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前作の「陰陽屋へようこそ」から比べると登場人物の謎が解明されてしまった分、
少し面白さが落ちたかなというのが正直な感想。
ただ、その分主役の二人以外の登場人物に個性が出始めてきましたね。
特に委員長こと新聞記者志望の高坂君が俄然重要キャラになってきてます。
それと瞬太の祖母ちゃんが前作とは違うパンチのあるキャラになっているのも良い。
ラストはシリーズ化を目論み始めた意味深な終わり方になっているので、
今後の展開に期待したいと思います。
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“「あ、そうだ。おれ、どうせ授業中も寝てばっかりだし、高校やめちゃうっていうのはどうかな?」
「「絶対だめ!」」
みどりと吾郎は同時に言った。
「えー……いいと思ったんだけど……」
「あたりまえでしょ!せっかく奇跡的に都立に合格したのよ」
「陰陽屋さんに就職するっていうならまだしも、一日二、三時間のアルバイトのために高校をやめてどうするんだ。ちゃんと将来のことも考えなさい」
「うん……」
両親に異口同音で反対され、高校中退案はひっこめざるをえなかった。
「それに、高校をやめたら、もう三井さんにも会えなくなるわよ。いいの?三井さんと一緒の高校に通いたくて、飛鳥高校を受験したんでしょ?」
「か、母さん、なんでそれを!?」
瞬太は真っ赤になってうろたえた。三井春菜は中学からの同級生で、瞬太が常々、いいなぁ、と、ひそかに思っている女の子である。小柄できゃしゃでかわいくて、その上、いつもシャンプーのいい匂いがするのだ。”
今回も面白かったー。
高坂くんがなかなかお気に入り。
toi8さんの表紙も素敵。
“「もういいわ、ショウがそうやって逃げまわるつもりなら、あたしは一生、あなたの責任を追求し続けるから!」
高らかに呪いの言葉を吐くと、季実子はくるりときびすを返し、陰陽屋をかけだしていった。
祥明は、倒れるように椅子にへたりこむと、大きくため息をついた。
「悪かったな……」
珍しく槙原に謝る。
「びっくりした。最短失恋記録だ」
槙原は頭をかきながら苦笑した。
「すごく結婚したがってるから、相手を紹介してやったのに、なんだって彼女があんなに激怒したのか、さっぱりわからん」
「要するに、おまえにぞっこんってことじゃないのか?」
「そういう雰囲気は感じないんだが……」
「じゃあ、ただの面くいか?」
「結婚相手を顔で選ぶ女なんていまどきいるのか?」
「顔じゃなければ何だろう?陰陽師好き?貧乏好き?それとも逃げられれば逃げられるほど追いかけずにはいられない、ハンター体質なのか?」
「おいおい」
祥明は頭をかかえる。
瞬太は、季実子にだしそびれたお茶を槙原の前に置く。
「あの調子だと、祥明が結婚届、じゃなくて、婚姻届だっけ?にサインするまで、季実子さん、毎日来るかもな」
瞬太の不吉な予言に、祥明は肩をビクッと震わせた。
「キツネ君、なんて恐ろしいことを言うんだ!言霊って日本語を知らないのか?」”
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前作より狐である設定が生かされていたりして良くなっている。
他の狐の存在が匂わされたりとかも。
けど相変わらずの主人公の馬鹿さ加減だ。
しかも、接客をきちんと出来ていないのは読んでて違和感。
高校生ならもうすこししっかりできるような気が。
あと、バスケ部に入ってっていう件は必要だったの?
必要性が感じられない。もしかしたら次の前ふりなのか。
途中に出てくる遠藤の話で、あそこの中の良い二人の人間関係は入れ替え可能なんじゃないか?っていう問にきちんと回答してた方がいい気がする。
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陰陽屋へようこそ
の続編です
妖弧の瞬太君と陰陽師(インチキ?)の安倍祥明
妖怪と闘う正統派?陰陽師ものではないけれど、ほのぼの路線で好きなシリーズ
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いつものように図書館で借りて読みました。
ところがこれ、続編だったんですね…。
話全体としてはほのぼのとしています。ところどころでドタバタ感があるものの主人公と友達の仲も良くていいですね。
★を二つ落としたのは、展開がグダグダっぽいところがあったのと
主人公が祥明なのか瞬太なのかがよく分からないところ。
祥明が主人公だと活躍がいま一つっぽいんだよなぁ…。
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シリーズ第2弾の短編集
カバーの絵の雰囲気と小説の雰囲気、違うなあ~
もっと漫画的です、お話は
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妖狐の瞬太君がますます可愛い。
いい子だねぇ。
高校の友人達もなんだかんだと
仲良しでいいなぁ。
和みます。
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【NDC(9)】 913.6
【請求記号】 913.6/ア-2/2
【登録番号】 11543
【資料ID】 1001011543
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陰陽屋 第二弾。“あやうし”というわりには、ほのぼのとストーリーは展開する感じ。ほっこりした読後感は、前作同様。
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ようやく高校へ進学できたと思ったら、担任に眠っているのをとがめられ
それが終わったと思ったら、結婚してくれと雇い主に迫る女性。
女性と言うものは怖いな、と思う話が…。
お母さんとはまた違った方向性の怖い女子生徒。
それをきっちりと操る委員長が素敵です(笑)
今回最後(?)に親戚というか身内というか
血族かも知れない人がちらっと会話に出てきますが
入院していた人もそうなのでしょうか?
身内であっても、素性が分かりそうでも、仕事の秘密は漏らさない。
そんなお母さんが素晴らしいですw
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1作目を読んでいなくてもすんなり読める。
陰陽屋を営む祥明と妖狐の日常を描く。
全体的に文章は軽くて、派手な展開はない。
祥明の毒舌っぷりをもう少し楽しみたいところ。
妖狐の設定がもっとガッと入っていれば面白いんだけど。
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この作品は瞬太が本当可愛い!
途中読みながら笑った部分もありつつ、ハラハラ.ドキドキで面白かった♪
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読み終わりました!
…相変わらず瞬くんと祥明さんのコンビ!面白いです(〃ノωノ)
続きが気になって、またもや読み進んでしまった♪♪
それに瞬太くんが////
好きな子と一緒のシーンは私までドキドキしてしまい。。笑
読みながら瞬くんのこと応援してました☆
緊張するとキツネになりかかったりする所がかわいくて♡
そういうのをひっくるめて瞬くん可愛い(≧∀≦)
ふわふわの尻尾。。触ってみたい!
瞬くんばれないように頑張ってるけど
友達は気づいているけど、気づかないふりをしてくれて
こういうクラスメイトがいてくれて大切にされていて幸せ者だなと思う♡
もう青春ですね!!!
こういうお話大好きです(〃ω〃)
読んでいる私も楽しませてもらっています♡
続きが気になります♪
思い返せばこの本。。初めて開くとき目次を見たら
なんと「ゴースト・バスターズ」と(≧ω≦。)プププ
朝ドラのあまちゃんを思いだしてしまいましたww
しかも二度見してしまった(笑)すみません(^_^;)
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無事(?)に高校に入学した瞬太。
だけど高校の熱血教師がアルバイト先の陰陽屋に乗り込んで来たり、祥明に結婚を迫る女性が現れたりと次々とピンチが・・・
あいかわらずドタバタの陰陽屋(^_^;)
瞬太以外の妖狐の話も出てきたので、また続きが気になります(^^♪
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図書館。
読みやすい。本は苦手だけどドラマ主演の人が好きだから読んでみようかなって中高生ぐらいの方にも読みやすい作品だと思います。
キツネ君は誰がやるのか気になります。