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現代の自己啓発書が唱えているようなことをこの時代から書いているのはすごい。「行動」することで「感情」をコントロールできるというのは、現代にも通じるひとつの原則。
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あのように不機嫌な人がいるときは注意しなければいけませんよ。不機嫌は伝染しますから。74
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もし義務感のようなものから自分の態度を差し控えるなら、それは「隷属」と同じだ。そしてそんなものからくる身内の平和は窮屈で陰気な平和だ。95
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普段「幸福」についてなんて考えてなかったけど
自分の心の状態を「行動」で調整するって面白いと思った。
意識して実践したら
自分に感情に振り回されず、理性で制御できるようになるんだろうか・・・
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漫画だったからか、わかりやすかったです。
こういった話って、難しい本が多いので、助かります。
そんなに残るものがあったかは、わかりません。
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不幸を強制させているのは自分自身。
苦しいものが苦しいと知ってるなら、苦しいことに驚いてはいけない。
自分が幸福でいることが、他人への一番の礼儀。
とてもおもしろかったです。
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自分が幸福できることは他人にも1番の礼儀なのだ。
不幸を遠ざける方法:適度な運動
名馬ブケファルス「本当の原因」
人は苦しみばかりを見てしまうため原因に気づかない
不機嫌だったり苦しんだりしているは体の筋肉が緊張している
苦しいことに驚いたり、気を滅入らせてはいけない
病気は病気として我慢。
不幸な出来事が起きたとき、人は襲ってくる「情念」を「意志」の力で抑制できる。
自分が幸福になるという誓いがなくてはならない。
不機嫌は伝染します。
不機嫌の対処法は、親切な言葉を、感謝の言葉を言えばいいだけなのです。
不機嫌と同じように上機嫌も伝染させられる。
結構なお湿りですね。
「相手に合わせないといけない」ではなく、「相手の気持ちも考えてあげよう」というプラスの感情が大事。
人と接する時もプラスの感情が大切。
微笑みには「情念」の表情を不可能にする利点がある。
幸福とは、何かに打ち込める能力のこと。
恐怖という情念は、想像によって生まれる。
幸福は誰でも得られる。人は幸福を得る義務がある。
何かを求める時はすでに得たものと考え、感謝する。
思い詰めても、人間はそう簡単には死なない。
死のうとして死ねないのは、弱さでなく、生命力の強さである。
人は幸福を求める。しかし、人生には幸福ばかりが待っているとは限らない。ときには情念に支配されたり、突然の不幸が襲いかかることもある。しかし、人間にはそれに耐えうる力が存在しているのだ。それは、生命力であったり、幸福を求める力であったり、時には人の力を借りなければ超えられないものもあるかもしれない。
けど、もし、個人の幸福に満足できなくなった時は、惜しまずに分け与えることが一番なんだ。なぜなら、幸福は求める者にもたらされるものであり、豊かな人生を送るためには、人は幸福でなけれなならないからだ。
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『自分が幸福でいることが他人へのいちばんの礼儀なのだ』
この言葉にヤラれた。
幸福論は小説形式なり語録形式なり様々あるが、どれも取りとめがなかったので本書を買ってみたが…
人生のバイブルにするわ!
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おすすめ度:65点
エミール(アランと思われる人物)の言葉に響きを感じることができない。
次の言葉だけは肝に銘じたい。
「何かを求めるときはすでに得たものだと思って感謝してみてください。自分はすでに幸福だと思ってみてください。自分が幸福でいることが他人へのいちばんの礼儀ですよ。」
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アランのものを買ってからもなかなか読み終わらず、先に漫画で予習。なぜ人は不幸に思い悩み、幸福を求めるのか?幸福を得る1番の方法は不幸の原因について考えることではなく、まずは行動を起こすことが大事。軽い運動などすればよい。人は時間があるほど思い悩み、思考の深みにはまり、情念にとらわれてしまい意思を捨てる。本当の原因とは体の状態に関係していることが多い。考え込むのも不幸の原因のひとつ。多忙なひとほど幸福に近いともいえる。礼儀というのは堅苦しいものではなく、思いやりのことではないか。相手に合わせないといけないのではなく、相手の気持ちも考えてあげるというプラスの感情。笑顔を作ることで、自分が情念に襲われない。微笑むことで心に余裕がうまれる。人にも物事にも上機嫌で接する。真の幸福はそこから生まれる。真の幸福は本人と一体となっているもの。幸福は求めるものにもたらされる。豊かな人生を送るためには人は幸福でなければいけない。
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原本(小説)を読んでから漫画で再読するのと、その逆とでは違うようだ。当然のことであるが。
哲学書や古典は大いに興味はあるのだが、原本では硬すぎて難解な気がしてどうも食指が伸びないでいたところに、先日、夏目漱石の「こころ」(小説で読了済み)の「まんがで読破」を、ガソリンスタンドの待合室で偶然に読み、この「まんがで読破」シリーズの存在を知り、ポイントを要領よく押さえている感想を受けたことから、「まんがで読破」シリーズなら、お気軽に内容を把握できるのではという安易な気持ちも働き、当シリーズをいくつか検索してみて本書に辿り着いた次第だ。
やはり原本を読んでこそだと、一応は納得した。でも豆知識程度の内容把握と割り切れば、このシリーズも悪くないとも感じた。書き留めておきたい言葉もあった。これを受けて原本を読んでみるべきか、豆知識の充足のためにいくつかのシリーズに目を通すべきか、悩ましいところだ。
要は、心の持ち方次第だ、ということか。
しかしながら、「衣食足りて礼節を知る」のであるから、心の持ち様で対処できるためには、やはり最低限の社会的状況は確保されている必要がある。現在の日本は概ね確保されていると考えるが、世界を見渡すとそうではない国・地域とそこに暮らす人々も存在する。
心の持ち様くらいで悩んでいられる現在の自分は恵まれている。あらためてそう感じた。
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人間は自分の幸福だけでは満足できない生き物である。だから、幸福が沢山ある世の中になる。
そんな事が最後に締めくくられる。
人は没頭できることがある趣味があれば人生半分は勝ったみたいなところがあり、オレの彼女もドラマの脚本が書くのが好きで習い事まで通っている。
仕事もそれに関わる事がしたいといっているのが頷けるような気がした。そういう仕事は環境がよくないので反対はしているのだが幸福論を追求するならありかも知れない。
帰ったら就活中の彼女と相談してみよう。
「自分が幸福でいることが他人への一番の礼儀」う〜ん、イイね〜心うたれるわ。
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まんがで読破を読破するシリーズ。
ロランとドニという青年の物語を通して、幸福論を説くスタイル。
幸福とは「情念」に襲われないこと。そのためには「行動」をおこすこと。
ちなみに、読んだいる間、頭の中では明石家さんまの「しあわせ~って何だぁっけ、何だぁっけ、ポン酢しょうゆのある家さ♪」っていうCMソングがリフレインしていました。
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読んだときはかなり感動した記憶があるのですが、内容を細かく覚えていない…。自分から幸福を求めようとしないなら幸福になれない、という点は心の止めております。たまに忘れるけれど。
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ストーリー仕立てになっているまんがで、読みやすい。
結局、もっと詳しく読んでみたいなぁ、と思って、図書館で、文字の本を借りました。
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文庫でほどよいボリューム、原書の一部を物語仕立にしていて楽しめる。
どなたの漫画だろうかと思ったら(株)バラエティ・アートワークス=沖縄県浦添市の会社で個人名はなし。大変な作業だろうに、会社名でひとくくり・イラストレーターさんは縁の下の力持ち。
「読者の皆様には、本書が足がかりとなり、原典との橋渡しにはることを切に願っています」とのとおり、原典を読むかどうか試すにはいい本だと思う。有名だけど、全く読む気にならない本をあれこれ選んで読もう。
ドグラマグラなど、どうやって漫画にするんだろうと興味深いものも。