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web漫画時代から読んでたんですが、とにかく話の作り方が上手いというか発想がすごいというか、ああーそこに目をつけるんだー!っていう気分になります。
あと本当に絵が綺麗。
この人の作品は「西には竜がいた」というサイトと、amazon内で見れる「マトグロッソ」というサイト内での「ひきだしにテラリウム」という短編連作連載があるのですが、
「西には竜がいた」のファンタジー長編における世界観の作り込みもさることながら、「ひきだしにテラリウム」での短編ごとの空気感もすごい。どれも無料で読めますので、是非。
「かわいそうな動物園」おすすめです。
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前半のRPG4作品と後半の現代よりの話のバランスが良かった。ファンタジーな世界でリアルな話をする時はしっかり書き込み、現代社会でファンタジーな話する時は若干ゆるめの絵ってわけてるのかなぁ111208
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ゲームの中のファンタジー、現実の中のファンタジー、のオムニバス。読み終わったあとに残るふぁっとした何かが面白い。
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web漫画「リアルRPG(?)」がリアルファンタジーのギャグならこっちはリアルファンタジーのシリアス。
ベタなファンタジーとベタなシリアスを組み合わせた目新しさがある。
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短編集。ファンタジーとSFのミックス。どれも現実離れしているのに、不思議にリアリティがある。独特の雰囲気が魅力的な作品集。
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RPGの中の世界と現実の世界がごっちゃになったような世界観。RPG好きとしてはわくわくします。そして絵がうまい。
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短編集。
基本的に前半はファンタジー世界の中での現実的な問題が描かれており、
後半は現実の世界で人とファンタジー世界の登場人物(動物)が共存する様子が描かれている。
特に面白かったのは、魔王が勇者によって倒されたその後の世界を描いた「魔王城問題」、そして現実の世界で人とケンタウロスが共存する様子を描いた「現代神話」。
その他、どれもリアルとファンタジーの混ぜ方が絶妙で、不思議な感覚が楽しめました。
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「魔王」や「魔王城問題」が好きだったから購入したのですが、他のも面白くって大満足!
「代紺山の嫁探し」は人外×人好きとしてハアハアしました。どの神さまもイイワア。「現代神話」も異種族の違いが丁寧に描かれてて興奮じゃなかった好感。最後の奥さんの台詞も素敵でした。
「魔王」や「魔王城問題」はWeb版のスピーディーな展開も好きだったけど、特に「魔王城問題」はWeb版のが好きなんだけど、こっちのが経過が丁寧で伝わりやすいよな、難しいなあ。
「進学天使」や「竜の学校は山の上」は、何というか、刺さった。理解してるつもりが足を引っ張ってるだけだった。自分には大事だけど世間には必要ない。どっちも明確な正解(解決法)を提示してるわけではないので尚更……
マトグロッソ連載やfellowsなどに載った短編も大好きなので、次の短編集が今から楽しみです。
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最近よくあるファンタジー日常ものケンタウロスが家にいたら、とか古風なRPGっぽいファンタジーを日常に持ち込む感じの思考実験的な作品群。全然面白さがわからない。RPGファンには響くのかなー。発想は陳腐だし、キャラも普通。絵はうまいけど、これ以上読みたいと思えない。才能としては前時代的なのでは?
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いいファンタジーだ。人外好きゲーム好きにはたまらんよ。
『魔王城問題』
魔王を倒した後勇者が心を折っちゃいかんなぁ。不満があるなら変えていけばいい。民衆は勇者を支持するでしょう。でもこれがRPGのゲームの中の世界だとしたら勇者は王になるようにはプログラムされていない。勇者は魔王を倒しても勇者の役割を探し続けないといけない。勇者が勇者でいられなくなるなら存在できなくなってしまう。このゲームは残酷だ。魔王を倒しその後幸せになったとしっかりプログラムしてあげないとね。
『支配』
RPGの魔王の城の設定を生き物製造器と解釈するとは面白い。この発想ができることに嫉妬する。
『現代神話』
猿人と馬人、種族の問題はあまり関係ないように思えた。猿人であることが情けないんじゃなくて仕事が遅いことに情けないと思ってるのでは。でもマクロな視点で見ると種族間で大きな差が出ている。将来、猿人が淘汰されていくのだろうか。
馬人の欠点は……エネルギー消費が激しいことか。猿人だけのこっちの世界ですら食糧問題は目前に迫ってるわけで、そっちだと燃費の悪い馬人が増えると余計にきつくなるでしょう。人口比率などが気になる。
この世界では馬人がいるのが普通なのだから、進化の過程で馬と猿が交わって――と考えると大昔から猿人と馬人が共存していたはずで、猿人が未だに人口の7割であるとすると馬人の繁殖力はかなり低いことがわかる。だとしたら、なぜ就職率云々の話がこの時代になって出てきているのか。馬人が優秀ならもともと就職率は高かったはずで、どんどん猿人の就職率を圧迫しているということは、馬人は最近になってやっと社会進出してきたということか?なんだかよくわからなくなってきた。
もうちょっと世界の背景や歴史が知りたいですね。まぁ短編なのでどこまで設定されてるのかわからないけど。
花の神と結婚したい。天使ちゃんマジ天使。しーちゃんの背中乗りたい。竜に乗ってサラマンダーよりはやーいごっこしたい。
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勇者や竜やケンタウロスに天使、様々なファンタジー要素を取り込んだ短編集。非日常をテーマにしているのに、物凄く社会的な問題を描けていて、凄いなと感心。どの物語も大好きですが、特に「大紺山の嫁探し」が一番好きです^^
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勇者が魔王を倒したあとの世界だったり、人間とケンタウロスが共生する世界だったり、RPG的な要素満載のファンタジー短編集。市川春子とも共振する「身近にある非日常」の感覚が今っぽいマンガですねー。
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色んな話が収録されてますが、個人的に好みだったのは「現代神話」「進学天使」「竜の学校は山の上」の3つ。
実際こんな世界なら、ホントにそういう感じなんだろうなぁ、とスッと話が入ってきますね、ちょっとドキドキワクワクしながら。
ちょっと普通じゃない世界を描くのがとても上手で、この世界をもっともっと観てみたい!と思いました。
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RPGと現代を混ぜ込んでよく練った、
そのセンスにひたすら脱帽
その癖日常感を描くことにも長けている
数多の絵柄を話によって描き分ける、
その技量にもただ感服するばかりでした
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この面白さを誰かと共有したくてたまりません。
勇者、魔王、天使といったキーワードに心惹かれて購入しました。
切ない話が結構あるのですが、余韻が素晴らしく何度も読み返してしまいます。
ファンタジーとリアルが混ざった、表題作の竜の話が一番好きです。