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honz.jpの紹介本。
日常生活の周辺、家電製品や医療機関、公共機関のあちらこちらにある摩擦・摩耗・潤滑(トライポロジー)技術のあれやこれやを概説する一冊。
ただ、表題にあるその摩擦技術に対する技術者や研究者の「戦い」は全然書かれていない。
ということで、ターゲット読者層が全然判らない。
この本を購入したのは新宿紀伊国屋書店の「理工学書」のフロアの「ロボット工学他」の売り場。
残念ながら、このコーナーでこの本を購入する人は「そんな事よく知ってる」んじゃないかなぁ。
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基本的にメンテナンスフリーな家電における摩擦との戦いや、自動改札やATMなど、いわれてみれば摩擦との戦いだらけ。学会編だし、装丁も地味で学術的な本かと思うけど、完全に一般向けの内容。ハードディスクの表面積をアメリカ合衆国に例えると、サッカーボール程度のゴミでもアウトだとか、いわばトライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑)トリビア本。オイルシールなどのシールがトライボロジーの範疇に入るのが、なんだか不思議。当たり前なのでしょうか?
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まず最初の洗濯機にすっかりヤラれてしまった・・・水が漏れないようにシールしながら稼働させる技術の話で。それから掃除機のブラシモーター。つづいてエアコンのコンプレッサー。
うちの洗濯機はもう10年以上使ってるはず。掃除機も8年ぐらいは使ってる。
いつもの家電たちが、何のメンテナンスもしないで、それだけの間動いていることが奇跡のように思えて、新鮮な感銘を受けました。。。
自動改札の中で、どうやって切符を一枚づつに仕分けられているか、とか、エレベーターの非常ブレーキだとか、CTスキャンの知られざる真実(!)とか、萌え~な話満載です。