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今夏(2011年7月)にジブリ作品として公開される作品の原作漫画。
少女漫画は案外、好きである。やはり女性の方が、感性が細やかだからだろうか。学ぶところもある。
1980年に「なかよし」に連載されていたというから、30年余り前の作品だが、この頃の漫画の絵のタッチは好きだ。竹宮恵子さんや里中満智子さんなど。
で、この漫画だが、強気でしっかり者の女子高生・小松崎海ちゃんと、麻雀・煙草とませているが恋愛に対しては一途な新聞部部長・風間俊くんとの、恋愛模様を描いた学園ものである。80年初頭という時代背景もあって、学園闘争なんかも絡んでいる。
漫画自体は素直におもしろいと思うが、スタジオジブリはなぜ今これを映画化するのであろうか?今の時代に、初心な恋愛であるとか、制服の私服化を目指す闘争劇であるとかを、そのまま映画化しても受け入れられるのであろうか。どこまで、原作をいじるのか気になるところだ。うむむぅ。
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2011年の夏にスタジオジブリの最新作として映画化が決まっている作品。原作は1980年になかよしで連載されていた漫画です。毎日旗を立て、10年前に遭難した父の帰りを待つ高校生の小松崎海は、海外にいる母親の代わりに兄弟や祖母の家事を引き受けています。学校で制服自由化を主導する風間俊と出会い、心が揺れ始め・・・前半が学園の話が中心で、後半は恋愛の話が中心となります。(2011.6.28)
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連載当時も読んでいたので、30年振りの再読。どちらかと言うと、高橋千鶴は別の作品の方が好きでした。だから何故30年前のこの作品が、そして何故ジブリが映画化しようと選んだのか⁇そして年代を何故70年代から60年代にしたのか、、映画の主題はどこにポイントを置くのか。学園紛争などの世の中の空気か?それとも10代の恋愛を含む心の揺れか?企画宮崎駿(団塊世代)、監督宮崎吾郎(団塊ジュニア)で原作の感想も違うだろうと思うけど、年代を変更しているあたり、無理やり団塊世代よりにしていそう。吾郎監督、無理していそう。上手くバランスが取れないと、せっかくの作品が迷走しちゃいそうに思ったのは、私だけかな~
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ジブリのCMが始まったので読んでみた。
冒頭の数ページは、
ジブリっっぽさを感じたが、
物語が進むにつれて、主人公の女の子が
急速に「女」になってしまって、
同時に、キャラクターまでも変ってしまったようで、
その展開について行けなかった。
ポニョもそうだったが、
かわいい女の子のあまりにも急激な「成長」を
できればジブリでは見たくない性質らしい。
「高校生の学園闘争」というフリは、大げさだ。
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『コクリコ坂から』は2011年夏公開のスタジオジブリ映画の原作。
雑誌「なかよし」に連載されていたマンガで、映画化を記念して新装版として復刊発売されたもの。
「コクリコ」とはフランス語で「ひなげし」のこと。
海で遭難した父親が目印にできるようにと、毎朝各国の国旗を掲揚している高校生の主人公”海”。
妹や弟、経済観念のない母や祖母と共に、下宿を営み、くるくるとよく働く女の子。
原作ではそんな海の学校生活や恋愛、家族や出生の秘密なんかが描かれていますが、映画ではどんなお話になるんだろう?
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ジブリ映画「コクリコ坂から」の原作漫画。
昔「なかよし」に連載されていた少女漫画です。
女子高校生を主人公にした
学園恋愛もの。
どういう風にジブリ映画になるのかが気になります。
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何かを感じ取ろうとすれば、得るモノ(心)がある作品。
何かに精一杯打ち込む姿は、男女問わずいつの時代も格好良い。ヒロインの真っ直ぐな気持ちに胸がキュンとした。兄妹という流れと最後の落ちは残念でした。
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ビニ本仕様だったからなー。買うまで少女漫画って知らなかった orz 韓ドラっぽい話だね。これはオッサンが一人で見に行ける映画ではないんだな、というのを悟った。
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(2011.08.04読了)(2011.08.01購入)
アニメ映画「コクリコ坂から」を見たので、文庫版で出ている原作も読んでみることにしました。(文庫版は、安くて持ち運びに便利だけど、視力が弱ってきている老人には、文字が小さくてちょっと難儀しました。)
映画と原作は、ずいぶん設定が替えてあるので、別の作品となっていますが、大きなテーマは変わっていない、というところでしょうか。
どっちが好きかと言われたら、映画のほうを上げます。
映画のほうが、真っ直ぐな青春ドラマになっています。映画では、若者の合唱もたくさん聞けるし。
漫画の主人公は、小松崎海、高校一年生です。(映画では、松崎海です)
高台の屋敷で、下宿屋をやっているのですが、下宿人三人のうち一人が男性です。獣医を目指している北斗さんです。海さんはこの人に憧れています。(映画では、北斗さんは、女性です)
映画での学園闘争は、部室の建て替え問題でしたが、漫画では、服装の自由化になっています。生徒会長水沼君、新聞部風間君、みんなの前では、いがみ合っているようですが、裏では結託して何かを企んでいるようです。
賭けマージャンで、生徒会のお金を使いこんでしまったために、新聞の売り上げを伸ばしたり、その他の企画で、何とか使い込んだお金の穴埋めをしようとしているようです。
海のお母さんは、カメラマンで、写真を撮るためアメリカへ行っているのですが、お金をなくしたので送ってほしいとか、どうも頼りない母親です。(映画では、大学の先生)
海の父親は、海で遭難し行方不明ということです。(映画では、朝鮮戦争のLSTで、となっています)
海さんの本命、北斗さんは、北海道へ旅立ち、海さんは、いつの間にか、学園闘争に巻き込まれ、風間俊に惹かれるようになってゆきますが、・・・。
(映画化されることがなかったら、決して手に取ることのなかった作品かな、と思います)
☆関連図書(既読)
「脚本コクリコ坂から」宮崎駿・丹羽圭子著、角川書店、2011.06.15
(2011年8月7日・記)
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ここから映画が出来たことが凄いと思った。
懐かしい恥ずかしい感じで話は進んでいく。
映画よりも登場人物の心情の描写が多かったかな。
映画見た後で読んで良かったと思う。
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友だちに借りて読んだ本。
これが映画になるとどんな感じなんだろう。
ジブリって感じが全くしなかったし…
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ものすごく少女マンガらしい少女マンガだったというのが第一印象。最初のうちは、絵のタッチに慣れなかったが、だんだん海ちゃんの人柄にひきこまれていった。最後には海ちゃんがいとおしくてたまらなくなってくる。映画でどのようになっているのか、見るのが楽しみだな!
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ジブリで映画化されたという以外、全く前知識なしで購入。
時代やらなんやらあるんだけど、主人公に罪はないのもわかるんだけど、
家族環境に突っ込みどころ多すぎて、話に浸れなかった…。
周りに流されず、自分で考えて行動するヒロインは小気味いいし、
周囲の人の面と向かっては出さない気遣いや優しさも、さらりとしていてすごくいい。
ヒロイン、メルは大人になったというより、
大人びすぎていた殻がはがれて、等身大の年相応の高校生に戻れたように見えた。
そこが読みおわって、嬉しかった(?)し、ほっとした。
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少女漫画なんてちびまる子ちゃんくらいしか読んだことのない者からするときわめて典型的な少女漫画だと本作を捉える。恋,順調な展開,主人公を悩ます障害,障害の解決によるハッピーエンドと,少女(読者)がカタルシスを得る見事な構造。
ジブリの映画にならなければ読むこともなかったと思うとジブリに感謝して,映画もみてみようと思う。
でも映画館にはいかないかな。来年のTV放送を待つだろうな。
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映画と違うとは聞いていたけどここまで違うとは(笑)。カルチェラタンが完全な映画創作とはなー。北斗さんがそんなに重要なキャラだったとはなー。
登場人物すべての性格が違うけど、別物と理解していれば、これはこれでおもしろい。いかにも古い少女マンガだなあという感じ。
コクリコとメルの意味は映画でも明言してほしかったな。