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森沢さんの作品はホント心があたたかくなる。きっと本当に心の優しい人なんだろうなぁ。私も叶わぬと分かっていても夢を持って、おいしいおいしいコーヒーを入れられるおばぁちゃんになりたいな。
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普段あまり本を読まないけれど、本屋さんでなんとなく気になって手に取ってみた本。こんなに優しく、静かに流れていく本は初めてよんだかも。
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いい話なんですが・・・・・・。
何か今一歩足りない気がするのは私だけなのでしょうか?
う~ん。いい話なんですがね~。
素敵な作品なんですがね~。
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コーヒーを淹れるのが上手な女性にずっとあこがれていて、
たまにはこっそり練習してみたりしている。
だから、主人公の女性が隣にいるような、
コーヒーの淹れ方を教えてくれているような気持ちで読めた。
情景描写が本当に素敵な作家さんなので、
海辺ですごす夏休みのような感覚が味わえた。
でも、ただ一言「心のあたたまる物語」、ですませられなかった。
一人の女性が確かに老いていく場面まで丁寧に描かれていたから。
だけど老いてもなお女性を包みこんでいるのは、自分の進んできた道への
誇りと、心の中の祈り。
思いに正直に。
ささやかな事でも、心に生まれた【祈り】は毎日頑張れる力になる。
押し付けがましくなく、ぽんっと背中を押してくれて、じわじわっと
明日が来るのが、これからの自分が楽しみになってくる一冊だった。
いつか私なりの虹を見て心からきれいだと思えるといいな。
そのためには、、まずはコーヒーを淹れるのが上手になって・・・
ささやかな【祈り】から初めてみるのも悪くない。
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岬にある喫茶店。
とびっきり美味しいコーヒーを淹れてくれる店主の、何とも言えないあたたかい態度によって、訪れる人々の心もあたたかい気持ちにさせてくれる。
ときどき行ってみたくなるお店です。
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おいしいコーヒーと音楽♪岬カフェ。
訪れた人にぴったりの音楽をBGMにおいしいコーヒー。そして、訪れた人に注がれるやさしい悦子さんの眼差し。悦子さんの人柄に惹かれる。読んでいて、心がほわ~んと温かくなる。こんなカフェに行きたい。
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しみじみと心が温かくなる。岬にある未亡人が一人でやっている喫茶店にやってくるのは心に傷を持った人たち。心をこめて淹れた一杯のコーヒーが起こす奇跡。美味しいコーヒーを飲みながらゆっくりと読みたい一冊。帯コメは重松清!!
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ほとんど人のこない名もない岬先端にあるの喫茶店.でもここの初老の女主人悦子さんの入れるコーヒーはとてもおいしい.たまたまここに立ちち寄った老若男女それぞれの心温まる物語の短編集.客の話以外にも悦子さんには甥がいてとなりにライブハウスを建てている.けんか別れした昔の仲間ともう一度ライブをやるためだ.この話もなかなか良い.
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連作短編。一杯のコーヒーが人生の岐路にたつ人を導く。そして流れる音楽。ゆるやかに繰り返される日々の中で、海にかかる虹を待つ、寂しさと祈りの中に漂う想い。しゃれた会話もいい。美味しいコーヒーが飲みたくなりました。
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森沢 明夫
幻冬舎 (2011/06)
あたたかくやさしい表紙
そして文章、ストーリー
本を閉じた時 自分もその喫茶店でコーヒーを飲んでいるような気持ちになっている
そんな 本でした
一つのストーリーが終わるごとに少しずつ時間が経過する
ラストがいいな
「岬」という実在した喫茶店(焼失し再建準備中とのことです)がモデルとか
≪ 海と空 虹を待ちつつ 珈琲を ≫
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岬に有る喫茶店を舞台とした連作短編集。出てくる人達がみんな好い人♪優しい時間が流れる。
2011.8.14
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【収録作品】第一章《春》アメイジング・グレイス/第二章《夏》ガールズ・オン・ザ・ビーチ/第三章《秋》ザ・プレイヤー/第四章《冬》ラヴ・ミー・テンダー/第五章《春》サンキュー・フォー・ザ・ミュージック/第六章《夏》岬の風と波の音
老女の夢見ることをやめないたたずまいが美しい。このように年を取りたいものだと思った。
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季節ごとに、章が分かれていて、おばあさんの営む喫茶店にやってきた一人(ひと組)のお客様にお話の焦点が当てられています。おばあさんに美味しいコーヒーを淹れて頂き、会話を交わすことで、お客様が抱える問題にも光が差し始めます。後の章に、先の章で焦点を当てられていたお客様が何らかの形で登場するのもお話の繋がりをより感じよかったと思いました。
ある章でおばあさんが流す音楽が、アバの「サンキュー・フォー・ザ・ミュージック」だったのですが、ちょうどアバのその曲が入ったベストアルバムを持っていたので、それを流しながら読んでみました。よりいっそう物語の臨場感が出てとてもよい感じがしました。
おばあさんの、「人はね、いつかこうなりたいっていうイメージを持って、それを心のなかで祈っているときは生きていけるの。どんなことがあってもね。でも、夢とか希望とかをなくして、祈るのもがなくなっちゃうと、つい道を誤ったりするものなのよ」というセリフが印象に残りました。
とても優しいお話でした。
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森沢明夫の書く小説はホント、優しい。彼の作品には悪人がほとんど登場しない。たまにはそんな小説もいい。穏やかや気持ちになる。
「迷ったときはよ、ロッケンロールな道を行くとおもしれえぞ」
「ようするによ」
「いつも、わくわくする方の道を行くんだよ」
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面白かった。
最初は物語が別れていて、残念だったけど、あとあとリンクしているので、それもまたよかった。