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SORROW OF LOVEの「S」。カナシイ ヨッツノ コイノ モノガタリ。
いちばん最後に収録された『積極』の、最後の頁にしるされた河野裕子さんの短歌。
「青林檎与へしことを唯一の積極として別れ来にけり」
美しく鮮烈に際立つ。一陣の風が吹きぬけた。
ストーリーは川上弘美の「センセイの鞄」みたいだ。教授に焦がれるひとはずっとずっと若いけれど。
教授はね、好きな詩や短歌をご自分で編んだ本を授業にご持参するのだ。
お手製のテキスト「とりのうた」
読みたい〜。というよりも、自分でも作りたいなあ。
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コミックス全部持ってるんです。
収録されてる作品はみんな読んでるんです。
でも買っちゃうんです。書き下ろし目当てで(笑)
それくらい大好きな作家さんです。
人を好きになるというのはとても素敵な事だと思えるお話を描かれる人だとおもいます。
谷川史子さんの本は世の女子はみんな読むべきだと思うよ(もちろん告白物語も含む(笑))
なんなら教科書に載せちゃって男子も読めばいいよ。
ということでオススメ!
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10/13/2012 読了。
谷川さんの描く女の子は、ほっこりしていて
本当にかわいいのです・・・・。
最終的には、結ばれない話を集めた読みきり集ですが、
それでも、あったかい話なんです。
静かに1人で夜に読んでたので、号泣でした・・・。
「ココアブレイク」もお気に入りなのですが、
表紙のイラストの作品「積極」の鳥野教授が・・・、
すぐちゃんならずとも、きゅ~んとくるのではないのだろうか。
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「SeつないけれどSuきになって良かった」話がつまった読みきり集S。とくに好きだったのは「ココアブレイク」。
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教授を好きになる 積極 が一番すき
最後に青林檎を渡すシーン、美しく終わるなあと思う。
教授は好きな短歌や詩を本に書いて持ち歩いている。真似したい。。
ハッピーエンドじゃないからこその美しい世界。
谷川さんの作品は人を好きになるっていいなと思わされる。
別れるということのハカナサと綺麗さ。
毎日を大切に生きようと思う。
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単行本を売ってしまったため、
読めなくなっていた『積極』をまた読みたくなり、
文庫を購入。
やっぱり染みます。
言葉の力がびしびし伝わる。
思ったことを全て言うのが良いわけじゃない。
でも、言わずに終わるのもつらい。
他の話は自分の気持ちを口に出したから、
次に進めた話が多かったなあ。
皆、かわいい。
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久々に読んだ谷川史子さんのかこの作品。
切ない恋がテーマ。
こちらの切ない恋の物語も、いつ読んでも胸が締め付けられる。