいくらでも散らばってるので、そういう謎解きだと思って読んでいればミステリにならないでもないし、基本的にはラブコメ未満的な、ラノベに良くある場面展開。にやにや笑ってればいいのです。ラスト付近、よく考えるとちょっと怖い気もするけれど、きっと大丈夫ですよ。野崎まどだし(ちっとも大丈夫じゃないな)。
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小説を書くことを巡る小説だけど、さわやかなSFミステリ。作品への気負いや憧れや逡巡など小説を書くことを巡る思いをストレートに書いてるようでオチで転換し、実は、人間と異なる異質な知性がはじめて「小説を書く」ことを体験するという話だったことがわかる。
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駆け出しの小説家のところに、女性からのファンレターが届く。彼女は、「世界で一番面白い小説」のアイディアはあるが形にすることが出来ないでいるという。かくして、奇妙な小説の書き方講座が始まったのだった。
勘がいい人ならタイトルと序盤で途中までは全容が見えると思う。「アンドロメディア」とか「ルサンチマン」好きな人なら好きそうな展開だなーと思う。「アムリタ」や「死なない生徒殺人事件」系列の、読後のなんとも言えない生理的に持っていかれるような感覚はあまりなくピュアな話だなーと。
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予想外の結末。
今までの作品を読んで一筋縄ではいかないだろうなと思っていたけど、この展開は予想出来ませんでした。