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自分では、「むくわれない」と思っていても、
もしかしたら、周りの人は自分のことを「むくわれている」と
思っているかもしれないよ。
逆に、報われすぎるのは危険。
報われないと思ったときは、
「もし目の前に自分がいたらどう声を掛けるか」を考えてみるようにする。
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社会で生きて行くには、常に周りには他者が居て、その関係性の中に自分も居なくてはならない。
ついつい、仕事が出来るヒト、自分には無いものを持っているヒト、容姿の美しいヒト、賢いヒト、経済的に余裕のあるヒト、、、などを羨み、妬み、嫉み、なのに私は、、、と思ってしまう。その心理をわかりやすく、実症例を脚色しながら解説し、ほどほど、そこそこの自分の人生を肯定しよう、となだめてくれる良書。
さすがは精神科医。カツマー対決はもうやめたのかな?
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自分の今の人生が「むくわれている」か「むくわれていないか」を決めるのは自分自身ではない。
私達にとって大切なのは今自分が歩んでいるこの人生である。
むくわれなくても「仕方ない」という香山さんの考え方は一瞬冷笑的に移るかもしれないが、そんな事は決してない。
香山さんは必ず読んでいる我々への優しい言葉を最後に投げかけてくれる。
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どれだけ自分が望むような自分になったとしても、常にむくわれないという気持ちはなにかしら持ってしまう…言われてみれば確かにそうだな…と思った本でした。輝いている芸能人も、すごくお金持ちな経営者でも、幸せなのか。自分の夢がかなったとしても、本当に満足するのか?むくわれていると思えるのか?とても考えさせられました。
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この本を読んで「むくわれた」とは感じないが、当たり前だけど忘れがちなことを改めて文章で読むことで、思い出せるような感じ。
すごく行き詰っている時に読むと、ちょっと力が抜けるかもしれない。
全体的に言いたいことはなんとなく解るのだけど、事例などは、「むくわれない」という言葉に囚われすぎて、しっくりこない内容になってしまっているような気がしました。
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<特に印象に残ったこと>
*幸福の量は測れない
*精神分析学署のフロイトは、「患者さんが語るどんなことに不合理に思えることにも、なんらかの真実がある」と語った。
*無人島生活はツラく苦しいものであることはたしかだが、他人がいないからこそ、心は逆に落ち着いていられるのだ。
*「むくわれない」という気持ちは、「この人の方がむくわれている」と自分と比較する対象が現れたときに、いちなん強烈に襲ってくるのではないだろうか
*努力を気づいてもらえんかったとき・・・見返りを求めない行為
*よいことをした時点でむくわれている
*相手を配慮できない時代
*子どもに対してむくわれない・・・やってあげたのにという思い
*子育てのゴールは子どもの自立
*思ったことをことばにしてみる
*精神医学者に、笠原嘉という人がいる。この笠原氏は、無断欠勤や長期留年を続ける若手社員や大学生が増えていることを着目し、彼らの病理に「退却神経症」という名前をつけた
*→「しかるべき謝罪があってよいと思うのに、彼はその点どうみてもヌケヌケしていて、平気で仕事をやっている。そいう神経が一本抜けているように思え、周囲の人は心おだやかでない」
*「むくわれているかどうか」は誰がきめるか
*人を信じるということ。
*他人の痛みに心を通わせる
*私だけのタイガーマスク運動
*「もし目の前に自分がいたらどう声をかけるか」と考える
*「寝るとき『今日もいい日だった」と呟こう」と想像する。
*からだの声に耳をすましてみる
*「結果よりも今が大切」と唱える
*「むくわれすぎる人生は危険だ」と言い聞かせる
*亡くなった人が、ほかの人とあいだを取りもってくれたり、新しい分野への道を用意してくれたりすることがある
*知らないところでそっと「いいな」と思われていても、なんだか少しだけうれしい気持ちになってくるではないか。それもまた、十分に「むくわれている」と言ってよいのではないだろうか
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むくわれないと思うメカニズムが分かった気がして、とても、スッキリした。誰かと比べることで、むくわれないと思う。他人がいると必ず、むくわれないという感情が生じる。むくわれないと思う理由が分かって、今まで、もやもやしていたものが、スッキリした気がする。
むくわれないと思う事を解消するための考え方だったりを、書いてあって、とても為になる。読み終わった頃にはむくわれないという思いは無くなっていたようにも感じた。
むくわれないと思う心理だったり、むくわれたと喜びを感じるための考え方など、とっても、読みやすかった。たくさん、心に響くフレーズがあり、また、むくわれないと、思ってしまった時には、ぜひ読みたい。
比べない。自分は自分。自分なりにやりたいことを、やっていく。そんな風にむくわれないという思いが少しずつ消えていけばいいと思う。
リカさんの本は2冊目。
とても分かりやすく、読みやすい。
例えばの話も交えて書いてくれているので、内容もすっと入ってくる。
本当に素敵な本。
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「そうそう分かる分かる!」って思いながら読了。どうしても、隣の芝は青く見えるもので。でも、なんか人生の教科書のようでした。
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「まあまあ、ゆっくり考えよう。いや、考えたって答えは出ないのだから、ここは流れにまかせるか」
何も、原因を根本から究明し、徹底的に解決しなくてもよい。ほんの一瞬、心を未来や宇宙に飛ばして、別のことを考えてみる。
最終的には、「ちょっと不満は残るけれど、だいたいむくわれる」となるようにできている、と信じて、あとは心配せずに、自分なりにやりたいことをやっていけば、それでよいのではないか。仕事場への道を歩きながら、私はそんなことをよく考える。
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4.5くらい?
薄々わかっていたことを明快に語ってくれた感がある。何はともあれ第5章は覚えておきたいと思った。
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図書館で借りたのだが、買っていたらその場で破り捨ててゴミ箱にたたき込みたくなるほどダメな本だった。
精神科医の香山リカが書いた本。
この人はエセ精神科とか言われているが、まあ先入観に囚われずに本を読んでみれば意外といいことが書いてあるかもとか思ったけどやっぱり全然ダメだった。
要約すると「むくわれない」と言って自分の診療室を訪れる人のケースを延々と紹介して「(患者の状況に対して)でも自分はこう思う」「そうは言っても、むくわれてるんじゃない?」「むくわれてるんだから、むくわれないとか言って悩むのやめれば?」みたいなことだけがずーーーーっと書かれている。
本当にゴミのような本だった。
破り捨てたい。この世からこの本を消し去りたい。
こいつ本当に精神科医か???
これは自己啓発本とかじゃなくて、エッセイじゃん。
香山リカが患者に対して抱いた「感想」を日記のようにツラツラ書き綴ってるだけだ。
せっかく現場の医者なのに、その人の「むくわれなさ」はこうやって解決されたとか、患者と接しているうちに「むくわれなさ」を解消するにはこうすればいいと分かったとか、何も書いてない。
もう言ってみれば患者に対する自分の愚痴を書いてるだけだ。
「みんな報われてるのに、なんで私のところに相談にくるわけ?別に何も悩む必要ないじゃん」
みたいな態度。
もーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
これが本当に金を取っている医者か?無責任すぎる。
どうして、なぜむくわれないと感じてしまうのか?
それはその人のどのような感じ方、考え方が原因なのか?
それを改善するにはどうすればよいのか?
どうしたらこの人は幸福に、自分らしく生きられるのか?
それを一般人にはできないレベルで解きほぐし、解決してあげるのが医者として、カウンセラーとしての最低限の任務では????
人間としても医者としてもゴミのような人だと思った。
こんな人が私立の医大を出て、医者として活動してて、本も出せてるなんて、本当に「むくわれてるなあ」と思った。
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「むくわれた」「むくわれる」などはその時の状況や立場に寄って感じ方は違う。そう言ったことは自分の頭の中の悪循環を生んだり意味のないこと。
他人と較べるから生まれる感情かもしれない。
ただ、その時納得しても、時がたてばやはり自分の中に湧き出る感情・思いに支配されそうになる。
繰り返し読んで生き方、考え方の修正が必要な自分がいます
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なかなか研究上を結ばないのは、環境のせい私私の能力のせいばかりではなくて、私が現場で10分、満足しているからなのだ
今のままでいいんだと気づけただけでも私は十分に報われたのではないかと思っている。
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行間が広く、文章も平易なのですぐ読めます。むくわれないと決めるのは自分であり、周りとの比較やすぐに結果を求めるからそういう気持ちになるのだと。最後に、むくわれない気持ちに陥らない為のテクニックが7つ紹介されています。