紙の本
気づかない本人を置いて醸成が進む“小鷹ハーレム”
2011/05/24 19:08
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
本の中身としては同日発売の『ドラマCD付き特装版』と同じなので、「限定版」的な響きにどうしても呼応してしまう体質でもなく、ドラマCDも別に……、という御仁であれば通常版で充分であろう。表紙カバーが異なるが、これは先頭の口絵と入れ替えているようなので、イラスト的な損失も無いものと思われる。余談だが、純粋に可愛い挿絵という意味で絵師さんは今回も素晴らしい仕事をしている。著者近影のQRコードもチェックしておこう。
さて、内容としては、かなり“小鷹ハーレム”に偏ってきたな、というのが率直な印象である。少なくとも『番外編』を除けばかつてのような破壊的なネタが影を潜めており、隣人部のメンバー同士(というか、主に小鷹対女性陣)の気心の知れたやり取りが中心になりつつある。今回はいつになく幸村が言葉少ないながらも会話に参加する場面が多いため、合いの手を打つ人物が若干多い気はするのだが、幸村も隣人部でそれなりに頑張っているような気がしないでもない雰囲気でもある。何かにつけては小鷹の反応を伺いながらも、その朴念仁振りに嘆息する場面が繰り返されるところにラヴコメ的胸キュン成分は増したものの、本シリーズらしさというか醍醐味において少し物足りない部分も感じた。ただし、これは本巻の前後に見られた伏線的内容を意図して、その前振りのためにラヴ方面を重視したのかもしれない。話そのものは面白いし、頁数も多くないためにサクサク読める気軽さはある。
末尾に配された『番外編』は、ドラマCDの脚本に加筆・修正を加えて短編化したものなので、これを読めばCDの内容は判るのだが、これに限っては(もちろん褒め言葉として)かなりヒドイ。逆に、この内容ならば是非とも“声”を聴いてみたいと悶絶させられるかもしれないエピソードであろう。
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面白い(´ー`) 小鷹は爆発して良い(´ー`)
理科がまともになってきた分、可哀想になってきた。
愚痴係になってる気がするw
メイン2人はもう、変わらずの残念っぷり。
夜空の巻き返しに期待したいなー。
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リア充であることに気がつかないぼっち達のお話第六巻。
シリーズを通して言える事は終盤に次の巻へと続く布石を必ず残し、次巻であっさりそれを片付けてしまう書法は相変わらず。わかっちゃいるんだけど期待せずにはいられない。
話が盛大にあっちこっちいっているので夜空のお話が疎かになりがちだが、所々で彼女へプレッシャーをかける表現がチラつき始めた。
夜空さん頑張って。
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「はがない」もついにアニメ化!
ボーイッシュな夜空に井上麻里奈はよく合いそうで期待。
相変わらずアニメの台本のようでさくさく読める。
理科の報われなさが悲惨すぎる。
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狙いに狙った話だよな、とは思う。こういうのって個人的にはあまり受け付けないのが多いんだけど、この作品群は好きだ。
ただでさえ発禁スレスレなのに、アニメ化だなんてねえ。
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2011 5/25読了。ACADEMIAで購入。
しまったこれはどう考えてもドラマCD付き特装版を買うべきだった6巻。
小鷹が色々と残念な巻。特装版は言わずもがなとして、本編でもこれ鈍いとかいうレベルじゃないだろう。
そしてドラマCD脚本。マリア(声優は井口裕香)にげそげそ言わせるとか、絶対狙って書いたんだろこれ・・・店頭で特装版見かけたら即効で買う。
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タイトルに偽りありなシリーズ。
巻の終わりで意味ありげな「引き」をして何気に無難に終わってるという派パターンはそろそろやめてほしいかと。
でも結構ゲラゲラ笑いながら読んでいるので(電車の中では読めない程度には)、気に入っているというか、面白がっているのは確か。
まあ、中身があるとは思わんどけな。そういう意味では神坂に近い感覚か。
いつでもおわれるだろうけど、おわったら終わったでちょっと寂しいかも。
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購入当日に一気に読み終わりました。
いつもながら会話やストーリーのテンポがすごく良く読みやすい、
気がつけば、あっという間に読了してました。
アニメ化も決まったようで、いずれ人気爆発間違い無しだと思います。
興味がある方は先取りで読みましょう!おすすめ!!(^^)
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笑いました。でもギャグだけじゃない。
これだけのものを書くのにどれだけの計算、検討がされているのだろう。
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内容紹介
理科の発明品がきっかけで、夜空と小鷹の秘密が他の部員たちにもバレてしまった。『元友達』という(友達がいない人にとっては)極めて特別な関係を前にして、隣人部の人間関係にも変化が……!? 一方そのころ、学園の他の生徒たちは一ヶ月後に迫った学校生活最大のイベント、学園祭に向けて盛り上がっていた。いつかリア充になったときのため、隣人部も学園祭に向けて動き出――そうとするのだが……。例によって迷走を繰り広げる彼らは、果たして学園祭を成功させることができるのか!? 学園祭だけでなくリア充には不可避の「あのイベント」にまで果敢に挑戦する、大人気残念系青春ラブコメ第六弾、どこまでも残念に登場!
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正直、終わりが無いよ。内容もないよう。
こう言った少人数だけの閉じた世界での楽園生活ものは、確かにはじめは面白いけど、終わらせようが無いから飽きてくる。
後、作者の力量のためか、大人数の台詞回しが管理出来てない。
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11.06.13読了。メイド喫茶、占い、小鳩の誕生日うんぬん。ケイトさんの「もしくはそれ以外の関係」っていいなー
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一番嫌いな鈍感主人公のハーレム物になってしまった。だが残念さはどんどん重症になってるからつまらなくはないが。
特捜版のドラマCDはこの声優でこのシナリオはすごいと思う。
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はがない6巻ですよ.
しかし小鷹は残念だなぁ.
ラブコメの典型の鈍感主人公というスキル,
そしてさりげない行動からみんなの好感度が上昇しているが
本人にその気が無い,と.
彼女よりも友達が欲しい,と.
もう,隣人部の皆で友達でいいじゃないかよ.
文化祭,それはリア充の祭典.
リア充の,リア充による,リア充のためのイベント.
残念な隣人部もなにかしようとするが….
面白かったよ.
それはそうと,アニメのキャストも決まりましたね.
いやー,楽しみだ.
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小鷹・夜空・肉の恋愛模様にまったく進展がない。少しは本筋を進めてくれ
あとエロゲ主人公よりも鈍感な小鷹にはイライラしてきたよ?