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久しぶりの新宿鮫です。ハードボイルドですね。クールでタフな主人公には惹かれます。重要な人物が亡くなったり転機の作品でしょうか。今後も期待したいです。
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5年ぶりに刊行されたシリーズ第10作。22年ぶりに出所した男は、ある警官への復讐心を抱いて新宿の街に帰ってきた。その男の凶行を阻止するために、懸命の捜査を進める鮫島。やがて彼だけでなく、彼の身の回りの人々にも災難が降りかかる。最近、大沢作品はこのシリーズだけ読んでいます。過去のエピソードがいくつも登場しますが、とても懐かしく感じました。ある人物の去就で新たな展開を迎えるであろう次回作も期待しています。また5年も待つのかな・・・。
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新宿鮫シリーズ、なんと10作目。それも5年ぶり? う~んファンってありがたいものですね、忘れずに出ればこうして手に取っている。
今回の鮫島はいつもと違うぞ?
イメージ的におとなしい。女々しい、慎重だ。
ゆれている、ゆれている・・・
大きなダメージを受けて、立ち直れるのか。
全然関係ないんですけど、これって「ほぼ日」に連載されていたんですって。大沢さんと糸井さんがどうしても結びつかなくて。
他に載せてくれるところがな・・・・・??
あ~関係者の皆さま、すみません。失言でした。
言いまつがいです。
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新宿鮫のタイトルは著書の内容から読み取れない場合もあるのだが、本著はまさしくの「絆回廊」。極道の親分子分の、舎弟分の、同国人の、実の親子の、そして上司と部下、男と女の絆が絡み合い縺れた先にあるのは何か。捜査と推理を積み重ねて行き、マル対の目的が判明するに従って物語り全体の緊張感が最大限に膨らむ。鮫シリーズとしては、ある意味節目になるのだろうか。
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中途半端な結末には?だが、大切な人を2人も失った鮫島と、国家を巻き込んだ中国マフィアとの壮絶な闘い、劇的な結末を予感させる次作(おそらくシリーズ完結作)への期待が高まる。
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久しぶりです。今までの作品(正直ウロ覚えですが、すいません)の中でもかなり切なくつらいストーリーですね。ただ次回作への期待値は高くなりました。
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ここ数年、新宿鮫シリーズは元気がない。
ストーリー展開があまりにも、主人公である鮫島の都合の良い内容になっているからだ。鮫島が思いついた推理が的中する、というパターンが多すぎる。今作についても同じではあるが、作中の重要な人物が死ぬという内容は驚きである。今後の新宿鮫シリーズがどのように展開していくのか。
(あるいは今作で終了なのかもしれないと思わせる内容である)
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新宿鮫が帰ってきた。
5年振り、シリーズ10作目。
新鮮味がなくなり「風化水脈」以降、読むのを止めていたが、やっぱりこれだ「新宿鮫」だ。
警官を恨む刑期を終えたヤクザの暴走と中国残留孤児の子供たちの犯罪を疾走感のある筆致で描くなか、主要人物との「絆」を揺さぶられる鮫島。
傑作です。
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このところ静かめな作品だと思って読み出したら、今回もちょっと寂しすぎー二人も居なくなるなんて!!
2011.9.6
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はー面白かったー
「あんたなんか死んじゃえ!」
「今朝襲撃受けた所だ」
新宿鮫かっこいー。
新宿鮫はハードボイルドっていうか、
大沢在昌なんだよね。クレバーで生々しくて色気があって。
まぁ読め読め。
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いつもの新宿鮫シリーズと同じ感じで、私自身は本当は裏世界なんか知らないのに、知った気にさせるリアリティがある。
今後の展開も気になり次も読みたい。
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シリーズ区切りの10作目なのだが、ストーリーとしては全く区切りがついていない。正直言って本作品一作のみを読んだら、あまり面白くないと思う。
ただ、シリーズの中での位置付けにおいて本作がターニング・ポイントとなりそうな予感がする。
逆に言えば、次作を読みたいと思うなら本作を先に読んでおくべきだとも言える。
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「警察官を殺す」という強い恨みだけで、22年間もの長期刑を終え出所した男。その男が銃を入手したがっているという情報屋からのたれ込みから捜査を開始した鮫島。いったいこの男は誰なのか。誰を殺したがっているのか。何故殺したいのか。絡み合う新宿の闇社会や日本と中国を行き交う在日の裏社会。そして、恋人・晶のバンド、フーズハニイのバンドメンバーの恋人がクスリで捕まったという。クスリで捕まったバンドのボーカルが警察官の恋人という立場に、2人がくだした決断は。そして新宿署でほぼ唯一信頼のおける上司、桃井の身にも危険が迫る。
泣いた、、、。なんで、なんで、なんで死んじゃうの・・・。好きだったのに。ショック。。。このシリーズ、長い間出版されてなかったらしばらく読んでなかったけど、さすがの重量感。すぐに世界に入れた。読ませるわ。台風のおかげ(?)で貸出期間中に読了できた!
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やくざも恐れる伝説的アウトローが「警察官を殺す」との情念を胸に長期刑を終え新宿に帰ってきた。強烈な存在感を放つその男を阻止すべく、新宿署刑事・鮫島は捜査を開始するが…。
新宿鮫シリーズ10作目。最近はさすがにややマンネリ感があったが、作者もそれを感じて打破しようとしたのか、シリーズの流れを大きく変える作品だった。でも終盤は緊迫した場面のはずなのに、なぜかかつてほど手に汗握る感じではなかった。
(B)
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新宿鮫もシリーズ10を数えました。最近は、こういうジャンルの本はほとんど読まないのですが、この大沢氏の作品群はずっとフォローしています。ただ、もう卒業かもしれません。どんなシリーズ物にもいえることですが、「超マンネリによる充足感」を求めない限りは、初期作に込められたパワーを越え続けるのは難しいようです。