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事件は
2015/10/29 22:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らら - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか犯人がわからないまま連続餓死殺人事件に。
素直になれずツンツンする瀬名を、可愛いと思える上條がなかなか
よい味をだしていてよいです。
犯人もだいぶ絞り込めてきたけど、正解かは次の4冊目へ。
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待ちに待った3巻目。複雑に絡み合う糸が段々解けていきます。
じれったい恋模様も、上條×瀬名cpには進展があっていい方向に進みそう。しかし、瀬名のツンデレは一筋縄じゃいきませんね。めちゃくちゃ振り回されて、挙句の果てに犬並みの調教をされている上條は、一体…
上條がいい味出しています。一見瀬名に流されているかもですが、前向き思考で男らしくて、包容力があります。上條のおかげで瀬名はとても救われている気がします。
二人の掛け合いが楽しすぎ。緊張感漂う重苦しい雰囲気が、この二人の会話で一気に払拭されるのは見もの。
よし、ホモになろう!って、前向きな上條が最高です。
高校時代は頼もしい先輩と、はかなげな美少年だった二人が、年を重ねて微妙に関係が変化しているのは、読んでいて感慨深く、何だかくすぐったい気持ちになります。
一方の新藤は、父親の死で次期会長候補として緊迫した立場にあります。その中で瀬名への積年の気持ちを告白した場面には落涙。瀬名に感情移入してすごく胸が締め付けられるシーンです。でも、一応これで落ち着いたかんじ。無口な男はかっこいいけど、誤解されます。
そして事件の真相にも今回かなり迫っています。大勢の登場人物を巻き込んで目まぐるしく展開していくので、息つく暇もナシ。はっきり言って面白い。人間関係だけでも複雑で、しかも関連性を探っていく楽しみもあり、謎解きにも挑戦できて、幾重にもおいしいです。
今回、中でも際立ったのが、葉鳥です。ちょっとライトな口のきき方をする彼の本心が、痛いほど胸に迫りました。彼、ちっとも面倒くさい奴なんかじゃありません。心底新藤を愛している健気な男です。その気持ちを受けとめようとする新藤とのせつない心のすれ違いも、そろそろ結論が出そうな時にそこで続く?てかんじです。
葉鳥には幸せになって欲しいので、どんなピンチでも乗り越えて新藤の元へ生還してほしいです。
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恋愛面は2カプ共に関係が深まり、事件は真相に向けて進展、祥の状態も進行していて気になることがいっぱい。犯人が見えてきたけど、当初私が怪しんでた人物ではなかったw犯行の背景に何がどう絡んでくるのか。そして、祥の動きも気になる。上條と瀬名は和みカプ♪特に上條のあのセリフがツボ!瀬名との過去や葉鳥への態度で新藤の不器用さが露呈w新藤には葉鳥に立ってるBEフラグをなんとしても折りに行って欲しい!衝撃の展開で終わってるので次の完結編が待ち遠しい!タイトルがすごく気になってるけど、その意味もきっとわかるだろうと期待!
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事件の核心に迫ってきました。一連の殺人事件の関連性が分かってきて、糸を辿っています。きっかけは集団レイプ事件に関係していて。
新藤の恋人である(本人は愛人だと言うけれど)葉鳥が身体を張って犯人探しをしています。元暴走族リーダーで害者たちと面識のあったクジラとの絡みも軽快で面白い。
それにしても自分の事より新藤の為だけに動く葉鳥がエスの椎葉と重なって見えました。自虐的な性格で怖いもの知らずで、そんなに肩肘張らなくてもいいのになあと。
上条と瀬名も以前よりラブラブでした。心なしか瀬名が上条に甘える状況が多くなっているような。
最後の方に祥の別人格、ケイが出てきます。
気を抜けない展開での終わりでした。
次巻で事件の真相に辿り着くのでしょうね。
発売が待たれます♪
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いよいよクライマックスです。でも、あんな所で終わらないで~。大丈夫かもと思っても気になって仕様がないです。(ーー;)
上條と瀬名のカップルは笑いとなごみで作品の暗さを救ってますね。瀬名は不本意かもしれないけれど、笑いが取れるカップルは肝です。
とにかく4巻目が待ち遠しい!
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いよいよ事件の確信に迫った展開でどきどき!
上條×瀬名、進藤×葉鳥の恋愛模様も順調に進展していて、シリアスな事件パートが続く中で安心を与えてくれる。
特に上條×瀬名は笑えるというか、癒しをくれるというか。
二人とも可愛い!
英田先生は脇役を魅力的に描くのがすごくお上手だなぁ。
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『ダブル・バインド』
『ダブル・バインド2』
⇒『ダブル・バインド3』
『ダブル・バインド4』 ※完結
☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚
登場人物が多いよ。
未だに覚えらんね~(笑)
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1~4まで一気に読みました。
事件モノとしてみると☆4くらいつくと思いますが、これを読んでいる間、私自身が情緒不安定になってドンヨリしていので、あえて☆2つにしました。
別な見方をすれば、それだけ精神まで響いてきた、ということでもあるけれど…
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表紙からしてやられた!新藤さんの葉鳥に対しての本心に泣いてしまいました。そしてやっぱり葉鳥に死亡フラグ…!葉鳥のような自分の手の中にいるようで急に目の前から消えてしまいそうな受は攻にとっても酷く危うくて心配でしょうな…!
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直接の上司が席を空けた事もあり、上條は捜査から外されるが独りで動き始めた。事件の根幹である映像から犯人像と被害者予備軍と呼ぶべき人物たちが洗い出されるが、時すでに遅く3番目の男は行方不明に。
瀬名と新藤にも大きな節目が訪れ、それぞれの道を歩く大切な一歩を踏み出せそうだ。
「ケイ」に操られるかのように祥は殺人事件の犯人へと近付いていく。
手離す時の勇気。優しさが時には最も残酷な場合がある。
互いに歩み寄る勇気。向き合う勇気。どれも何某か傷つかずには得られない。この物語に流れているのはそこなのではないだろうか。