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立川談四楼の小説やエッセイが好きだ。
このエッセイでは、酒にまつわる体験談を、生い立ち、落語家(名人)、つまみ等に絡めて語っている。
落語家のパートでは桂文楽(八代目)の「スンつぁん」が印象に残る。
つまみのパートでは涎が止まらなくなって困った。もちろんお酒とともに。
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ここのところ立て続けに談四楼の軽いエッセイが出版されているが、この手のエッセイよりも小説が読みたい。談四楼が好きなので付き合いで新作を買ってはいるのだが、落語を聴きに行ったのに軽いマクラだけで高座を降りられてしまった感じだ。
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談四楼の軽妙な語り口は、気分を上向きにしてくれる。
たわいない酒をめぐる話、名人の酒にまつわる話・・・。
「生きていくの結構いいんじゃない」・・って思わせて、でもよだれがでそうない美味しいお酒や肴って書くのは、易しくないよね。「旨かった!」だけじゃ話にならないもの。やはり語りのプロの芸です。
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1日で読破。最近読書のペースが落ちたことを痛感することが多いのだが、この本は一気に読むことができた。談四楼師匠の高座には接する機会が多いが、高座の姿が彷彿とする文章で温かい気分にさせられた。自身はそれほどお酒を飲むわけではないが、酒飲みの理屈、屁理屈が微笑ましい。また地方のおいしい食材の描写には、一度は是非味わいたいとの気持ちがふつふつと起こった。17時間の井打ち上げ最少不倒距離は、その日の高座に伺っていたので思わずにんまり。
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酒のうんちくではなく、立川談四楼の身の回りで起きた、酒にまつわるエピソードをつらつらと書き留めたエッセイ。
落語会に興味もないけど、まずまず、普通に読めた。