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宇宙の誕生 ビッグバンへの旅 みんなのレビュー
- ルーシー・ホーキング (作), スティーヴン・ホーキング (作), さくま ゆみこ (訳), 佐藤 勝彦 (監修)
- 税込価格:2,090円(19pt)
- 出版社:岩崎書店
- 発売日:2011/10/01
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紙の本
スリル満点!
2011/11/14 00:08
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミルフィーユ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「コスモス」は宇宙へ連れて行ってくれるすごいコンピューター!
ジョージは隣に住む科学者エリックとその娘ア二ーと今まで宇宙へ行ったりしていました。
そして今回もエリックとともに宇宙へと飛び立つのですが…
星の名前、ブラックホールとは何か、図鑑で調べれば分かります。
でも、宇宙までは離れているしそこへ行ったこともないのになぜわかるのでしょうか。
この本にはいろいろな宇宙の豆知識や科学的理論が載っています。
それを読んでいて、ほんとうに世界の技術はとてもすごいものだなぁと改めて分かりました。
そして、私もこの本を読んで宇宙についてすこし分かることもできたし興味を持つこともできてとても良い本に出会えました。
ストーリーもとてもおもしろくて、スリル満点です。
最初に今までのストーリーも書いてあるし、3巻から読んでも内容が分かって面白いと思います。
そして、字も大きいので小学生の高学年ぐらいの人でも楽しんで読めると思います。
「宇宙の誕生」はホーキング博士のスペース・アドベンチャーの最終巻でした。
ジョージたちと宇宙へ旅ができて楽しかったです!
またホーキング博士の本を読みたいと思いました。
紙の本
大人も子供もそれぞれに自分なりの読み方ができる
2011/10/30 15:46
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ルーシーとスティーヴン・ホーキング父娘の共作の三巻目。最終巻だそうだ。前二作の「宇宙への秘密の鍵」、「宇宙に秘められた謎」の続きであるから、そちらを先に読んでおいた方がよい。ジョージという少年を主人公にした冒険SFであると同時に、物語をとおして子供たちの天体物理、宇宙物理への興味を引き出そうとしている啓蒙書でもあることは同じだが、内容はレベルアップしている。まず、ところどころに挿入されている一流の物理学者が解説している科学コラムや科学解説の項目は、宇宙の始まりと進化についての現代物理学の最先端にかかわるものである。相当噛み砕いて書かれてはあるが、小学生にはチョット難しいのではなかろうか。物語の背景となっている道具立てもセルンの超大型重粒子加速器LHCや量子の重ねあわせといった現代物理に関するものである。
もっともそのようなことは気にもならずにスリルとサスペンス、謎と冒険の物語に没入してしまう。謎の人物・団体による陰謀、破壊工作に対する探索と反撃といった物語のおもしろさにはまっているうちに、その背景となる物理学的項目について気になりだし、科学コラムや科学解説も読みだすということにもなるのだろう。星や星雲のカラー写真も見応えがあり美しい。そこから興味や関心を持ちはじめる子供もでてくるだろう。
なにかをより知りたいと思う前提は、なぜだろう、どうしてだろうと疑問を持つことである。それは、奇妙だ、不思議だと感じることから始まる。疑問について調べたり人に聞いたりして、これまで知らなかったことを知ることができると、嬉しく楽しくなる。自分の意志と努力で得た知識だからである。なにかしらの達成感を感じるからである。食事も知識も与え過ぎはよくない。多少空腹ぎみで、自分から得ようとさせなくてはならない。この本はそのようなことをもよく計算して構成しているようである。主体的に学ぶ姿勢を暗示している。
一方では科学者自身の問題点も指摘しているようなところがある。大人も子供もそれぞれに自分なりの読み方ができる。
電子書籍
大人も子供も楽しめる、宇宙を好きになれる
2020/04/30 18:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:baromaru - この投稿者のレビュー一覧を見る
2年前に亡くなられた理論物理学者 Stephen Hawking博士と、その娘の Lucy Hawking氏による3部作の最終巻です。
子供が夢中になって楽しめるストーリーであることに加え、巻数が増すごとに充実するコラムには大人であっても学ぶことが多いように思います。
大人にとっても子供にとっても、学ぶことのきっかけになる1冊だと思います。