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いや、別に出世したい訳じゃないんですどね…。(^^;
勿論、この本を読んだからといって、出世する訳でもありません(爆)。
出世する/しないはともかく、株式会社に勤めている人は(そうでない人も)、この本に書かれているくらいのことは知っておいた方が良いんじゃないでしょうか。自分が勤めている「(株式)会社」というのはどういうものなのか、ということぐらいは知っておかないと…、ねぇ。
就活中(&予備軍)の学生さんも必読かな。入門書としては最適だと思います。
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タイトルよりもオビ(身近なギモンも全て会社法に関わる問題です:役員報酬はなぜあんなに高いのか?倒産しても会社は甦る!?敵対的買収は必ず阻止できる?)が内容を表している。
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身近なはずなのに普段認識することのない会社法に触れるため購入。
仕事柄、有価証券等、株主向け開示に触れることが多いが、よくわかっていなかったことがわかる良書。
以下、内容。
・ストックオプションは将来一定価格で株価が買える権利
(値上がりすれば、決められた価格で買い、市場価格で売りリターンが得れる)
→市場価値を上げるという経営者のインセンティブとなるとされるが、株価ばかりにとらわれた経営に陥らないよう、過度なオプションは問題。
・種類株式、よく有価証券にものってるが、条件つき株式。残余、剰余分配請求権付のものが一般。
・少数株主
1%保有 株主総会で意見、議案を出す権利
重要書類を閲覧する権利
3%保有 会計帳簿回覧
違法事項請求権
・全部所得条件付種類株式
2/3の合意で他の全ての株式を回収できる権利
・親子上場
メリット・・子会社で資本調達可能、知名度
デメリット・・費用、子会社株主が親会社により不利な立場に立たされる、単体での利益より親にとっての利益追求に走り勝ち
・ポイズンビル(ライツ・プラン)
20%以上など無通知で株式を買い占めたときに派生。他の株主に時価よりやすく割り当て。
・新株発行
株主宛、第三者宛、公募の3種類
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平易に書かれていると思います
各章の最後にその章のまとめがされているので、頭の整理がしやすいからかもしれません
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会社法を分かりやすく説明してくれている本。法律の意味を分かりやすく説明してくれている。条文に書かれていることだけではなく、実際はどうなのか、テーマごとに書かれていてわかりやすいと思います。
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以前勉強していた会社法の復習がてらに読んでみました。
会社法の基本の中でも特にポピュラーな話題(例えば役員報酬や敵対的買収)に焦点を絞って書かれています。実際、会社に勤めている方知っておくべきことが必要十分にまとまっています。
一方、会社法の試験対策に読むのは少し不十分です。復習用として軽く見るのがよろしいかと。
十分読みやすいように工夫はされていますが、やはり法律の話なので読んでいるうちに眠くなります。本当は公開会社と非公開会社の種類、それに伴う決議の違い、設立をスムーズに進めるための変態設立事項など、普段の業務に関わらないところの方が雑学チックで面白いんですよね。
本のはしがきに「初心者が気軽に読めるよう基本原則を中心に書いた」とありますが、実は法律は例外事項の方が面白いんです。例外には必ず理由があり、そこに会社法の趣旨が眠っているのですから。意外と掘り進めた方が親しみやすいと思います。
といっても339条は「さっさとクビ」という語呂合わせしか覚えていない自分にとっては会社法を思い出すきっかけとなりました。
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会社法の一部をわかりやすく解説している。
全体として株主と経営者の関係と株式市場とはということを解説してあるように感じる。
「企業にとって株とは」ということをわかりやすく解説している。
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タイトルで損してると思う。
(はじめに)本書のテーマ
役員の報酬、株主総会における社長の立場、少数株主の権利、親子上場、敵対的買収、新株発行、倒産など
【日本の経営者は株価を上げようとしない!?】
わが国の経営者の場合、報酬に占める固定報酬の割合が非常に高いため、自分が経営する会社の株価を上げることによって経営者の収入が増える程度は米国企業の経営者のわずかに100分の1にすぎない。
(早稲田大学 久保克行『コーポレート・ガバナンス経営者の交代と報酬はどうあるべきか』)
【株主総会における採決と決議】
株主総会における採決の方法は、出席株主の意思が明確になればよく、拍手や挙手でも起立でも構いません。(中略)
多くの上場会社では、実際には書面投票や電子投票による議決権行使によって、現実に会場で票を数えるまでもなく、あらかじめ賛否が判明していますから、採決は拍手などの方法で淡々と行われるのが通常です――「2010年版株主総会白書」(商事法務)によれば、上場会社の株主総会の採決の9割以上が拍手によって行われているようです
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法律には疎い自分であるが、やさしめだったので最後まで読むことができたし、ある程度理解することはできた。
法律についてもっと学ばなくてはならないと意欲を掻き立てれた。
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企業の設立から清算までを会社法の規定に則り概説した新書。出世するためにはもう少し熟読しないといけないかもしれない。
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会社法の骨子について簡潔に解説します。タイトルの通り、会社で働く身であったとしてもそれを助けるのは会社法の知識。社会全体や株式市場、金融機関が会社をどのように見ているのか、それを知っているのと知らないのとでは大きな差が出てくると思います。
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会社法は条文操作が難しいのが特徴だが、本書では、条文についてはほとんど触れずに会社法のルールを簡潔に述べている。
全体像を俯瞰するには良書だと思う。
もうすこし判例が引用されていると、さらに良かった。
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勤めてるけどよく知らない、そんな「会社」。
近いけど、ある意味社員からは最も遠い面を持つ「会社」というものを会社法をもとに解説されています。
これで実際出世に役立つのは専務や常務になる頃、もしくは秘書室か人事部あたりに配属されたときでしょうか。
でも取締役とか株主総会とか買収とか倒産とかについてはなんとなくわかりました。
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2011/8/22読了。各章毎のテーマを読み切りで会社法を丁寧に解説。出色はブルドック事件の顛末に関する分析でしょうか。やっぱりタイトルで損してるな。
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誰もが知っているようであまり知らない、会社法について解説した本。主に株式会社の存在理由と、ステークホルダーとの関わりについて法的観点から書かれている。
敵対的買収やモノ言う株主といった言葉が流行ったのは数年前だけれども、その当時から法的な部分はほとんど変わっていない。どのようにコーポレートガバナンスを整備していくのか、経営者としての資質が問われる。