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ちょっとシリアスなしまおさん。家族のこと、学生時代のこと、そしてちょっと意外な恋の話。いつもの雰囲気とは違って興味深く読めました。
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犬とか猫がたくさんお話に出てきたので良かったです。
多分これからしばらくツイッターがエッセイ調になると思います。
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同性代の同じオリーブ少女だからかものすごい共感できた。
特に人との付き合い方。みんなこんなふうに感じたり考えたりしているのだろうか。
それから意外と文章が上手だった。
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誰にでもありそうな何気ない出来事なのだけれど、年を経てから思い返すとギュッと胸が詰まるようにはかなくて大切なひととき。
普通だと過ぎ去ってしまってから気づくものを、しまおさんはリアルタイムで捕まえようとできる人なのかなと思う。
どこかで終わりを常に感じていて、だからこそ今を大事に大事に少し切なく見ているような気がした。
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第三の新人の島尾敏雄の孫の本。第三の新人は割と近いところにいた。『What'sマイケル』という言葉が飛び込んで来て、驚くとともに懐かしく、全般的に回想録。子どもの頃の話が多いです。
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ウイークエンドシャッホーでご活躍の島尾さん、読んでみたところ「おっ」という感じで好印象。まあ、好印象を大アピールと書くとひねくれ過ぎていますな。書こうと思って書けるものではないですよね。
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しまおまほ懐かしい。
後半は飽きてきたけど、思ってたより文章が上手だった。
子どもの頃の話が多く、わたしもいろいろ思い出したりした。
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「人生は意外と分かれ道がそのずっと先で一本になる事があるかもしれない。」
『ガールフレンド』というタイトルではありますが、女の子も男の子も、お友だちがいっぱい出てくるエッセイ。しかしどうも、個人的な好みでは、自分より少しでも歳が下の作家のエッセイは、共感できないようなところもあり、エッセイというカテゴリーでいえば、人生のセンパイ方の作品のほうがふむふむ感高し。
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『海辺の生と死』(島尾ミホ)と併読する。
どちらも少女のような印象だった。少女というか、幼子という感じだろうか。
人の核というか本質的な部分というのは、子どもの頃から変わることがないのかもしれない。
ただ、年を重ねると隠すのが上手になっていくのだけで。彼女たちはそれを隠そうとしないので、子どものような印象を受けるのだ。
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子ども時代の回想が異常に細かいです。
記憶力の良さはトルーマン・カポーティを彷彿とさせました。
あっちは小説家だし、小説として発表したから
もっと美しい文章で完成された物語になっていたけれど、
こちらはエッセイなのでヤマなしオチなしでさっくり突っ走ります。
記憶力はたしかですが、描写される風景に際立ったものは
特にありません。
ただ、彼女が有名人の家系に育ったという環境込みで見ると、
その風景や祖父母両親などが立ち上がり、
わりによくある友達とのエピソードなどを通しても
素直でまっすぐな好感度の高い人間しまおまほが透けます。
ふしぎな作品でした。
『文化人の身内』っていうジャンルがあれば、きっとソレ。
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まほちゃんは、良い友達と良い家族とともに良好な日々を過ごしているように思えます(ああ、まほちゃんが聞いたら、気分悪くするんだろううなあ)。
しかし、島尾敏雄・島尾伸三から繋がる一族を思うと、いろいろ苦労しているんだろうなあ。そう感じさせないまほちゃんは、すてき!
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割にどの話もさら〜っと流れて突然終わる。女の子らしい感性の話が多いです。最大公約数のアラサーオリーブ少女ってこんな感じなんだろうか。
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文豪の孫というと、(1)夏目漱石の孫・BSマンガ夜話でお馴染みマンガ評論家の夏目房之介さんがひとり勝ち、
(2)福永武彦の孫・声優の池澤春菜さん(爆走兄弟レッツ&ゴーで渕崎ゆり子とダブル主演!って見たことないですが。渕崎ゆり子さんって少女革命ウテナのアンシー役とおじゃる丸のカズマくん役で大ファンなのです。あ、池澤さんの仕事で押さえてたのはケロロ軍曹の西澤桃華とボイスラッガーがあったか)が猛追…。と勝手に思っていたら
(3)島尾敏雄、島尾ミホの孫で漫画家・エッセイストのしまおまほさんがここ最近急浮上。知名度で並べてすいませんすいません。
彼女を知るきっかけはTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウイークエンド・シャッフル」(通称タマフル)での唯一の女性レギュラーとしてだった。尾籠な話題(父親が火星包xと暴露)な天然ボケぶりにファンになり「女子高生ゴリコ」等旧作を集めまくった。オリーブ少女本にはついていけなかったが、この新刊は思わず楽しく読んでしまったのだった。
因みに、同番組ではしまおさんがラジオ警察兼ブログ探偵として有名人ブログや色んな意味で注目のラジオに突っ込むコーナーがあった(2012年春現在ではやってない)。
そこで紹介されていた僧侶二人がDJ(! 一人は落語家兼業)のエフエムくらしき「拝、ボーズ!!」でクラムボン原田郁子さんとしまおさんでゲスト出演した回もポッドキャストで聞いたりしてすっかり仏教に興味を持ち、同番組にハマってしまった。ローカル番組なのにギャラクシー賞を獲ってしまったすごい長寿番組。興味のある方はググれ。「拝ボー」の出張イベント兼公開録音「拝、ボーズ in 東京」にまで足を運んでしまい、しまおさんのイラスト入りチラシやグッズを買いまくった。
前座?の妖怪プロジェクトのライブに体力を使い果たし、ブレイク前の池田龍之介さんのトークもありここで睡魔に襲われ、トリ間際の桂米裕さんの落語中に中座して喫煙。yonepeeに中座した奴もおったなと後でチクっと言われたがビンゴ大会で米裕さんのおみやげゲット。そこで謝った。池田さんの話で眠くなった、談志師匠みたく客席の本堂(会場はお寺だったのです)で爆酔したら訴えられるかと思った等。我ながらひでえ。関東で桂米ピーの落語を聞ける貴重なチャンスだったのに…。
閑話休題。
ラジオでは自分の私生活や恋愛についてはガードが固いのだが、本書を読んでラジオとのギャップにたまげた。
はっきり言って檀xみ&阿川佐x子の共著本より面白かった。文章うまい。しかも短い一編一編の最後の文章がしみる。結婚願望ネタも自虐味がライトで誰かさん達と違い読んでいて辛くない。いえ、檀さんも阿川さんも好きですが(フォローになってねえ)。
恋愛関係の話を一切しない友人(主に男性や付き合いの薄い女性の知人友人?)と、恋愛トークや一緒に旅行したり買い物したりする友人(元同級生や女子の親友?)とでは交友関係にはっきり一線を画していると明言。タマフルとのギャップはこれだったのか。
祖父母のエピソードも父方の島尾敏雄・ミホの話題はさり��なく控え目、むしろ母方の祖父母のエピソードの方が多い。そうだよね、同居してた人の方がネタ多いのは当然だよね。ナニゲにしまおさんの矜持を感じた。続巻も早く読みたいです。
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彼女が出演しているラジオのリスナーとしては、番組での言動よりずっとシャープな文章にびっくりした。番組パーソナリティの「しまおさんは自分よりずっとたくさんのことを感じて日々暮らしている」という評が的確に感じた。
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「死の棘日記」を再読したくて図書館で探していたら偶然みつけたお孫さんのエッセイ。なんてかわいい女の子。他の本も探してみたくなった。