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難解で3度ほど読み返したがやっぱり難しい。でもすごく胸にずっしりと来る読後感。BL漫画というより文学作品を読んだ気分。1巻で出てきた洵くんの話と完結編である女賊の話。心を伝える難しさが最初の話にあって次の話では青猫、ネペンテス、蝙蝠の心の本質が謎になってる。経緯、結果は描かれているけれど結論は明確ではなく、読者がそれぞれに読み取るように仕向けられてる気がする。実際、読む度に新たなポイントが見えて前の解釈を否定しちゃったり。とても味わい深い作品で1巻から通して何度でも読み返したいという気持ちになる。
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2012/04/20
【普通】それぞれがそれぞれに複雑な心境であることは理解できるが、そういうのちょっと面倒くさい…(^^;) だからこそのジットリ感雰囲気だったり、幸福が死だったり、罠にハマらずにいられなかったり、組んず解れつ入り乱れちゃうんだろうけど…。 飽きないように逃げるという発想はよく解らなかった。 未練を残して痛みが少ないけど利息たっぷりな少額ローンでいくか、苦しいけれど一括払いでいくかってことなのか? 個人的には一括払いの方が好みなので面倒くさいと感じてしまうのかも。
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緑川伯爵のもとに引き取られていた洵(マコト)クンの様子が最近おかしい。異常にいち早く気付いた虎人(トラト)クンは、半年前からだと言う。原因は洵クンの家庭教師にあると察した青猫は…。洵クンと虎人クンの恋を見守る青猫と鶯。そして、因縁の宝石”マリアの涙”を巡り、過去の妄執に囚われた女賊ネペンテスとの対決が始まった!!世界一我が儘な探偵が社交界を舞台に怪盗と解き明かす愛の謎!!
ネペンテス編は大人の究極の愛、そんなに愛し愛される事ができるなんて悲しくも羨ましい
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久しぶりの探偵青猫。
変わらない世界観があって良い。
「ネペンテス」編は、かなり複雑で奥深い感情の動きが描かれていたように思う。
一度読んだだけでは理解しきれていないかもしれない。