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土居さんの実体験なのかもしれない。奥様を亡くした悲しみから立ち直る方法というか考えが書かれていた。目新しくはないけど、とてもしんどい人はヒントになるかもしれない。たぶん良書。
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妻の闘病の姿勢に触発されて生き方を考え直す夫。「本当の苦しみ」と「本当でない苦しみ」があるという。
他の人へ向けてのいらだちは意味がない。「心のフィルター」を通して自分へ向かえば状況は変わってくる。
親友の娘、瞳とのメールのやりとりをとおして思いを語る形式。
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期待せずに読んだがよかったです。現状に不満がある人や物事に迷っている人は騙されたと思って読んでみてください。救われるかもしれません。薄いし文字も大きいのであっと言う間に読めます。
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話の内容は以外や以外です。
内容というより、皆知っているはずなのに普段中々気付けなかったり…改めて考えさせて頂ける一冊になってました!!
全ての結果の原因は、自分の中にあるんですね☆★
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えちごや佐伯さん推薦と言う事で読んでみました。さすがに間違いはありません。何となく喜多川泰さんの「手紙屋」を思い出しました。この作品ではメールですけどね。
今まで学んだ事を、違った言葉で表現してくれているので、一段と実になった想いです。重要なキーワードが多いながらも、ストーリーが軽快で、流れるように読み進めてしまいました。
ありがとうございます。
以下、本書で共感した箇所です。
(page.63)
充実した人生は、「楽に生きる」ことによって得られるものではなく、「本当の苦しみ」を乗り越えることによってしか得られない。
(page.64)
どの道を選んでいいのかという迷い、それが心の揺れを生み、迷えば迷うほど、心の揺れは大きくなっていく。・・・心が揺れ動き、悩むのは、本気で意思決定していないからなのだ。
(page.73)
他者の苦しみが理解できるようになるに従い、これまでとは違った大らかさが僕の中に芽生えてきたような気がする。
(page.76)
行動すれば、必ず夢や希望に向かうための新たな情報や環境が現われてくる。
(page.81)
夢や希望を見失ったとき、人は往々にして辛い現実に自分を合わせてしまうものなのだ。これが人生なんだ、これが世の中というもんだ、と自らを無力な方向へと導いていく。
(page.94)
「苦しみはすべて自分の中にある」ということを受け入れることができるかどうかが、苦しみから自由になれるかどうかの分かれ目となる。
(page.98)
他者から無責任と言われて腹が立つのは、自分の中に指摘されるような無責任さが存在しているからだ。
(page.111)
心は、自分の考えたことを、行動に移すことで鍛えられていく。・・・思いと行動を一致させる努力の積み重ねによって、心は育っていく。
(page.138)
良いことも、悪いことも、すべて自分の中にあるものだから、ぶれることなくあるがままに受け入れればいいのだ。それが自然な生き方だと思っている。
(page.149)
被害者意識は、自分の中にある「本当の苦しみ」に向かうことはない。現象にしか過ぎない「本当ではない苦しみ」に刃を向けるからだ。結果、対立が生まれる原因となる。
(page.152)
被害は外からやってくるから、被害を及ぼす外に対して反発したり、闘いを挑むことになる。決して、自分の内面に向かうことはない。それ故、被害者でいる限り、自分の中にある「本当の苦しみ」に気づくことはない。外からやってくる「本当ではない苦しみ」をやっつけさえすれば、それで苦しみ、問題が解決されたと考えてしまう。
(page.160)
苦しみは、これまでの枠組みという限定した世界を打ち破り、その枠組みを広げさせようとする働きをしているだけなのだ。
(page.161)
些細なことにこだわったが故に、自ら苦しみを招いてしまうということはよくあることだ。
(page.175)
人間を成長させる大事なものは、苦しみの中に隠してあると確信した。
(page.192)
本当の愛、深い愛は、苦しみを乗り越えた先に��るのかもしれない。
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『7つの習慣』で言うと、第一の習慣「主体性を発揮する」が中心。
自立がテーマ。
「楽に生きる」のではなく、「生きるのが楽」になるような術を伝えようとしている。著者の実体験に基づいた奥さんの死に関する内容は鬼気迫るものがありました。
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若い人向けにメールでやりとりをする物語構成なので、平易な表現となっています。スピリチュアルな要素、死生観を見つめなおすような内容で、ぜひご一読いただければと思います。
ねとらじで語られているような内容も幾度とでてきていますよ!
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小説というより、カウンセリングとかセラピーに近い感じ。親友の葬儀で微笑を浮かべていた男が、死者の娘と交わすメールのやり取りという形で進行する。大部分は、その男の体験という形で、自己と徹底的に向き合うことで自分の欠点を知り、それを克服して主体的に生きることで、世の中の苦しみの大部分から逃れることができ、生きることが楽になるという教えが書かれている。仏教の教えにも近いかもしれない。
その主張には共感するところも多いが、「小説」ではないように思う。