投稿元:
レビューを見る
久しぶりにSFを読んだ。
やや難解なストーリーですが、この難解な言い回しが読んでいて楽しい。何カ所かに渡ってかなり長い会話が繰り広げられますが、なかなか深い考察でおもしろい。当然SF的な会話ではあるわけですが、普遍的な内容でもあります。
後半椛子がほとんど出てこなくなってしまうのは、ちょっと残念。
投稿元:
レビューを見る
前作と違い、読みにくいです。
意味の通るルビならいいが、中二病の様な変なルビのせいで読みづらい。
後半になるほどルビがめちゃくちゃ。
会話と会話の間が長いところがあり、会話のテンポが乱される。
章の変わりで、場所と人物の説明のないまま、会話が始まる。
ということで、全然内容が頭に残らず、読むのが苦痛でした。
よくこれをOKしたなと思うほど。
読むときは、メモを取りながら読んだほうが良いです。
投稿元:
レビューを見る
やはり空の境界を彷彿させる気がしている。なんか、上手いとか下手とか、そういうのとは違う次元の良さがぼくには感じられましたとさ。
投稿元:
レビューを見る
まさかの続刊…嬉し過ぎる。
前作に比べるとネタがちょいちょい入っていたり、愉快なキャラが増えていて明るい雰囲気でしたー。
空から女の子がーのくだりは脳内再生余裕でした。あとはウィザードリィネタとか…
でも逆にそういうのが鼻に付く人は駄目かもなぁ。
ストーリーは人と人工妖精と…おっと誰かきたようだ。話のスケールはでかくなってますが、メインになっているのは変わらず。
椛子様や鏡子さんの視点でも書かれているので、よりキャラにも愛着が湧きました。とくに鏡子さん…w
この調子で続いてくれると嬉しいのですけどねー
揚羽ちゃんの恋(?)の行方とかねっありますし!
投稿元:
レビューを見る
前作同様おすすめ。僕にはR.wagnerが、ところどころ、遠くで鳴っている感じ。鏡子さんの趣味も良い。アニメ化とかするなら會川脚本希望かなぁ。きっと忘れた頃に続きがでるかも知れないが、待つつもり。
投稿元:
レビューを見る
まさか出ると思ってなかった続編なので嬉しい。
この巻でひと段落といった感じ。
明らかに隠してる設定もあるので、この続編もあるっぽい?
気になったのは表紙の羽根なんだけど、白黒逆?面同士むかって右の位置が黒ってことなのかな。
あとすべからくの誤用は何とかして欲しいとか思ったり。
誤用の意味が正解から似てもいないでかすりもしてない点と、高校古典で普通に学習する点で他の誤用と比べて凄く違和感がある。
投稿元:
レビューを見る
前巻から時間が経ってたので所々あうあうとなったが面白かった。適度にラノベキャラ、がっつり世界観、がっつり引用となかなかに好み。久々にシリーズで読みたいと思えるものがきた。
投稿元:
レビューを見る
前作をすっかり忘れていたので、そちらを読んでから。
今回は、椛子や鏡子の事が多く書かれていて面白かった。
あの子のその後も分かってうれしかったし。
ちょっと期間が空いても、続きを読みたい。
投稿元:
レビューを見る
前~中盤はルビが素晴らしい語りの応酬、荒事満載の後半戦~クライマックス。そしてラストの、どう見ても出来過ぎだけどこの展開からどうやったらそうなるんだっていう予定調和。 すごい。
ライトノベル的なキャラクターの造り込みと、練りに練り込まれた台詞の読み応え。
これはまた続きを読みたい。シリーズ的にこの後がどう続くのかは気になるところで、ぜひ読みたい。
投稿元:
レビューを見る
序盤は所々に違和感を感じたが後半それがトリックだと気づいてからは一気読みしてしまいました。人工物と人間と考えの違いとかそういう部分がすごく描かれていて前作同様面白いですね・・。
投稿元:
レビューを見る
2011年11月20日現在、登録人数がちょうど100人のようです。
101人目の方おめでとうございます。
投稿元:
レビューを見る
前作から約1年後。人間と人工妖精、それに魂のないマネキンが絡む事件。
揚羽・陽平・鏡子がそれぞれの事件を追いかけ、やがてひとつに交錯してゆく・・・といったところでしょうか。
うーん、、ルビが多すぎて読みにくい。わざわざそう読ませる必要性があるのか疑わしいものにまでルビルビでどこを読んだらいいのか収拾がつかなくなった。。あと説明してある文章に説明を求めたくなるというか・・とにかく文章が難解。。。
なんだか最後まで読んでもふに落ちないというか、なにかが引っかかったまま終わってしまった( ・ω・)
盛り上がりにいまいち欠けるまま終わっちゃったかんじがもったいなかった。
しかし相反するキャラクター同士の絡みは読んでいて爽快、続きが出たらつい手をのばしてしまいそうです・・・w
投稿元:
レビューを見る
スワロウテイルシリーズ2冊目、看護学校時代の後輩の葬儀に参加した揚羽(?)だが、火葬場で動く死体と化した彼女と相対することに。青色機関の抹消抗体として揚羽は彼女を退け、事件としてその謎を追い始める。自警団の陽平が追う貌剥ぎ事件、そして同時期に自治区を襲ったテロ、単発的に見えた複数の事件だったが全ては東京自治区の暗部に繋がり、自治区の存亡を懸けた事態が進行していく。
前半はある違和感を覚えながら読み進めていたが、真相が明らかになるにつれ別々にみえた事件が繋がり始める過程に引き込まれた。怒涛の複線回収で違和感の原因もしっかりと解決され、今回も緻密な世界観設定の下で繰り広げられるお話に大満足だった。キャラクター造形も秀逸で、特に人工妖精たちを含む人による被造物であるキャラたちのやりとりがお気にいり。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ第2作。東京自治区を襲う危機と揚羽(?)を襲う危機が複雑に絡み合い、一見美しく麗しい自治区の暗部に踏み込んでいくという前作にも増して重層的で面白いストーリーが展開していきます。
第一印象としては全般的に「あぁ、3.11後だなぁ」という雰囲気が作中の端々から、いささか過剰とも思えるくらいににじみ出ているのですが、いわゆる「時事ネタ」の一歩手前で踏みとどまっている感じはします。
そして前作では(おそらく)「記憶」を一つのテーマとして語られた通底している人に造られる存在である「人工妖精」の自己認識、アイデンティティを巡る時に複雑怪奇な議論は、今作では「顔」という形で登場し、人と人に愛されるべく生まれた人工妖精の物語に充分すぎるほどの奥行きを与えてくれているように思えます。前作を楽しんで読めた方には是非今作も読んでみて欲しい、そんな作品であります。
投稿元:
レビューを見る
籘真千歳のスワロウテイルシリーズの第2弾。残念ながら1巻を読んでいないという失態をしてしまった…。なので微妙に登場人物や前回の事件についての記述についていけない所があったけど、なかなか面白かった。最近のリアルでの状況をうまく小説の中に取り込んであり、物語のSF全開の内容にリアルな雰囲気を漂わせている。最近ラノベと一般小説の垣根が低くなり、作品の文章量が減っていく風潮があると思っているのですが、この作品はとても文章量が多いと感じました。とりあえず1巻を読んでこのモヤモヤを消さなければ。