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6巻を読み終わった時点でずっとずっと恐くて、ずっと待っていた最新巻であり最終巻の7巻を読みたくても読みたくないという思いでした。読み終わった今、本当にこの作品を最後まで追いかけて良かったと思います。
初めて読んだ時はただ優しいだけの印象だったのに、ここまで重みがある物語になるとは思っていませんでした。
人と人の思いや関係が絡み合って、それで成り立つ普通の生活がとても愛おしく思えます。
そして、読了した瞬間に急にみんなが去って行くような感覚が読者である私にもあって、寂しい気持ちもしています。
ありがとうございました。
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久しぶりにこういういい作品に出会えた、
やさしいだけじゃなくて時に冷たい
でもそれがいい、
それぞれの思いや願いが最後に一気にあふれていく感じと
大地に降り立った時のあの感動とミツの笑顔が本当に心に残りました、
もう少しだけミツたちを見ていたかったです。
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もう少し続いて欲しかった、と思う。
ミツはもちろん、マコトやタマチ、フジキさん、依頼主それぞれの成長や幸福なその後が描かれていて、これで本当に終わってしまうんだなと少し寂しくなった。
それでもこんな温かい作品に出会えてよかった。そして成長したフユちゃんめちゃくちゃかわいいです。
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最終巻読み終わってしまった。ミツはすごいなぁ。当たり前のことを素直に言葉にするだけでこんなにも惹かれてしまうんだなぁ。
「リングが綺麗なのは、窓拭きが窓を拭いているからなんですよ。ボク、窓拭きなんです。」
とてもいいまとめだった。やっぱり窓拭きマンガなんだなってまとめだった。
欲を言えばもっとみんなのその後がみたかった。今巻はコメディ要素が少なかったから。というか、もっと続いて欲しかった。
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じーんわり、完結。
人間が宇宙に行ってもみんながみんな ジャン=リュック=ピカード艦長@スタートレック みたいなドラマに満ちた毎日を送るわけではないし、普通の生活もあるだろう。
とゆうことをコツコツ丁寧に読ませてもらった気がする。
ミツはいいやつだ。
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2011 学生の頃から読んでた漫画もとうとう最終巻。地上カラーページを見てぐっと息を飲みました。なんだろう、言葉を選べないくらい私はこの作品が好きです。
過去が哀れ過ぎたニシマルさんのことがどうしても嫌悪できなかっただけに最後の最後までハラハラでしたが収束にはホッと胸をなでおろしました。最後のみんな勢揃いのイラストに救われました。
連載が終わってしまうのは寂しいけれども、円満に終了ということで良かったです!また岩岡ヒサエ先生の漫画のコマにさりげなーく登場してくれるといいなぁなんて考えてしまいます。また人工衛星の話題が出たり社会でいやになった時に読み返したりすると思います。
きっとこれからも、私の理想はタマチさんです。
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完結かー。
ずっとニシマルさんが怖くてビクビクしてたけど、目的を見失っちゃうコトってよくあるよね。って思ったら少し緩和した。
佐知が一歩踏み出せてよかった。
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ポストバブル世代に捧ぐる書(マンガだけど。)。
何故働くべきか分からないままこれから働こうとしている人や今働いている人にお勧め。
それから、結婚しようとしている人にもお勧め。
このマンガで考えさせられたこと:
・働くということ。
・生きるということ。
・探すということ。
・築くということ。
・助けるということ。
・共に生きるということ。
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ついに完結。
見開きカラーページと表紙でもう何も言うことはないです。
本編最後のセリフも素晴らしかった…!
勿論後日談も良く、じんわりきました。
ハッピーエンドでめでたしめでたし。
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いやぁ最後どうなるかとおもいましたが、いいハッピーエンドでした。後半ソウタくんのほうが主人公っぽい動きでしたけど、ミツもミツでミツらしい行動だったので満足です。
エピローグもいい雰囲気で楽しかったです。
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あざした!としか言いようがない。
ふわふわしているようでしなやかに強く、優しい話のようで実はとてもリアル。
で、やっぱり最後はあれでよいと思う。
楽しかった。
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完結。
発電所火災、下層の混乱、その中での地上降下作戦の決行。
ミツの行方は。その先にあるものとは。
ラストのミツの笑顔、痺れた。感動した。
ここに至るまでのミツの成長、そしてミツを支えてきた仲間たち。
暗い設定の中での明るく強く優しいヒューマンドラマの数々。
全てが凝縮された最高の1ページだ。
さっぱりスッキリ堂々完結!
素晴らしい作品に出会えた。また読み返したい。
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完結。最初は、ほのぼのと始まったかに思われた物語だったのに 最後には随分と重くなってしまった。 でも、美しく終われてよかった。突然表れたカラーページは感動的だった。
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ついに完結。久々にいいものをみました。大団円だし。
SFだけど三丁目の夕日テイスト(舞台が下町)な物語。
父の背中を感じつつ、その死を乗り越える物語と、階級社会の歪みを写した陰謀劇にも巻き込まれながらも、解決されないまでも、希望を示唆して終わる。
そんな物語の要素だけ書くとくらそうだけど、この作者の持ち味のゆったりしたユーモアが三丁目の夕日テイストに柔らかくしてます。
いろんな要素を含んだ物語で、満足度は高いです。
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地球環境保護のためオービタルリングを建設し、人類が底に住むようになった頃。
ミツの父はリングの外窓を拭く仕事で事故にあい、還らなかった。ミツは父を追うように同じ仕事につき、人との関わりで父のこともこれまでと違った理解ができ、職人として成長もしていく。
1巻から7巻まで
なかなか面白かった。
どのような場所でも人はその場所にあった営みをするもので、環境が変わって成立する仕事が、現実感を持って書かれている。
仕事に真剣に向き合って、客や同僚と関わって、それまで出来なかったことができるようになって、成長していく。そういう変化をじっくり書いていて、読者が生活する今とは違う世界であってもキャラクターたちの暮らす現実としての存在感が強まっていく。
そして、徐々にふくらませていって、最後に吹き上がるリング世界の歪み。
上層と下層の格差への不満。どうしても不自由なリングから地上への憧れ。ミツの仲間への思い、父への思い。7巻かけてじっくり高めてきたうねりを一点に集めて、ミツを乗せた降下機は地球に降りる。
現代とは変わってしまった環境でも続く人々の営みと、そこに生きる思いをじっくり書いているから、動き出したときにちゃんと重みがある。これもまた宇宙好きには良いお話でした。