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心が疲れかけた時は宇江佐真理が効くなぁ
この短編集なんて、宇江佐市井物の模範回答集みたいな感じで良い。基本に忠実でブレない物語運びが良い。悪くいやベタなんだけど、ベタって悪い事か?
日常を一所懸命生きて、その日常の中に喜怒哀楽があって、色んな人との関わりがあって…
食うに困らぬ程度には豊かになった現代の日本、何かとスピードが上がったのに寿命だけは延びてしまった現代の日本、そんな日本でも基本的な部分は江戸時代とあんまし変わっていないんだと思う。
だからこそ、丁寧に一所懸命生きてきた江戸市井の人々の姿を読むと心がすっきり洗われるんだろうなぁと思う。
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最近お気に入りの宇江佐真理さん♪
江戸下町の堀を舞台にした短編集。
水のある風景って、好きです。
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江戸の町の堀を舞台に、町人から武士まで、悲喜こもごもの人情を鮮やかに映し出す時代小説集。
江戸時代、生活に密着していた堀。物質を運搬するだけでなく、人の心を時にはなだめ、時には悲しみを流していた。出会いがあれば別れもあり、時が過ぎ行くように、情も良くも悪くも静かに流れる。
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主人公と彼ら彼女たちを取り巻く人達、身の丈に合った生活を精一杯してますが、ふと、彼らにとって立身出世という概念があったのかどうか、知りたくなります。
いずれの著作を読んでも、ほのぼのとした読後感を持ちます。