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設定がユニークでちょっとフリーターっぽい内容。感動というより題材からエンタメ度が高く読後感もいい!微糖と聞いていたが自分には充分甘口かな。著者は読者ニーズに合わせた作品作りが本当に上手いですね。
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発売から4ヶ月弱。やっと読めました!!
ベタ甘感は控えめですが、ちょいちょい絡んでていいなー!!
有川先生の本は、だいたい1日で読み切っちゃう。もったいないって気持ちと、続きが気になってやめられないって気持ちが絡み合って、結局読んじゃう(笑)
次は8月に発売予定の『ゆず、香る』ですね♪
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地方の観光行政がメイン。もちろん恋愛もあるよ!
上野動物園のニュースを観ると、「パンダ誘致論」はまだ有効な気が・・・。
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お、面白い!!高知出身の作者が実際に観光特使を依頼された経緯から、実際の「おもてなし課」を取材して書いたそうです。本編の後に入っている鼎談で有川さんが「あくまで面白いお話として読んでもらったうえで、現実に生かしていただきたける情報や気づきを入れ込みたいなというのは、小説を書く時に常に思っていることなんです。」とおっしゃっているように、わくわくしてどんどん読み進められるのに、役所の抱える問題や地方の抱える問題なんかがありありと見える、そんな小説です。
比べるのもおかしいかもしれませんが、「もしドラ」があれだけブームになるなら、これはもっと広く読まれていい小説なんじゃないか、と思います。やっぱり物語のつくりがうまいので。就活している方なんかも読むと面白く参考になるんじゃないかと思います。
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新幹線はない。
地下鉄はない。
モノレールも走ってない。
ジェットコースターがない。
スケートリンクがない。
ディズニーランドもUSJもない。
フードテーマパークもない。
Jリーグチームもない。
ドーム球場がない。
プロ野球硬式戦のナイターができん。
寄席がない。
2千人以上の屋内コンサートができん。
中華街はない。
地下街はない。
温泉街もない。
金もない。
…けんど、光はある!
有川さんの出身地、高知県が舞台の地域起こしストーリー。
恋愛色は普段に比べて若干薄めかなぁ。
しっかし、また新しいジャンルで攻めてきましたね!
個人的に、吉門が好き。
飄々とした大人の様でいて、男の子的な可愛いとこもある。有川さんは女のキュンとくる「男の可愛さ」を書くのが上手だよねー。下手な人が書くとただのヘタレにしか見えない事もあるのにさ。
かっこよくて、でも可愛いとこもある。人間的な弱さもある。けど、決して弱々しくはない。むしろ応援したくなる。
こういう人間を書けるのが、有川さんの強みなんではないかと改めて感じました。
ちなみに、この本の印税は全額義援金として寄付されるんだとか。
流石有川さん。微力ながら、私も売上に貢献させて頂きました。
早く東北の方の有川さんスキーな方々もこの本を読めるくらい復興したら良いよね。ガンバレ、日本!
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「観光小説」ってなんぞや!?って感じでしたが、まさしく観光促進小説、読み終わるともれなく高知へ行きたくなります、もしくは自分のふるさとへも。そういう、作られたハコモノじゃない、当たり前にあるものたちへの愛しさが満ち溢れているような感じられた、あたたかい小説でした。
キャラクタの恋愛模様はいつもの?甘さで、こちらはまあ定番といえばそうなんですが、それでもその描写が多いなあと思ってしまったのは、観光招致話が面白かったからというのが大きいです。
今読むと巻末のおもてなしコメントが、けっこう切ない。
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軽妙ながらも繊細な登場人物の心の機微の描き方が素晴らしい。またこの作品は、作者の出身地である高知への郷土愛に溢れていて、思わず高知へ行きたくなってしまう。
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おもてなし課の若手職員の掛水史貴が、恋や仕事に奮闘しながら成長していくお話で面白いです。
作家の吉門喬介や清遠和政など、登場人物が、個性的で格好良いです。
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おもしろかった!!
県庁の話なのに、かたくない。そして、わかりやすい。高知県に行きたくなるし、旅行に行った時、新たな視点で看板やお土産ものを見れそう。
いつもそうだけど、読み終わった後の爽快感もいい。胸がきゅんとなるような展開も外れなし。買ってよかったなあという本。
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内容紹介
とある県庁に生まれた新部署「おもてなし課」。若手職員・掛水は、地方振興企画の手始めに、人気作家に観光特使を依頼するが、しかし……!? お役所仕事と民間感覚の狭間で揺れる掛水の奮闘が始まった!?
内容(「BOOK」データベースより)
地方には、光がある―物語が元気にする、町、人、恋。とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…。「バカか、あんたらは」。いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩む―いったい何がダメなんだ!?掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が始まった。
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映画の原作にもなっている。著者の実話も織り交ぜて現在の地方のあり方と、これからの課題が満載になっている。読み物としては有川浩らしく、等身大の主人公が様々な葛藤を乗り越えて行くのだが、最後はみんなかっこいい人になっていくのが爽快ではある。
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本に踊らされてるみたいでちょっとくやしいけど、(笑)高知に行ってみたくなった…!
今まで全然興味なかったのに。
とりあえずおもてなし課のサイトを検索してみよう。
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県庁職員がお役所感覚を自覚して、それから民間感覚を取り入れようと奮闘していく過程が面白い。
自覚できないほどの当たり前を打ち壊すには、横っ面をぶん殴られるるようなインパクトが必要。
失礼だが県庁職員ってどこかで人間味がない人たちに見えてたけど、頭の固さに怒るなど人間臭いところもあるんだと思えた。
有川さんが観光大使を務め高知をPRするために書かれた小説だから、高知に対する愛情を感じる。
自分の出身県はどんなPRしてるのかな。
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高知県庁観光振興部おもてなし課。
彼らは観光立県を目指して、動き出す。
が、しかしながらお役所ズブズブの彼ら。
やること成すことグダグダ。
そして、一番の敵は県庁そのもの。
はてさて、おもてなし課突破できるのか。
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彼氏のおつかいとして買ってきたこの本。いつも電車では詰将棋や新書を読んでるウチやけど、せっかくやし読んでみるかと軽い読み始めたんやけど、
メッチャ面白い!!!!
あとスゴく勉強になる。
観光政策ってスゴいクリエイティブな分野なのに、専門書で読むと「こうしないといけないのか」て考えが硬直する。けど、小説なら何が重要ポイントなのかがよくわかる。
ウチがキーポイントだと思ったのは
1、観光はストーリーを売ること
2、ストーリーもその土地にあるものでつくること
3、商売なんだから、おもてなしマインドが必要(本書なら案内標識、トイレ)
4、ストーリーとマインドを共有すること