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ゴールを決めて走っちゃえ、とはビジネススキルでもよく言われる格言めいてるけど、それを地で実践した女性の話。
まさに死ぬ気になれば何でもできる。
1年後に死ぬために死ぬ気で働いて、体壊してその前に死にそうになったり、死のうと思うほど孤独だったはずがいつの間にか大切な仲間ができてたり。
ここまで追い込む自信はないけど、自分の甘えと今後の希望を見ました。ありがとう。
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すごくよかった。今年29歳になる私にとって、とっても大きなパワーをもらった。この方は集中力がすばらしい。
ぜひ見習いたい。死ぬ勇気はないがここまで覚悟してやれば、人間なんとでもなると感じた。
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感動というか、元気をもらった。
この人のすごい所は、あと一年と決めてから、何をすべきか考え、それに向かって努力出来た点であったと思う。
こつこつと。最初から100%の結果なんて求めちゃいけない。
ただ、こつこつと努力、努力、努力。
そんな風に思った。
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絶望、とまではいかなくとも、人生に不安や諦めや焦燥感を感じてならない。そんな時にお薦めしたい本。
小説として優れた文体ではない。
しかし、圧倒的な説得力がある。
就職難、派遣切り、婚活、介護
迫りくる年齢へのリミット。
特にイマドキの女性が
感情移入し易い状況(実話なので)であることも
読み易さを後押ししている。
死ぬ気になれば何でもできる。
ではその「死ぬ気概」を実際に
何かに昇華した例は今まで聞いたことがなかった。
彼女がこの余命で得た「人生を生きるコツ」に勇気づけられる。
「まあ、オンナの人はこういう道もね」
と、言ってしまうのは簡単かもしれないが、
本質はそこではない。
彼女がこの余命で得た「人生を生きるコツ」に
誰もが勇気づけられるはず。
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朝日新聞の広告で見かけて図書館にリクエストした1冊。
タイトルにかなりインパクトがありました。
「29歳の誕生日、あと1年で死のうと決めた。」
人間死ぬ気になれば、なんでもできるといいますが、本当に死ぬ気になって人生の落後者からエリートにはい上がった葉山アタリさん(仮名)の1年間がつづられています。
29歳の誕生日にたったひとりアパートで72キロのデブの女の子がケーキを食べるシーンから、30歳の誕生日には、ラスベガスで多くのVIPに囲まれてブラックジャックを黒いドレスに身にまとい47キロの美しい女性がしているというホントの話は、とても驚きです。
さらに驚くのは、30歳の誕生日プレゼントとして「生きること」を自分にプレゼントしてファイナンシャルプランナーの資格を取り大手の外資系の企業に正社員として働いている彼女がいることです。
人生を全速力で走る彼女のパワーは読者である私たちに感動を与えます。まさに『日本感動大賞』第1回目の大賞にふさわしい作品だったと思います。
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この本は、本当にノンフィクションなのだろうか?
あまりにも 「できすぎている」 気がする。
もし、実話なら、本当にすごいと思った。
死ぬ気になれば、ここまでできるのか、と。
ちょっと考えさせられた。
いや、私自身の考え方に影響を及ぼす一冊だった。
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実体験を小説化しているそうだが、興味深く一気に読み終わった。
死ぬ気になれば、何でも実現する。そんな気にさせるなぁ!
文句なく面白かった。
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日本感動大賞2010大賞受賞。
何を思って、この本を図書館にリクエストしたかは、忘れていた。
『29歳の誕生日、あと1年で死のうと決めた。』タイトルの本を手にして、暗い話だったろうなーと思いながらページを読み進めていくとググッーと引き寄せられ、一気に読み終えられ、なんとタイトルとは裏腹で、元気とパワーとやる気をもらえる感動作だった。
ノイフィクションという名の小説で、凄く楽しませてもらった。
正に死ぬ気になれば、1年でこうも変われるんだと思わさせられるそんな一冊だった。
29歳の誕生日に貧困生活でもあり、誰1人として祝ってくれる友達も恋人もなく、苺のショートケーキを前に30歳の誕生日に死のうと余命1年と思いたった日から人生のカウントダウンが始まる。
彼女は29歳の最後の日にラスベガスでこれ以上にないくらい派手に過ごして死にたい。カジノで人生の全てを賭けて勝負しよう。と思い立った時から、既に人生は軌道修正されていたんだと思う。
必死で足掻いて経験したさまざまな仕事や出会った友人によって、
30歳になったアマリさんへのプレゼントは、『命』だった。
人生楽しくもなくと嘆いておられる人達に是非読んで欲しい一冊だ。この本を読み終えたら、きっと何か勇気づけらてるパワーを感じられると思うし、ほのぼのした満足感でいっぱいとなった。
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題名通りだけど、なんか上手く行き過ぎなような…でも頑張ったんだろうな♪
2011.10.14
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「人間死ぬ気になればなんでもできる。」とはよく言ったものだが、
こんなやり方で人生の荒療治をした著者。
生きてくことが本当に辛かったんだろうというのが、
手に取るようにわかるのは、少なくとも自分も現在派遣で働いているからだろうか。
もっとも彼女と違うのは、私はひとりではない。
だから、女ひとりで、しかも派遣という不安定な雇用状況で働いていくということがどれだけ不安になるか、想像に余りある。
夢さえ抱けなくなるのかもしれない。
冒頭ひとりで祝う誕生日のくだりが忘れられない。
彼女は最高の最期を迎えるために1年間精一杯生きて、
最後の最後に自分との勝負に勝って、
結果的にはその後の人生も捨てずに自ら開くことができた。
それは彼女の究極の成長があったからだと思う。
ピンチはチャンスなどと、よく言うが、そんなに簡単なものでは決してないけど、彼女の潔さが彼女自身が持っている可能性を開かせてくれたことは、ある種の奇跡が起きたとしか言いようがない。
思ったより字も大きいからか、時間かからず読了できた。
文章も読みやすい。
ちょっと違うけど、これを読んで「ベロニカは死ぬことにした」を観たときを思い出した。
そういやブクログに登録してなかったから、このタイミングでしておこう。
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実話に基づいた作品で、同じ世代、同じ名字の方だったのでなんとなく買ってみました。
あるときに自分に絶望したとき(そして死にたくても怖くて死ねないとき)、どれだけ開き直ってこれからの人生を生きるかがとても重要だと思うんだけど、彼女ほど思いきりよくかつしっかりと前に突き進むのは誰にでも出来ることではないと思う。
1つのことを成し遂げた自信と達成感という快感が次の原動力になるんだと思います。
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私には派遣社員としての経験がなく、雇用の不安定さは心底理解することが難しいかったです。また、職場で一緒に働いている派遣社員の方達からも、そういった雰囲気を感じることができません。恵まれているということだと思います。だからこの主人公の女性が、タイトルにあるような決意に、少し不自然さを感じたところもありました。気持ちに大きく共感しきれませんでしたが、人それぞれ、同じ環境下で、同じ経験をしても、感じ方は全然異なる生き物です。その理由は、その人自身のそれまでの人生経験(仕事、遊び、読書、家庭、友人、、)から造られた感性に依存するからだと思います。だから、この主人公の決意から行動までの頑張りも、もともとこの人に備わっていた力だったんだと感じました。自分の部屋で感じた侘しさが、その”スイッチ”を入れたんだと思います。もし、それ以前の人生で違う形で、”スイッチ”が押されていたら、もっと早く、人生を”生き直せていた”と思いました。そういった”スイッチ”が入るためには、自分自身の心に正直な状態でいることが大切だと思います。そして”感じる力””気づく力”を少しずつ養っておくことも大切だと思います。(だから、本読もうっと!)
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2010年「日本感動大賞」受賞作。
光熱費さえ滞納しがちな 派遣社員生活の中
1人で迎えた29歳の誕生日。
ふとテレビに映し出されたラスべカスに魅了され
29歳最後の日をラスベガスで優雅に迎え
30歳になる日に命を絶とうと決めたアマリ。
そらからの1年を仕事3つを掛け持ち
貯めた150万円をもってラスベガスへ…
結局 その後の“余生”をも生きることに決めた
という作品。 ノンフィクションとの事。
まさしく死ぬ気でやれば 何でもできる!
だけど 感動とは違うような気がする。
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この人が感じてる人生に対する閉塞感が、私が感じてるものと同んなじでびっくりした。
立ち読みで読み切ったけど、また読み直したいな。
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あと1年で死ぬと決めた作者の1年間の物語。結局、死なずに生き抜こうと決めたのだが、ラスベガスでカジノをして死ぬという目標をめざして、必死で働いたことが今後の生きる目標をつくった。