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「是」の最終巻。
三刀一家のルーツの話。
っても、謎の人形師和記のことは、結局わからんかったなぁ。
うん、三刀家の人はいいんだよ。言霊使いで、それだけで超人的な感じだもの。しかし、和記はねぇ。まぁ、彼も常人とは違うところにある存在だから、結局のところ、常人ではない二人が出会ってしまったゆえに、紙様ができあがったわけだ。
うむ。
和記がいなくて、紙様がいなければ、ひっそりとほろんでいった一族だったのにね。
実際、作中で強力な頭首を失って、ほろびの方向に進んでいく。
が、それを踏みとどめる力になったのは、和記なのだ。
でもって、彼は彼の唯一の執着、真鉄のためにこの世にとどまっているように思ってしまった。
なので、真鉄をよみがえらせて、彼は、何を目指すのだろう。
カテゴリーはBLなのだ。
だからこそ、和記のそれまでとこれからを描ききることができなかったのではないかと、切なく思う。
うん、まだ未熟なカテゴリーなのかもしれななぁ。
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ファンタジーの完結。面白かったです。
でも、考えちゃいけないんだろうけど、考えてしまう。
この先、三刀家はどうやって子孫を残していくんだろう…
雷蔵と紺のカップルが好きでした(^-^)
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是-ZE- 最終巻。
前巻からの不穏な空気のまま、たまの明るい雰囲気が一層行き先の暗さを引き立てるよう、物語は始まりの時へ還っていく…
もうね、志水さんは全 言霊師×紙様 の救いを描き続けて、残るは和記だけで。
これで和記が救われないハズは無いと思ってはいたけれど。
和記の中で力一を失った穴は、永遠に塞がらないんだなぁ…と。それを確認したような最終巻だった。
最後の描きおろしは、和記の隣に真鉄も居て。一同勢揃いで幸せな一場面なのに。
力一だけがいない。
和記の寂しさが際立つようで、私は幸せな気持ちにはなれなかった。
でもそれできっと良いのだと思う。
ここが新たな三刀家のスタートなんだろうから。
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自らが惚れ込んだ男・力一(りきいち)と、彼に懐いてゆく紙様(かみさま)・真鉄(まがね)。 真鉄を抱きながらも脳裏に浮かぶふたりの姿に、和記(わき)の胸は疼く。 そんなとき、滝に流れ着いた傷を負った兄弟が、和記の愛する桃源郷に変化をもたらす……。和記の叫ぶ願いとは!? 超人気シリーズ『是-ZE-』いよいよ完結!! キャラクター勢揃いの描き下ろし番外篇も収録!!
(出版社より)
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あ~終わってしまった。一巻からずっと読んで来ました。ずっと楽しく読んでいたので、完結してさしまってもの寂しいです。でも、ハッピーエンドですね。最後に一族みんなと、各々の大事な紙様と一緒に写真を撮るところが、今の幸せを物語っています。和記は力一が好きで一緒にずっと生きていきたかったけれど、願い叶わず力一の一族をずっと見守って行くんですね。ほんと紙様って不思議です。ただの紙が人型を模しているだけのはずなのに、自我はあるし、人のように見えるし、魂が宿っているのかなぁ?歳をとらないところが魅力的でうらやましいです。真鉄も再生できたわけだし、全部のカプが幸せで大大ハッピーエンドです。
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一応本誌の方でも追いかけてて、最終回もそっちで読んだんだけど…まぁ、余韻があるといえば余韻のある終わり方...ハッキリ言うとモヤっとry…w そういう部分を補完してのコミック化なのか、「最終話」ってのが入ってた。
じゃ、あの「最終回」はなんだったの的な疑問がわいたりわかなかったり?w
最終話はオマケ的なエピソード。 あまりの大団円に直前までのドロドロが「え?なんで?」ってくらいhappyでしたわ。
この最終話、読みたかったような、あの最終回で終わらせててくれてもよかったなというか…複雑な気分です。
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CPによって楽しめるか否かの差が激しかったけども、はじめと終わりが好みだったので、読んでよかったです。 雷蔵と力一が好きキャラ(*´ω`*)
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シリーズ通しての感想。流石、の一言。多カプ乱立のお話が大好きだけど、よくここまでそれぞれのCPカラーを出しながら一つのお話としてまとめ上げることが出来る…。
和記はなんなんだ、とずっと思いながら読んできて、和記編を読んだ感想として、ただの人であった、と思った。そうであって良かった。後書きに「恋したのは力一」とあったのがすごくすごく良かった。キスひとつしなくても心を奪われたのは力一で、だからこそ本編軸の飽きて膿みかけた現代も力一の言葉があるから力一の子孫であるからああして居るしかない。やーいざまみろ人間らしく幸せになれー。
真鉄については、戻っている気がするけど、そう簡単に奇跡が起きては氷見は!?と思ってしまう。もし戻らなくてもその結果を目の当たりにしようと踏み切れた、今の現実を見ようと思えたのが和記の救いで、結末なのかなと。
いやほんと、どのカプもお幸せに。推しの彰伊×阿沙利と守夜×隆成は特に!番外編があるようだから読みまーすたのしみ。
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全巻揃いを中古でポチッて、未読のラスト2巻を初めて読んだ。
過去編は力一さんと若い頃の和記さんはかっこいいのに、穂積がゲス野郎にしか思えなくてムカついた(笑)。悪人が基本出てこない漫画なのに。言霊で誰かが殺しちまえと思いましたw。最後はハッピーエンドなんだけど、強引な展開な気もするなー。タイトル「是」の意味が分かる瞬間は良かったのですが。