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終戦間際の一人の女性の生き方を描いた漫画。
文化を知る一助にはなるが、あまり面白くはなかった。
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戦時中が舞台ということでもっと説教くさい感じかと思ったが全然違った。ただ日常を描いていてとても好感!独特の味が良い!旦那さんかっこいい…!
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前編・後編を一気に読みました。呉市のある家に嫁いだすずとその家族の昭和18~20年までの戦時中の日常生活を丹念に描いています。下調べは相当なもののはず。その当時の生活がありありと感じられ、それがほのぼのとした絵柄から感じられるのには驚嘆します。ユーモアも交えた描写で暗くなりすぎないところもとても良いです。
本当に、現代に生きられることに平和な日常があることに私達は感謝しなければいけません。戦時中の厳しい毎日でも強くたくましく生きた人達のことを忘れてはいけません。そして、今また震災により厳しい生活を強いられてる人達のことを考えなければなりません。
この作品が気に入った方は、「夕凪の街 桜の国」もオススメします。
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2011年8月5日テレビドラマ放映。北川景子、小出恵介
小さい版に落ちてくれたのでようやく読めました。戦時中もそこに日常はあったのですよね。
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セリフのないシーンがとても印象的。
お茶碗とリンさんのことに気づいてしまうところとか、お砂糖こぼしてしまうところとか、口紅貰うところとか。
自分のなかで咀嚼しきれない部分も多いので数年後に読み返してみたい。
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物語の舞台は昭和18~21年の広島県呉市。当時の庶民の暮らしぶりをほのぼのと描いた作品です。いつの時代も、お母さんは夕飯の献立に悩んでいたのですねぇ…。
(このマンガを読んで呉に行ってみたくなり、先日実際に行ってきました。偶然、大和ミュージアムで著者の特別展が開催されていました!)
http://www.yamato-museum.com/topics/exhibition/2011/08/post-1.html
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わたしはもちろん戦争を体験したことがないし、その悲惨さもよく知っているわけではありません。しかし戦争時代が辛く厳しいものだったということは教科書やメディアで教えられてきました。
ですがこの「この世界の片隅に」を読んで、ああこの時代にもこんなに愛おしくなるような日常があって、こんなにもあたたかい家族があったのだろうなあと思うと、自然と視界がぼやけてしまいました。
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今更ながら。戦時中の話とは言え(上巻の段階では)日常系。がっと切ない感じにしといて最後必ず笑いで〆る、昔ながらのお作法が和む。
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こうの史代の漫画はコマ割りがちょっと古い感じがして読みにくいのは確か。さらーっと読める感じではない。絵もめちゃくちゃうまいわけではない。
でも人物描写など、どこか人を惹きつける魅力があると思う。
すずさん、とてもいい。健気で天然っぽいところもあるのが。
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前・後編通しての感想。
戦時下という不幸な環境と、ひたむきさで生き抜こうとする主人公の物語。前向きに生きる大切さと環境へNoを言える力を?
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すずの右手はこうの史代さんが蘇らせた。戦争は日本史の教科書の中の話ではなく、普通に暮らす人々の周りにあった。もっと笑いたかっただろうね。
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母が、一人暮らしの私に送ってくれた漫画。お米とか野菜とかと一緒に「この漫画いいよー」ってコメントつき
でも正直、あまり好きな絵ではなかったから、半年くらい他の本と積ん読されてた。
BOOKOFFに売る本とか整理してて
たまたま読んだら、良かったーー
大袈裟じゃなく
いいことも辛いこともやるせないことも生きるってこういうことだなって
戦争がある時代も今の時代も変わらず
戦争って今生きてる人には現実味が全然なくて。ある意味、同じ人としての感情とか思いとか想像でしかなくて
遠い存在と感じてしまうけど
でもやっぱり今の私たちと同じで、だからこそ戦争は辛い、二度と起こしてはいけないと思った
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戦時中の広島と呉を舞台に、空想癖のある新妻すず、その夫の家族との関わりを柔らかなタッチで描く。最初はだらだらしたほんわかストーリーが続くが、ある事実を境に、ヒロインの心に風穴が開くことに。
昔の風俗がよく描けていて、そうとう資料集めをしっかりしたのだとうならされる。最近の漫画ではあまり見ない童話風の画風だが、意外に艶がある。
主題は、淡々とした日常に潜む女たちの悲哀といったところか。独特のセンスが光る。
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「夕凪の街 桜の国」が戦後を描いていますが、こちらは戦中。広島の呉が舞台です。
原爆が投下された当時が舞台。こうのさんの、やさしいタッチで家族の物語が描かれてます。
このタイミングで読めて良かった。
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戦争が起こっても、市民の日常という生活は存在し、続いている。広島から呉に嫁ぎ、結婚生活を送る主人公「すず」。戦場の最前線ではない、しかし軍都である呉での生活というシチュエーション。傑作です。