投稿元:
レビューを見る
『家日和』が面白かったので。
ここのところ読んでいた小説と単純に比べてしまえば、ごくごく平凡な夫婦、またはおとーさん・おかーさん・こどもという取り合わせの家族の物語数編。
とんでもなくドラマティックなことは起こらないけれど(あ、離婚は一大事か)、にやりとしたり、ジーンとしたり。
『ハズバンド』では「段取り音痴」という言葉ににやり。
『里帰り』は、「あるよね~」という感じ。過ごしてみれば楽しかった、充実感があったというネタだけど、うん、そう思っているうちはまだまだなのよね(にやり)
『妻とマラソン』は、手元にないから未確認なんだけど『家日和』で読んだ家族?
お母さんのフルマラソン出場に向けてまとまる、というか盛り上がるというか、ゆるい充実感と、ラストでちょっとべそをかいた。
何気ない日々に、感謝を。
投稿元:
レビューを見る
さすが、奥田英朗!どれも面白い短編集。しかし、いつものシニカルな笑いではなくホノボノした全てハッピーエンドな話。伊良部先生の方がやはり好きかも。
投稿元:
レビューを見る
『邪魔』『最悪』『無理』の様な作品とは違う人間臭さ。
こう言う奥田英朗の作品も好き。
さらりとと読めるのに、きちんと心にグッと来る。
投稿元:
レビューを見る
会社帰りに買って、その日のうちに読み終わってしまった。
・・・もったいないことをした・・・とは思うけど、奥田の十八番!
って感じの一冊でおもしろかったー。
問題はどの家庭にもあると思うけど、考え方ひとつで笑えるネタになるんですよね。
我が家もそうです。
不安なのには変わりないけど、不安要素を笑い飛ばせる一瞬があればなんとかやっていけると思います。
投稿元:
レビューを見る
さすが!何気ない物語なのに、何故か心に響く。悪意がなく、好感が持て、爽やかな読後感。最後の作品はラストで涙ぐんでしまった。
投稿元:
レビューを見る
読了。ハードカバーですが、家日和も好きだし、買ったから、買っちゃいました。やはり間違いない。買って良かった。自分の今の状況や、心の内と照らし合わせてしまい、泣かずにはいられませんでした。感情移入せずにはいられない。家族のいろいろな問題、いろいろ見つめ直すきっかけになるかも。少しだけ気になったのは、物語たちの主人公が、最後どうなったのか、すべてを読者の創造力に委ねている感じがしたところ。ちょびっとだけ、モヤモヤしたところもあるかな。マラソンしたくなった。最後の物語は、奥田氏の実話なんでしょうか。。。
投稿元:
レビューを見る
平成の家族小説シリーズ第2弾!
完璧すぎる妻のおかげで帰宅拒否症になった夫。両親が離婚するらしいと気づいてしまった娘。里帰りのしきたりに戸惑う新婚夫婦。誰の家にもきっとある、ささやかだけれど悩ましい6つのドラマ。
内容(「BOOK」データベースより)
どうやら夫は仕事ができないらしい。―あなたの家にもきっとある、ささやかだければ悩ましい問題。
投稿元:
レビューを見る
「我が家」をテーマにした短編集。
ちょっとしたことがきっかけでお互いの本音を知ることになる夫婦のドタバタが可笑しい。
その決着の付け方も「そうそう」とうなずけて面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
「家日和」に続く、家族もの短編集。楽しかった。
「甘い生活?」ひとりになりたい、ってすごい分かる。ケンカして治るのか?
「ハズバンド」せめてダメ夫の支えにと弁当作りに励んでたらいつの間にかそれが生きがいになって。素晴らしい。
「里帰り」自分たちの時間がほしい。分かるなー。最後はうまくまとまったけど現実は。うーん。
「妻とマラソン」読後ジョギングに出かけた。趣味にハマるっていい。家族の絆もいい。
投稿元:
レビューを見る
帯に「どうやら夫は仕事ができないらしい。」と書かれておりドキリ。甘い生活のほか短編集で読みやすそう!
投稿元:
レビューを見る
短篇集なのでひとつずつ楽しんで読もうと思っていたのに、ついついページをめくる手がとまらなくなって、読みきってしまった。
「甘い生活?」は一人暮らしの長かった私と結婚後の私の両方の気持ちを思い出した。でもあんなふうな喧嘩は私にはできないなあと思う。
「ハズバンド」に出てくる「段取りの下手な夫」には笑った。私の夫も段取り下手だから。でもあの奥さんみたいに心配したりはしないけど。
どの作品も、みんな本心では家族をとても愛しているのだということが伝わってくるので、読後感がほんわかするのだろう。
気持ちがささくれてるときに読むと癒されるかも。
投稿元:
レビューを見る
新刊の広告を見てすぐ買いに行き、一気に読み終わった。
日常生活の、ささいだけど重要な問題。
そして見つかるささやかな幸せ。
使い古された言葉だけど、
少し笑えて、少し泣けて。
こんな本が読めることが私の幸せです。
投稿元:
レビューを見る
誰もが共感する家族の問題を軽妙に描いた6つの短篇。「家日和」に比べると優しい内容になってますね…面白くサラッと読めた。
投稿元:
レビューを見る
色々な家族の形がある短編集。なんて事の無い感じなので嫌な印象は受けなかったが、逆をいえば何もない。1時間以内で読み終わってしまう位軽いので、暇つぶしにはいいかも。
オムニバスが最後に一本の線で繋がるようなストーリーだったらよかったのになー。
投稿元:
レビューを見る
以前読んだ「家日和」の続編ともいえるべき作品。
この路線・・奥田英朗もなかなか憎いね。重松清の家族モノ小説と少々似ているが面白かった。
世の中の家族には、一家族ごとに様々なドラマがある。
他人から見ればたぶん些細な悩みなのだろうが、その家族にとっては大きな話。
親と子。夫婦。個性と個性。お互いを思いやる気持ち。そんな誰もが何だか身につまされる話だ。
これから結婚する若い人にぜひ読んでもらいたい。
きっと新しい家族ができることって、幸せなことなんだなあ・・と感じ取ってくれるんじゃないかな。