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哲学なんて自分と無関係!!
なんて思ってる人がちょっと手にとって
読んでみると面白いかも…!
逆にここで挙げられてるようなテーマを
日頃から考えて(悩んで)いるような人にとっては
内容が余りにも浅過ぎてかなり残念。
17テーマも要らない。
5テーマくらいに絞ればもう少し深みのある本になったのでは?
あと、もっと意見の対立が多くてもよかった気がする。
考え方はみんな多少違うけれども、
全体的に「答え」があるような展開に思えた。
もっと奇抜なキャラクターを登場させてもよかったのでは?
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読了:2011.08.**
タイトルにあるように、本を開けばカフェで向かい合う6人の姿がある。(本の中ではカフェという設定はないがww)
なんてことはない、でも答えの見えない、そこらに転がっている題材をモチーフに先生が話題をふりながら皆で話し合っていく。これは実際のセミナーでの話を本にまとめたもの。多くの参加者を六人に集約して展開する。その中でいろいろな哲学者の紹介もまじえている。
哲学というと、ちょっと犬猿しがちだが、この本は違う。是非、みんなとこんなふうに自由にはなせたらいいなと思ってしまう。日曜日カフェでこんな話をするのも粋かもしれない
ただ、話の発展のさせ方は難しいかも。先生役の人が一人いて、適度に軌道修正してくれるからこそ話が活性化され、中身も濃くなってくる。これを実際にやってみると、すぐに話題が途切れてしまいそうw
眠いからか全然まとめられない……また今度ちゃんとかこう
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世の中の出来事を17のテーマに分けて哲学した話がオムニバス風に編集されている。ソクラテスやプラトンからヘーゲル、ハイデガーなど古今の哲学者からサンデル教授まで登場し、カフェならではの気楽な感じで、テーマは真面目で深いですが、解説されている本です。哲学や歴史、政治哲学などのある程度の知識がある人は楽しめます。知識が少ないひとは、興味のある哲学者の著作を読んでみるとよいです。
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各テーマに対して議論形式で考えを掘り下げていく。手軽に他人の考え方を学べるので、こういったコンセプトは結構好き。ただ、どれも議論が浅過ぎて面白くなかったので、テーマをもう少し絞って、代わりに内容をもっと深く多角的にした方が良かったと思う。
また、有名な哲学者の人物説明もちょこっとだけで寂しいので、一人一ページくらいあったほうが良かった。
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哲学の入門の入門って感じか。
社会・政治・倫理などについて、7人の登場人物による討論形式で話が進む。
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哲学カフェって響き、なんとなくいいっすね。参加したことないけど。アート談義に花を咲かせるクアトロガッツのような。勝手に想像してみる。
なんにしても、この本みたいに敷居が低いことはいいことです。ファシリテーターの手腕は重要。
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哲学で頭の体操!コーヒーでも飲みながら、哲学談義・・と、いった感じで初歩的な哲学の世界に浸れます。テーマは「人間関係」「愛」「暴力と権力」「幸福」等。
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小川先生が主宰する哲学カフェでの議論をまとめたもの。様々な参加者の意見は面白いのだが、テーマにあった哲学者を毎回登場させるのはやや強引か。こういうカフェは面白そう。初級者向けにはちょうどよい内容だが、もっと知りたい人はやはり個別、専門書を読むべきか。
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小川先生の夢ナビTALK『哲学の本当の面白さ』(https://www.youtube.com/watch?v=9h3LDBS7ayQ)を拝見し,面白い先生だと思い,著書を読んでみました。
本書は,小川先生が取り組んでいる哲学カフェをもとに書き下ろしたもの。
そのため対話形式で書かれています。
「男と女は区別すべきか?」「正しいことは誰が決めるの?」「人間とはなにか?」など一見すると難しい問いであるにも関わらず,参加者が活発に意見を交換し合っている様子がうかがえます。
対話を通して人は学んでいけることを実感させられました。
ただ対話を成立させる場としての「信頼」をどう育めたのかについては本書を読んでも明らかではないので,実際に参加してみるといいのかもしれません。
いずれにせよ,難しい問題について人と少し話したくなる,そして考え続けたくなる,そんな気持ちにさせてくれる本でした。