投稿元:
レビューを見る
毎日中学生新聞に連載された短編52編のうち、著者が40編を選んで加筆したもの。
あとがきに、1年間にわたる連載中、最後まで1通も読者からの手紙が届かず孤独だったと、
うそかまことか、著者が書いておられる。
なるほど、やっぱり?
このおかしな雰囲気を楽しむには、中学生は早すぎたのか?
首をかしげたり、笑えたり笑えなかったり、あきれたりの旅の数々。
あっ、また王様と鈴木くんとカメが、とか、
あのバン爺だとか、女王様だとか、
またひょっこり登場する人たちがいて、
そこも楽しめるかな。
投稿元:
レビューを見る
少しだけキノの旅を思わせるような・・・ショートショートらしい作品です。
なかには 突込みをいれたくなるものもありますが(笑)
投稿元:
レビューを見る
約10年前、中学の図書館で初めて出会った本。それは理論社から出ている方の本だったと思うのですが、久々に読みたくなり、買ってみました。当時はイマイチ面白さが理解できず、それでも何度も図書室でこの本を借りて読んだことを思い出しました。表紙と挿絵がとっても可愛くて気に入ってます。
投稿元:
レビューを見る
中学生新聞に毎日掲載されていた 小さなお話 48の短編集 現実と寓話を重ねて シュールに描かれる オチが ついているような ついていないような 曖昧さと たった3ページごとのお話に ぐっと詰まっているものがあり なかなか読み応え 噛み応えがあるかんじ。 あとがきに 感想が1通もこなかった。と 寂しそうに 書かれているが きっとこれは 大人が読んで おもしろみがわかる のかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
びっくりするほど面白くなかった。
星新一の本だって、一冊の中にすごく面白いものは数編で、いまいちのものもあるのだから、読んでいればきっと一つくらいは面白いものがあるにちがいないと期待して読んだのだが。なんたって売れっ子の作家なんだし。
しかし、一つもこれは!という作品がなかったのは逆に衝撃だった。ちょっと可哀想になった。ショートショートには向かない作家もいるんだから、無理して書かないことですね。
この本ははじめに出た本から編集されて、「小学中級から」という目安で出ているのだが、小学中級には物語が、ではなく言葉が難しい。恐喝、流浪、灌木、鎮座など、フリガナがあってもわからないよね。まあ、無理して読ませるほどの本でもないので。
森絵都さんは長編向きなのでしょう。