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とても勉強になった。とにかく一度読むべし。
そもそも原発を歓迎した国民は少ないのに、いつの間にか原発は沢山建っている。日本は民主主義なのに民意は一向に国策に反映しない国だよね・・・。
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読後に忌野清志郎のサマータイムブルースを聴いた。原発がいかに恐ろしいものか、今回の事故前から訴え続けてきたということでは小出さんも同じ。主義主張が終始一貫している。ブレていない。
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原子力に夢を持ち、研究に足を踏み入れた人間で、だからこそ真の危険性を知り、自分の考えを180度変え、脱原発を40年もの間 訴え続けてきた小出教授が、震災後に書き下ろした著書です。福島第一原発のこれからや、放射能とはどういうものか、原発の常識は非常識、原子力に未来はない、など、原子力がいかに負の遺産であるか、とてもわかりやすくかかれています。私たちが、自分の子供たちの未来に このような負の遺産を残してはいけないということを、深く考えさせられます。頭が悪い私にでも理解できた、原発の仕組みや電力会社のカラクリ。たくさんの人に読んで欲しいです。
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「原発の影響を完全に払拭するまで、全ての日本人が英知を結集して、長期にわたる対策を講ずる必要がある」とする著者の記述の視点が印象に残る。次世代に安心して日本を引き継げるよう、出来ることから頑張るしかないと思う。
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原発に未来がないことが理解し易く説明されています。日本が如何に危険な方向に向かいつつあるのが分かりました。これを読んでそれでも原発を推進すると言える人はいるのでしょうか。福島原発の問題が起きてなくとも遅かれ早かれ原発の問題は起きていたと思いました。
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原発系固め読み第七弾!
原子力研究者による原子力批判の本。よって脱原発のスタンス。専門家でも人によって見解が大分違うのだと知る。
福島原発について、放射能について、原発のシステム、開発背景、現在の原発事情について述べられている。
語りかけ口調で綴られた本なので読みやすい。万人向け。
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最後の章を読んだとき、ああ、日本はもうとりかえしもつかないことをしてきてしまったことを痛感する。原発が稼働すればするだけ、処理しようもない「核のゴミ」が増えつづける事実。この一点だけとっても、もうおしまいにしないといけないということが理解できるはず。
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3.11が起こる以前から核発電所の危険や廃止を訴えていた京都大学原子炉実験所 助教 小出 裕章さんの著書です。
いかに危険か、そしていかに嘘で固めた原発優秀世論かをしっかりと書かれています。
地球温暖化を止めるエースと思われている原発はその燃料や建設段階でいかに二酸化炭素を生むか、そして稼働しだしたら毎秒70トンという海水を7度高くして海に戻す地球温め器かとい事実。
300年という期間保存管理をする必要のある低濃度汚染のゴミ、そして高濃度の核汚染物質は100万年もの間管理しないといけないという恐ろしいゴミの山。
二酸化炭素を排出して未来の子孫に迷惑を掛けてはいけないと大合唱する以前に、アメリカ建国以前の時代からのゴミとなる300年もの低濃度汚染物や人類が果たして管理し続けられるかという100面年という先送り、そして今ある発電所の解体さえ方法論が無いという現実。
どう考えても核発電所は無用の長物であり、未来にこの時代の人間が恥ずかしいほどの贈り物を作ってしまったということ。
原発依存から脱却することは、今からでは遅すぎるぐらいであり、早くはないと言うことを全ての人が見つめ直すべきだと思う。
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危険性を訴え続けて40年
“不屈の研究者”が警告する原発の恐怖
“安全な被曝量”は存在しない! 原発を止めても電力は足りる!
いま最も信頼されている原子力研究者の、3.11事故後初の著書
著者の小出裕章氏は、かつて原子力に夢を持って研究者となることを志した。
しかし、原子力を学ぶうちにその危険性を知り、考え方を180度変えることになる。
それ以降40年間、原子力礼賛の世の中で“異端”の扱いを受けながらもその危険性を訴え続けてきた。
そんな小出氏が恐れていたことが現実となったのが、2011年3月11日に起きた福島第一原発事故だった。
原発は今後どうなる?
放射能から身を守るにはどうすればいい?
どのくらいの「被曝」ならば安全?
原発を止めて電力は足りるの?
など、原子力に関するさまざまな疑問に“いま最も信頼されている研究者”がわかりやすく答える。
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読めば読むほど原発は怖いと感じた。
そして著者は早く原発を止めるべきだと提唱し、
代替案はそのあとでも平気で、
次世代のために現代人は電力消費を抑えるべきだと言う。
しかし、それで経済発展は大丈夫なのだろうか。
この失敗を教訓に技術を進歩させるという考えはできないのか。
結論が、贅沢をするな、人類が生き延びる価値はあるか、
エネルギー消費をしろ、とか希望が見えない。
諦めに聞こえる。
人類の叡智を信じるのなら、希望を見出さないと
科学者とはいえないのではないだろうか。
後戻りする歴史などないことを知らないのだろうか。
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東日本大震災の原発関連図書の一冊として読みました。
福島県の一部の放射線量がチェルノブイリ事故の時の避難区域と同じレベルだということは知らなかったので驚きました。
代替エネルギーに関しての説明が少なかったのが残念です。
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今まで原子力発電所についてあまりにも何も知らなかった(知ろうとしてこなかった)私にとって、衝撃的な一冊。
技術的にはものすごく難しいことだろうことを、一般の人にも分かりやすく解説してくれている。
ここに書かれていることがすべて真実だとしたら、日本は、世界はいったいどうなってしまうのか…
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放射線は低レベルでも遺伝子に多大なエネルギーで持って損壊を与える。
だから、色んな病気を人間にもたらす。
やっぱ、原発はヤダ。
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最近、原発の本を様々読んでいるが、より細かい情報が書かれていました。
日本は、原発をどうしようとしてるのかが気になるが、日本以外の国が原発の危険性や効率のことを今回のような調査を始めて、反原発の流れになると日本を撤退をせざるをえないのかもしれない。起きたことはしかたがないが、本書でも記述されていることだが、原発に対してのより深い知識をえることで、自己防衛の重要性を感じた。
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原発事故以降にいろいろ調べたのでそこまで目新しいことを言ってるわけではないと思ったけど、わかりやすくまとまっててよかった。
書籍という形になってると両親もすんなり納得して読んでくれるのでありがたい。
長年原発に反対して声を上げ続けていた方と思うと頭が下がります。