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エピローグでの二人。
なんて不器用なんだ。
泣けた。
でも、こんな話が読みたかった――と思った。
はじめの方のたわいないやりとりが余計に愛しくなった。
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短編集で読みやすかった。
最初のタイムカプセルのやつが一番面白かった。
聖なる黒夜未読だったのでそっちを先に読めばよかったなと思った。
麻生が魅力的で練がかわいいのはなんかわかったんだけど。。。最後、、、!
いつか2人がハッピーエンドを迎えらられますように!!
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このシリーズは全部読んでて、順番違いだけど、RIKOシリーズも先に読んじゃったんだけど、とりあえず、ワタシは麻生より練が好き。どんだけ鬼畜でも変態でも、そんだけの魅力が彼にはある。頼むから練に優しくしてやって欲しいのに、助けてあげて欲しいのに、麻生、何やってんだ!って思ってしまう(苦笑)。で、二人とも不器用すぎるところにモヤモヤして、続きが気になってしまうんだなあ・・・。ぶっちゃけ麻生が警察やめて探偵としてどんな仕事してるかとか、別に興味ないし(笑)。そこに微妙に練が絡んでくることが気になるわけで。
柴田さん、読者のツボわかってますよね(苦笑)。
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ほとんどの場合、嘘をついている人間というのは何等かの動揺や興奮を見せるものだし、常習的なうそつきの場合ならば、自分の嘘に酔いしれた顔つきになっていたりするものだ。
若い頃に受けた心の傷って、あとあとの人生に自分で思っている以上の影響を残すと。つまらないことで傷ついて、それをいつまでもひきずるようなこをしたくないんです。人間って自分よりも弱い者、幼いモノほど兵器で傷つけてしまう。悪気はなくても、相手が若いとわかると余計なことを言いたくなるもの。
若い頃に心に受けた傷がいつまでも痛むのは、言葉や行いに対して無防備で、疑うことを知らないからでしょう。言葉とか相手の態度をそのまま受け止め、そのまま反応してしまう。我々のように鈍感になってしまうと、相手の言葉をまともに聞いてないし、相手のことをまともに見てみ以内。だから多少のことでは傷つかなくなるんじゃないかな。ただ過去のことにいつまでも自分の人生を支配されていたのでは、やはり損ですよね。まして復讐は何も生み出さない。結局自分をさらに深く傷つけてしまうだけです。
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練と麻生の絡みが読みたいが為に読了。多くはないが一章にワンシーンずつちゃんと絡みだったり練に対する麻生の思いが描かれているので満足。それにしてもいつまでも練を呪縛する韮崎の存在。それを解いてあげるのは麻生しかいないのに、麻生もまた練を陥れたのは自分でそれを救い出したのは韮崎という事実には抗えないでいる。やっぱりこれを解決するには麻生自身があの冤罪事件を解決することしかないのかな。うーんラストが切ない。゚(゚´Д`゚)゚。
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所轄刑事麻生龍太郎の続編と思って読んでみたところ、ひとつ作品を飛ばして読んでしまった。所轄刑事麻生龍太郎→聖なる黒夜→私立探偵麻生龍太郎→聖母の深き淵→月神の浅き夢。となっている。順番で読んだほうがよいタイプのシリーズです。
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『聖なる黒夜』その後のお話。
刑事を辞めて私立探偵へ転職した麻生龍太郎。
少々風変わりな依頼から得体の知れない事件まで、意外な所で繋がる人物たちや、予想を(良い意味で)裏切られる真相。点と点が全て1本の線で結ばれ、事件の全貌が見えた瞬間にはアッと思わせられる。個々の事件が各章ごとに分けられていて、短編集のような読み易さもあり、面白かったです!
特に、キャッチボールの話が1番のお気に入りです。
*
ただ、前作を読んだなら誰もが気になる、
「麻生と山内、2人はその後どうなったの?!」
という点については、少ししか描かれていなかったので残念…。しかも、麻生は練だけに対してずっと変われ、変われと言い続けているのが酷。所々で自分が警察側の人間であることだと再確認する場面はあるのに、自分のことは棚上げ⁈と思ってしまう。どこまでも堕ちていくのだと覚悟したのなら逆に自分が暴力団側に加わり、ずっと側で守ってあげればいいのに……。
でも、そんな未来は例え天地がひっくり返ったとしても絶対に無存在しないだろうなあ…分かってはいたものの、ラストシーンはやっぱり辛い………切ない……
お別れの時、「さよなら」と言わないのが練らしい
次、再会するとき2人はどんなところに立って、
どんな表情をしているのだろう。
*
本編とは別で、解説もとても面白かったです。
クスッと笑わせてもらえたり、
物語全体の核心を突いたコメントなど、
その中でも、とあるミュージカルのワンシーンが
紹介されていて、その中のセリフが
「このままの僕を 愛して欲しい」
最後にここでトドメの一発。
もう泣きそう。
*
RIKOシリーズ読もう。
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評価は5.
内容(BOOKデーターベース)
「わたしの宝石を担して貰いたいの」刑事を辞め私立探偵として独立した麻生龍太郎に、奇妙な依頼が舞い込んだ。東京地検の元検事で弁護士を営む早坂絹子とは旧知の仲だったが、叔母から譲り受けた指輪が盗まれたという。唯一の手がかりである叔母のかつての婚約者を訪ねた麻生は、やがて予想外の事実に突き当たり…(「CARRY ON」より)。麻生龍太郎と山内練の宿命―「RIKO」シリーズへと連なる魂を揺さぶる連作ミステリ。
麻生の感で全てが上手くいくという後味スッキリ名短編集。シリーズを一気に読めば出てくる人と人のつながりが直ぐに理解で来て楽しいだろうが、
私は・・・思い出すのに時間がかかった。
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麻生と練がイッパイの一冊♪練がガキなんだけど、そこが又、良くて・・・もう!2人が好きな人なら満足な本ですね。図書館本だったけど、麻生と練関係はチマチマと買い揃えます。
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麻生と山内の関係‥‥どこかで見たような‥‥と思ったら『愛と誠』。自分のせいで人生狂わせてしまった愛する人に償いたいと思い、更正してほしいと願う。
でも人間ってその人が歩んで来た過程もその人の一部なんだ。だから、それを否定することはその人の人格も否定してしまう事になる。
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柴田よしきの代表作RIKOシリーズのスピンアウト
RIKOシリーズで描かれた麻生と練との関係を知っていた方がスムーズに物語に入れますが、この作品だけでも十分に楽しめる推理物でした。
RIKOシリーズは暴力的描写の激しい所が有り万人にお勧めではないのかもしれませんが、この小説ではその様な所はありませんでした。
普通に楽しめる推理小説でよく練られたお話しでした(^^♪
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『聖なる黒夜』の続編になるのかな。
『聖なる黒夜』のピーンと張った空気感みたいなのは感じる。
龍太郎さんは素敵だが、筋立てとしては強引にも思えた。
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刑事をやめて探偵になった麻生龍太郎。
その後のシリーズも読んでいるから、山内の行く末を知ってはいても、更生しろよと思わずにはいられない。ガキだなぁ山内。好きだけど。
面白かった。
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面白かった。ラストの一編だけ、ちょっと強引な感じがしたけどそれもまた良い味だった。
この前作である「聖なる黒夜」しか読んでないからなんとも言えないが、麻生が山内との関係をスッパリ考えられないのがモヤモヤする。個人的にエピローグでは「お前と共に堕ちる」くらいには辿り着いて欲しかった。
でも、麻生の「ヤクザものには堕ちきれない」ってところが描かれたのがこの短編集と、物語のテーマだから、難しいな…