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アニメ映画の原作かと思ったら、HPで紹介されてるストーリーとはまったく違っていました。
簡易版、豆腐小僧という内容で、豆腐小僧の世界観を垣間見ることはできたけど、なんだか物足りなかった。
本のサイズが大きくて「豆腐小僧双六道中おやすみ本朝妖怪盛衰録」をまだ読んでいないんですが、豆腐小僧の世界を存分に楽しむには、こちらを読むしかなさそうだ。
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豆腐小僧を現代に蘇らせ、子供向けにした話でありながら、登場人物の位置関係がほぼ、ふりだしに同じで、やっていることと、語られている妖怪という概念についての解説も同じ。ただし、商業的に豆腐小僧の間抜けさが少々、なりを潜めて、可愛らしさを前面に出している。それが良い人には良いが、オリジナルの小僧を知る人には物足らない。また、小僧と達磨が離れてい登場しているシーンが多いため、シリーズ名物となっている達磨先生と小僧の掛け合い漫才が、殆どないのも残念。まあ、達磨先生に語らせ過ぎると話が長くなり、子供は退屈するのでしょうがないだろう。この現代で豆腐小僧が蘇った故に小僧が消えなくなったというのが、続編のおやすみの仕掛けとなっているが、商業的には成功していないくて認知度が低いので、また違うネタが必要となるのかな。
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この本はいろんな単行本からの再録本でした。
自分が未読だったのは後半の狂言台本と落語。
狂言の台本を書いていたことは知ってたけど、落語まで書いてたとは知らなかった。
しかもこの落語、やったのは春風亭小朝ってんだから驚きだ。
もしかしたら、TVで観たことがあるかもしれない。
このサゲ、聞いたことがあるんだよなー。
あ、豆富小僧についてはつばさ文庫の方をご参照くだされ。
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映画「豆富小僧」のキャラクターは可愛いすぎる。とやっぱり思う。小説と狂言、ともにつかみどころのないモヤーっとしたものを感じるから。
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豆腐小僧のジュブナイル版、だから豆富小僧なんですな。平成の世を舞台とし少年を狂言回しとして登場させていますが、骨格となるのは『豆腐小僧双六道中 ふりだし』と同じ。いやさ、この同じってとこがすごいなあと思ったんですけどね。よくもまあ、あの話をジュブナイルに置き換えたもんだと。最後の締めくくり方が、ちと突拍子もない気もしましたが、これはこれでありかな。妖怪は概念の具象化であり、いるけどいない、いないけどいる。この肝となる部分を理解出来るかどうかが問題なんでしょうね。(未見ではありますが、映画版はこの部分をどう処理したのだろうか? それともこの妖怪論を無視しちゃったのかな?)
併録された狂言や落語も面白かったですね。なるほど京極作品の滑稽さは古典芸能と相性がいいものだと思わされました。それぞれ舞台で観てみたい気にさせられましたよ。
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「豆腐小僧双六道中おやすみ本朝妖怪盛衰録」に続けて、本書を読みました。
豆“富”小僧IN平成です。
短編ですが、お話として、素直に楽しめます。(最後が「ふりだし」と同じ流れですね。このオチがお約束なのかな~)
他に、狂言台本と落語が収録されています。
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2011/5/3 Amazonより届く。
2018/10/11〜10/12
京極さんの豆腐小僧シリーズ。なんとも憎めない妖怪のお話。狂言にもなったんだ(新作狂言の貴重さは巻末の茂山千之丞氏の文に)。その他落語など、京極さんの多彩な才能が垣間見える。
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妖怪の「いるけどいない、いないけどいる」という部分の解説を、物語に乗せたらこうなりました、的な内容。
よくもまあ概念の解説に物語をかませたもんだ、とは思うが、やはり全体的に唐突感は免れない。
それでも読ませてしまうのが著者の筆力か。
それにしても狂言、落語と著者の守備範囲の広さには脱帽。
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豆富小僧のジュブナイル版。京極夏彦的妖怪観の入門編、かな。現代に現れた豆富小僧が過激派自然保護団体や金儲け至上主義者やおっとり研究者相手に大暴れ、しないところがミソ。
特別収録の故茂山千之丞さんの文章が、伝統芸能の今を考えさせられてすばらしいです。
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豆腐小僧が現代に復活!相変わらず、人と妖怪はべつべつのあらすじで進行していく、やはり豆腐小僧のコミカルさがひじょうにオモシロイし、展開もダルマのようにころころ!
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おなじみ豆腐小僧シリーズだけど。シリーズ番外っぽい感じもします。現代が舞台になった「小説 豆富小僧」や、狂言の台本等内容は盛りだくさん。狂言といっても堅苦しくはなく、くすりと笑えるものばかりです。
お気に入りは「落語 死神remix」。あの有名な「死神」の物語が、こんなふうに化けるとは。捻りが聞いていて、元ねたを知っている人も知らない人も楽しめそうな一作。
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映画の原案になったらしい子供向けの豆腐小僧。
子供向けでも、妖怪のうんちくと理屈はやはり京極作品って感じですわーw
狂言と落語の妖怪ネタ台本も収録されてるんですけど、こちらもおもろいです。実際舞台で見てみたいものだ。
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http://takotakora.at.webry.info/201105/article_4.html
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時代設定が変わって現代の登場人物が出ているけれど、根本はふりだしと同じ(当たり前だけど)。どうだろうと懸念していたけれど、十分にらしく面白かったです。しかし、出来ればいつもの張り子で表紙カバーが欲しいところ。
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豆腐小僧の小説,狂言,落語と盛りだくさんの一冊。
相変わらず豆腐ちゃんが可愛らしい。
落語「死に神 remix 」がおもしろい。