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'人より先に、失敗する'
'「エーッ」と言わない'
'スーパーマンのすごさは、実は着がえのスピードの速さです'
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中谷氏の著作は、シンプルな文章で簡単に読めるのが、よい。
「おや?」と思わせるような、意外性がある・逆説的なキーワードを使っているが、分かりやすい例示により「そうかあ」と納得させてくれる。言葉遣いが前向きなので、明るい気持ちにさせてくれる。
・・・本書もそれを踏襲していて、すっきりさせてくれました。今回はサッカーの比喩が多かったな。
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自分が好きな著者の一人、中谷彰宏さんの最新著書です。
中谷さんには多くの著書がありますが、時流に乗せられているもの、今読まないと時機を外してしまうものというのは少なく、流行を超えた普遍性のあるメッセージを発信し続けていると感じています。
そして、この本にも中谷さんの考え方が色濃く表れていて、常に前向きで、フットワークが非常によいのが印象的です。やや乱暴にまとめてしまうと、即断即決が信条ということになるかと思いますが、それは「拙速」とはどう違うのか、という部分で考えるべきところがあるかなと思います。拙速かどうかなんて考える暇があるなら、まず動け、という考え方もないわけではありませんが。
即断即決と拙速とが違うのは、PDCA、またはPDCでいうCの部分、つまりCheck/Seeが機能しているかいないかというところでしょう。早く動いて失敗であれば、やり方を変えて別の方法をとればいい。とにかく動いて同じ誤りを繰り返すのであれば、それこそ単に拙速なだけだし、考えていて動きが取れない、あるいは出遅れて取り返しがつかなくなるのでは、PDC(A)でいうP(=Plan)の段階で止まってしまい、D(=Do)に進めていないということです。
勤め先のコア・バリューの中に、圧倒的なスピードという基準があります。依頼された案件に対して、どれだけ短期間で成果を出すかというところは、他者に対する差別化要素となります。本書で述べていることと、根は同じといえるでしょう。
自分自身も業務のスピード感については意識を高くするようにしており、与えられた作業に対して、予定の期日に間に合えばいいというのではなく、前倒しで作業にかかれるように動いています。上司や担当者が意図した形の成果を出せているのか、途中の早い段階で確認を取り、方向が違うなら修正していく時間を作るようにしています。
自分の作業が粗いのは自覚しているので、早い段階であらを見つけておかないと、後々になってから発覚すると問題が大きくなってしまうということもありますからね。
本書ではっと思わされたのは、「モチベーションに頼らず自動化していく」というところ(74ページ)。時間を忘れ、その作業に没頭できるフローの状態を作れれば作業効率は非常によくなりますが、コンスタントに成果を出すためにはフローの状態でなくても動くことが必要。そのためには行動を自動化、仕組み化することのほうが、フローを作り出すために時間を使うよりも短時間で作業ができるのですが、自分もそこを理解できていませんでした。
自分はフロー至上主義に陥っていたかもしれません。ですが今は、フローがなくても仕事ができる、そのほうが仕事の仕方としては、より理想に近い形になると感じています。
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人より先に失敗する。
早く行動、早く修正。
「先走る」はネガティブな言葉ではない。
失敗を許すことでスピードがあがる。
失敗を許すことは積極的な経営。
反射力のある人は、いいわけにムダな時間を使わない。
理屈で考えずに、感じて動く。
反射力があると、人間関係が円滑に進みます。
「ヘンな期待させるなよ」と言う人は、勝手に期待しただけです。
行動している人に、悪口を言っているヒマはない。
議論は、あとでする。
「わかりません」は拒否になる。
答えの前に「そうですね」をはさまない。
抽象的に考えるより具体的に動く。
答えがいつまでもでてこない。
この発想の人とは、コミュニケーションをとりたくなくなります。
会話しても面白くないからです。
メールの返事をすぐすると、相手はまだパソコンの前にいる。
「どうしようかな」と、相手が考えている間は、ボールは自分にある。
短く話して、短く聞く。
大切な返事は外出先から。
アポは、「今日はどうですか」と、とりあえず聞いてみる。
考えていることを、とにかく声に出す。
「忙しいからあとで」が、子どもを失望させる。
立ってする方が早くなる。
報告は第一報のスピードの勝負。
間違えてもいいから、方向性の指示を早く出す。
変化を日常化する。
改善が改善を生む。
次回からの改善はしないも同じ。
箱の底をかきまわしても、当たりくじはつかめない。
当たるのは、一番上のくじをポンととる人です。
用意周到ではもう、遅い。
名刺をさっと出せる人が、信用できる。
「もうメイク落としちゃったから、メイクし直して二時間以内に行く」と言っても、その店にはもう誰もいません。
待ってからくるバッターの方が、ピッチャーは優位に立てます。仕事でも、狙い球を待っていてはいけません。
遠慮でチャンスを逃す。
準備をしながら準備を捨てる。
本番の場数を踏む。
早足で歩くと注意力がアップする。
情報を独り占めしない。
反射力のある人とない人は、体験の量が圧倒的に違う。体験の多い人は反射力があります。
いつもと違うことをするのが体験です。
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中田彰宏氏の著作。レスポンスを早くする考え方を記載。あらかじめ備えること、そしてポンと飛び出すことが重要と学ぶ。
【気づき】
「今」に対応できる人になるために必要なものは「予想力」と「準備力」だ。あらかじめ予想しておけば備えられる。準備すれば対応できる。その上で、必要なくなった準備を捨てる「潔さ」も必要だ。こう決めておくから、迷いを無くすことができ、瞬間的に対応できるようになる。
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1章 一番に失敗する人がうまくいく
間違える事は楽しい。早くやまもり書く。間違える事も正しい。
プロはすぐ書く。素人は完成品を書こうとしていつまでも書けない。
早く夢を実現させるには早く失敗すること。
2章 反射力で気持ちがラクになる
好き嫌いはハッキリ顔に出す。
恐怖は時間がたつほど大きくなる。すぐやる。
感情がくる前に動いてしまう。
迷わない。やった方がずっと早い。
3章 能力でなくリアクションで差が付く
考えをまとめてから話さない。その場その場で。
用意周到にしない。
余韻を引きずらない。さっと引く。
1秒遅れたら一生追いつけない
もっと早く出来る方法は必ずある。
準備のない本番を経験する。
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私に足りないもの。
納得できるものとできないものと両方ありましたが、できてない、できてない、と思いながら読みました。
反射とちょっと違うかもだけど…この本を読んで今までつい他の人の出方をみながら食事の注文をしてたけど思い切って一番に「これ!」と言ったら、まわりは普通に受け入れてくれたので、今までずいぶんビビりながら生きてきたんだなぁと感じました。
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NO20の「モチベーションに頼らず、自動化していく」が
よかった!!反射力を上げるにはヤル気を上げるには
どうしたらいいかと考えがちだが、勘違い。ヤル気を
上げなければいけないこと自体が間違いだそうで、
仕組みを作って動いているだけ。と書かれていた。
自分の普段の生活ではどこか見直してみよう!
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人は何かを判断するとき、ヒューリスティック(直感的思考)とアルゴリズム(論理的思考)のバランスを取りながら意思決定を下す。そのバランス加減が個性であり、どちらか一方に偏りすぎると「天才」もしくは「変人」の称号を頂戴する。
ヒューリスティックをここまで信奉する本を読んだのは初めてで、ある意味新鮮な読書体験だった。ちなみに自然科学や一部の社会学、経済学などではアルゴリズムが徹底され、ヒューリスティックは害悪とされる。
本の内容はといえば・・・
「思い付いたらすぐに行動しないとチャンスを失う」
「行動する前に考える人間は仕事も出世もできない」
「直感で判断し、反射的に動けば結果はついてくる」
「それで失敗しても問題ない。頭を切り替えればいい」
・・・そんなところであろうか。
確かに、ヒューリスティックに特化した思考や行動が有効な業種もある。だが当然、その逆もある。もしも、お医者さんや警察官がこの本を読んで啓蒙されてしまったら・・・そう考えて背筋が寒くなった。
あっという間に読めて、少なくとも読んでる間は「出来る人間」になった気になれるという点では、自己啓発系ビジネス本の条件をクリアしている。
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「次回から使えるクーポン」
「来月から変えてみます」はあまり意味がない…この意見にはとにかく大賛成。
先日、たまたま来店した店で「250円毎に50円のクーポンが付きます」の張り紙を目にした。
クーポン目当てでの購入ではなかったのだが、「ラッキー」と思っていたレジに向かうと…「クーポンは来週から配布なんです」と言われた。
損したわけではないのだが、嫌~な気持ちで店を後にすることになった。来週再来店するか?と質問されたら、答えはNOだ。