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毎度お馴染み、病弱な若旦那と
妖と人間たちの織りなす日常物語。
気付けば10周年ということで、今回は
鳴家のストラップ付き限定版も刊行!
とはいえ、限定版は500円お高いので
500円で鳴家を手に入れるってだけか。
でもまあ、このシリーズで間違いなく
“いっちばん”の存在感と人気を誇る
種族なんで、やっぱり欲しいわな。
それはさておき、本編は・・・。
今回は前作の影響もあり、切なめの
エピソードと、鳴家たちのどたばたとを
行ったり来たりしてた感じ。
前作はもーほんとに辛くて仕方なかったので
前作絡みのエピソードが一言二言あるだけで
思い出して目が潤んでしまったくらい。
屏風のぞき、若だんなに恩返し励めよ。
今作は1冊を通して横断する物語がなかったのが
残念だったけれど、その代わり話毎に料理レシピが
載っていたりして、全体のまとまりは悪くないと思う。
前作の話をさくっとぶったぎって新展開だったら
それはそれで悲しかっただろう気がするから、
今作の序盤でその辺の回収をして、のんびりとした
日常も描いて、その上で終盤で、少しずつ変わっていく
関係や、取り戻せない事、それでも変わらない事などを
語って締めくくったのが、絶妙な流れだったと思う。
元々そう言うテーマは毎回のようにあるわけだけど、
作中での時間が流れるほどに、そこに伴う実感が
いや増すから最近は特にしんみりしちゃうんだよな。
とりあえず今夜は味噌漬け豆腐作ろっと。
明日食べるぞー。
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10周年おめでとうございます!なんだか早かった気がしますが、わたしも年をとったってことでしょうかね笑。限定ストラップ付きを買いました☆
お話の最初にレシピが付いていて、鳴家がいちいちカワイイ笑!いなり食べたくなった。お話は人情味が多かったかな~兄弟とかコンビとか、そういうの。
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初回限定のストラップ付きの方を買っちゃったけど、あのストラップに500円はちょっと高いかも。
今回は全話にレシピ付き。
味噌漬け豆腐は食べてみたいな。
前作『ゆんでめて』がちょっと切ない終わり方で、今作はその流れを引き継いでいる感じ。
途中“やなりの大冒険”的なドタバタもあるけれど、最後の話はまたまたしっとりと結んでくれました。
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毎度変わらぬ面白さ。
前作のエッセンスも所々感じさせつつ、ちょっと切なく、ほのぼのと。
かなめさん…
十周年ということで、初回限定版が本屋さんにずらっと並んでました。
布地っぽいカバーの本に、家鳴りのストラップ付き。
なんだか、シリーズを重ねる毎に、家鳴りの存在感がぐんぐん増している気が…
畠中さん、家鳴りお気に入りなんだろうなぁ。
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やなり携帯ストラップ 欲しさに文庫を待たずに購入…
一太郎さんは、癒されます。
今回は 活躍というのはそれほどなかったのですが、
1話1話キュンっときちゃいます。
最後の「あましょう」は、ほろリ…ですよ。
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やなりがかわいかった
いなりずしが食べたくなった
それでいなりずしをつくりました
いちたろうややなりたちがはなしのなかで食べているのとは違うとはあ思うけど
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サイン会だったのだよ。
出張で行けなくなって残念だった。
悔いが残るなあ。
思い出すなあああああああああ。
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やっぱり畠中恵さんの作品は大好き!
たくさんの『江戸時代ならでは』があってとっても好きです。
この作品は短編でサラッと読めた印象。
タイトルにもあるように鳴家(やなり)の活躍がいつにも増して書かれていてかわいかったです。
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やなり、かわゆいですね。
毎回読むのを楽しみにしている理由は、
やなりの活躍を見たいからなのかも。
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『こいしくて』
長崎屋周辺がなぜか色恋沙汰で騒がしい。一太郎のはなれを訪れる疫神、疱瘡神、時花神たち。かすんだ橋姫による結界。京橋の橋姫の恋。
『やなりいなり』
はなれにあらわれた謎の幽霊。熊八と名付けられた幽霊。護符の力を借りて実体化する熊八。妖達に頼んで熊八の正体を探る一太郎。自分が梯子を持った男たちに川に投げ込まれたと思いだした熊八。長崎屋の周辺を騒がす強盗団。
『からかみなり』
雷が激しく鳴る日出かけた長崎屋主人・藤兵衛。3日間も帰ってこない藤兵衛。心配する一太郎達。妖達の推理。自身番屋で3日間を過ごした藤兵衛。藤兵衛の見つけた迷子の正体。
『長崎屋のたまご』
長崎屋に降ってきた謎のたまごと百魅という名の妖。どこかにはねていってしまった玉子。玉子を追っていった家鳴たち。一太郎の元にやってきた一魅、三十魅、五十魅。まだ誰にも姿を見せたことのない九十九魅と玉子と共に天から消えた九十八魅。
『あましょう』
栄吉が修業する安野屋にやってきた一太郎。安野屋で菓子を買う新六と五一の親友同士。勝手に五一が房州に行ってしまった事を起こる新六。新六の妹と元婚約していた五一。新六の妹の新たな婚約と持参金。妹の結婚のために持参金目的で結婚する新六。五一の正体。