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エンジニア出身のコンサルタントがコンサルティングに必要な身につけるべき、7つのテクニックについてまとめられている。
モデリング、ドローイング、ライティング、リーディング、アグリーメント、レビュー、ドキュメンテーション、についてである。
昨今、コンサルタントに求められるスキルは、数々の書籍やインターネット上の情報として広く行き渡っている。
そのため、コンサルティングを生業とする僕らは、それらの基本スキルを研ぎ澄まし、創造力や発想力を鍛えることで差別化していかなければならない。
おそらく、コンサルタントであれば常日頃から感じている、あるいは言われ続けるものだろう。
流し読んでみると、エンジニアが親しみやすいような言葉や概念で各スキルのポイントが説明されており、読みやすい印象である。
ITエンジニア出身の方には、ぜひオススメしたい。
ただ・・・あまりピンと来なかった僕は、実はITエンジニアではなかったのかもしれない(笑)
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最近要件定義をやってて、顧客の了解をちゃんと得るのはなんて難しいんだろう、と思ってヒントを探しに読んでいる。
けっこうふむふむと思うところの多い、素晴らしい本。
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ロジカル・シンキングにITのモデル/コンセプトを活用することで、説得力のある提言をする、課題をスムーズ解決するといった目的達成に必要な暗黙知的ノウハウを補う事ができる、というコンセプトのもとで書かれた本。
本書でも解説されているとおり、コンセプトに終始しがちなロジカル・シンキング関連の書籍のなかで、いかに議論の落とし所を見つけていくか、という実践的な視点を持って書かれており、扱われる方法論も実践的。
実践可能なロジカル・シンキングを学ぶのには大変有用である。
・ロジカル・モデリング(ITのモデルを使ったロジカルシンキングの概要。MECEPE、瀬割く評価フレームワーク3A3a)
・ロジカル・ドローイング(わかりやすい図や表を書くための方法論。モデル(データの実体)とビュー(表現方法)の分離・MVCドローイング)
・ロジカル・ライティング(わかりやすい説明を書く方法論。ワンパス・テキスト・ライティングを紹介)
・ロジカル・リーディング(他者に読んでわかりやすい文章構成の考え方。情報や発言方法の整理方法・FOCEP)
・ロジカル・アグリーメント(相手に納得/合意してもらうための論理展開の方法論、FIRE/AIMとおいう解釈ドリブンの考え、解釈ルールをアップロードしてしまう「能動的AIM」の2つの方法を紹介)
・ロジカル・レビュー(提案型ドキュメントの品質評価モデル、DQQ)
・ロジカル・ドキュメンテーション(提案のための調査/検討と、文書化を並行して行う事で、効率的な生産活動につなげる「W字型プロセス」の考え方)
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正直あまり期待していなかったが、とても分かりやすく実戦でも使えると思った良書。
maltというフレームワークがあると始めに読んだ時には、また新しいもので同じような内容だろうと思い、再確認の意味で購入したが、既存の概念を上手く活用?しながらロジカルシンキングを分かりやすく説明していた。
自身がエクスパートではないので、この手の本はいつも読むと疲れる割には実際の業務で活用できずにいたが、今回は活用を前向きに考えることを視野にいれて読み切ることができた。
シニアなコンサルタントには物足りないかもしれないが、新人にはぜひオススメしたい。
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コンサルスキルを見直すために久々に再読。
ロジカルドローイングと、ロジカルレビューの章は、目から鱗だった。やはり、一度読んでも忘れていることが多いし、自分も変化しているから、読み直すことに意義はあるなと。
発表するしないに関わらず、スライドを作っていくことと、スライドのチェックリストを整備することを決意した。
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いわゆるロジカルシンキングな本だけど用語やシチュエーションはエンジニア向けのものになっている。
特に提案や課題解決のときに使えそうなテクニックが紹介されている。
各章のまとめを把握しておくだけでも良いと思う。
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コンサルタントや合意形成に関わる者及び論文作成時のロジックチェックにつかえるフレームワークが記載されている一冊。システムエンジニアでなくてもおすすめ。
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資料上の表現方法や論理展開のフレームワークなど、エンジニア向けというか論理的に書かれており、なかなか参考になる部分が多そうでした。
書きっぷりが重めだったので腰が重かったのですが、もっと速く読んでおけばよかった。
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アナリストやコンサルタントは、独特の思考パターンと表現方法を組織内で受け継いでいる。
問題領域を解析し、それを伝えるメソッドについての解説。
エンジニアだけでなく、学生も主婦も、全ての人が読んで得るところがあると思う。
問題解決の必要のない人生はない。
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他のロジカルシンキングの本を読んだことが以前あったが、なかなか理解するのが容易でなかった。
本書は、ロジカルシンキングのテクニックがITの視点から捉え直し・整理されている。自身がSEなこともあり、内容が非常に頭に入りやすかった。
文章自体も平易でわかりやすく、とてもタメになる。