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長野県の民間病院ではたらく若い医者が、救急医療の抱える問題と闘う話。医師や看護師と入院患者との触れ合いは、ある意味ではお約束のような流れですが、キャラクターが魅力的なので陳腐さを感じさせません。文体が読みやすいので、幅広い人に支持されているのも頷けます。
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一止
名前の由来が素敵でした!
現実と非現実
空間の使い方がハマりました!あの家があってこそ、それぞれの個性が際立ってる気がします。
あの家に住みたい!!
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なんとなーく手にしてみた一冊。時折吹き出しそうになったり、ぽろっとくるところもあり、心温まりました。続編も読んでみようと思います。砂山ブレンド飲んでみたい!
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確かに面白かったけれど、絶賛するほどでもないという印象。
主人公の奥さんがかわいくて素敵なひとだなぁと思った。
二巻目が文庫になったら読みたいかも。
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全く毒のない、さわやかな印象の残る作品。地域医療の問題点を中心に生き方を問う・・・みたいな感じで、定番といえば定番だけど、テンポよくきれいな文章が続き、心地よい。でも、36歳の自分にはちょっと物足りないかな。娘が中学生くらいになった読んでもらいたい。
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病気とではなくて、患者と向き合ってるんだなー。こんな先生がいたら良いなーと思える、心温まるお話。でも直接話したら、通じ合えないんだろうな(笑)
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安曇さあぁぁぁあん!! ずっと読みたかったこの本。やっと読めた。。。 個人的にはすごくよかったです。登場人物一人ひとりの個性がしっかりしているし、掛け合いも面白かったです。 映画では櫻井君と宮﨑さんが主演ということですが...個人的には違うと思います!!
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名物に美味いもんなし、ベストセラーにオモロイ本無し、が持論でしたが、売れてるから読んでみようという理由で読んで面白かった本はすごく久しぶりな気がする。
しかしラノベっぽい言い回し、マンガやアニメのようなキャラクターが自然に受け入れられる世の中になったことにちょっとビックリです。
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2010年度の本屋大賞で第2位をマークした作品。
その頃から読みたいと思っていたのだけど、すっかり忘れていて(^^;)、
気が付いたら文庫化されていた次第。
「24時間・365日対応」を謳う、信州の地方病院に勤務する夏目漱石かぶれの内科医が主人公。
毎日が激務、睡眠時間殆ど無し。そして、いつも「死」と隣り合わせでいる。
こう書くと実に堅い話のような気がするのだけど、全くそんな事は無い。
限りなく緩やかな爽やかさに溢れる佳作。読んでいると、時間の流れが変わった気がするほど。
末期癌の入院患者が死んでいく場面の描写がかなり見事。
淡々と表現されているにもかかわらず、静かな悲しみがジワリと響いてくる。
「死ぬ」という現象を、ここまで凛とした表現で示してくれる作品はなかなか無い。
なんとなく自然に泣ける・・・そういう作品だと思う。
作者の夏川草介は、そもそも医者であったらしい。
主人公・栗原一止のモデルは、まさに作者自身なのであろう。ある意味で、
非常にリアルな世界なのかもしれない。
僕はキライで無いのだけど、表現手法はかなり好き嫌いが分かれるかも。
とくに夏目漱石完コピ(^^;)としか思えないの主人公の物言いは、もしかしたら
ウザイ(^^;)と感じる人も居るんだろうなぁ・・・。
個人的には既にハードカバーで刊行されている続編も読もうかと。
文庫になるまではちょっと待てないなぁ、きっと♪
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評価が高かったので読んでみました。
一人ひとりが暖かくて、
イチのひたむきさや周りのかかわっている人たちの
おだやかな日々がいい。
でも、欲張るともう少し派生して
それぞれのストーリーを細かくみたかった部分もある。
好きなところは学士殿のエピソード。
あんな友情があればいいなぁと思いました。
強いて言うなら、
タイトルのようなロマンチックな感じではなかった。
でも、映画化…となると。
イチさんの個性的なキャラクターをどう描くのかなぁと
少し興ざめしそうなイメージなので
原作を壊さない程度がいいなぁ。
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年間100冊以上読んでも、本当にお気に入りになる本は1冊あるか無いか…。
今年は早くもアタリを引きました
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「一に止まる」で正しい。
一止にとって正しい生き方とは?
榛名はすてきすぎる。映画では宮崎あおいさんが演じられるそうだが、まさにそのイメージ。
夏目漱石の『草枕』も読みたい気分である。
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一止とハルさんが住む御嶽荘
信濃大学医学部付属病院
信州の一地方都市
ああ
わたしの大好きな
信州御嶽の麓に
24時間365日受け入れの本庄病院があり
患者たちの笑顔を見るのが楽しいと感じる
一止先生がいる
どちらかと言うと
ファンタジー風の書きぶりで
一止のキャラクターも
飄々としていて
明らかにフィクションだとわかるお話なんだけど
でも
きっと
日本中の
地方の病院に
一止先生のような医者はいると思う
人には向き不向きがあり
先進医療を目ざす医者もいれば
ひたすら死に行く年寄りたちを看取る仕事が嫌いじゃない医者もいる
病むというのは、とても孤独なことで
一人ひとりの孤独を取り除き
たとえ病気は治らなくても
生きることが楽しいと思えることが
たくさんあるのだと教えてくれる医者が
日本中の
どの田舎町にも
きっといるのだと
信じさせてくれる
ファンタジーではなく
ノンフィクションであることを
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映画化の前に読んでおこうと思い、文庫化を機に購入。
ありきたりな話だけど、いくつか涙腺がゆるむエピソードもありました。
学士殿を御嶽荘から送り出すシーン、一止が安曇さんからの手紙を読む
シーン。舞台が松本である事、一止の古風な話しぶり(夏目漱石の影響)、一止と細君の距離感、『救命病棟24時』的エピソード等、ツボにはまる要素が多かったので結構楽しめました。
意外と映画のキャスティングもハマっているのではないでしょうか。
映画の公開も楽しみです。
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お医者さんが主人公と言う事でちょっと難しい専門用語とか出てきて混乱しましたが、そこは主人公を初めとする個性的なキャラクターが中和してくれました(^_^;)
特に好きだったのが、学士殿と呼んでいる主人公の友人が故郷へと旅立っていくお話。悲しい話ですけど、心がほっこりしました。
泣けたのは、安曇さんというお婆さんが亡くなった時、主人公に残してくれたメッセージ。あんな優しいお婆さんに贈り物をされたらそりゃ泣けますとも。
主人公夫婦も何だか微笑ましかったですv