紙の本
抽象的概念のイメージ化に役立ちます。
2012/02/10 22:16
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パルーカス - この投稿者のレビュー一覧を見る
Z会出版の世に送り出す『現代文 キーワード読解』(定価945円)
という書籍は、高校生向けの学習参考書を超えた秀逸作だ。
現代文頻出キーワード(160語)が科学・哲学・近代などの
テーマ別に図解やチャートを用いて解説されており、
抽象的な用語も視覚的に理解できるため、広く社会人にとっても
有用だと思われるからである。
実は、本書の場合も『現代文 キーワード読解』と同じ流れを
汲んでいるように思える。
イラストこそ登場はしないものの、抽象的な用語について
独自のアプローチで解説されているのが特徴的だ。
本来なら大学の文学部でしか学べないような内容が、
世間一般人にとっても「そう遠くはない」ものである
ことに気付かされるのではないだろうか。
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何となく使っていて、でもその意味を知らない言葉って案外多くありませんか?哲学用語は明治の頃から変わらないことで取っ付きにくくなっている…
だったらわかり易くすればいいかも
http://ameblo.jp/148take/entry-11125933175.html
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「超訳」と言っているが、それでも後半は難解だった。
サンデルを読む前にこの本を読むべきだった。
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なるほどー。
しかし建築の本の中で見た事ある単語が多いなぁ。。。
やっぱ気になる概念は原著を読まなアカンわ。
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「そりゃ違うだろ、んん、あそうかそんな感じか」という感想をもつ超訳が多くて笑える。とにかく退屈しない一冊。
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難しめだから図が欲しいと思うところに図が無く どうでもいいネタに図があるという不思議設計
恐らく見開きに1語あるいは2語という制約によるものだろうが、フッサール氏がフットサルしてる図は「間主観性」のページにどうしても必要だったのだろうか・・
一部以外は全般的に分かり易く噛み砕いて書いてある良書
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哲学では多くの専門用語が用いられている。
その中には難解で抽象的な用語も多く存在し、
一般の人が理解するのは難しい。
本書は、哲学の専門用語それぞれの概要を一言で言い表し、
一般の人が直観的におおまかな意味を理解できるように作られている。
パラダイム、ドグマ、アガペー、虚無主義。全ての用語の意味を
一言で見事に捕えており、目から鱗が落ちた。
哲学入門者はもちろん、教養書としても購入することをすすめる。
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哲学用語の辞書。噛み砕かれた説明というのと言葉の成り立ち・背景も説明してくれているので期待以上には分かりやすかった気がする。1,2章は必見。
ただやはり哲学だけあって頭に入ってこなかったのもちらほら。
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哲学関連の批評などを読む際に、ネットで用語をいちいち調べているのも面倒であった。決して語数は多くないが、自分で読む範囲の言葉は80%はカバーされており重宝している。読み物としても楽しい。
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中盤までは分かりやすくて良かったが、後半は難しく、説明も不足しているように感じた。
後半部分は別冊でも良かったのでは。
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小難しい哲学用語を身近にして、庶民の哲学離れを防ごう、という狙いということになっているようですが、多分面白がって作った本。
アイロニー:それとなく気づかせること。ルサンチマン:負け惜しみ。カタルシス:スッキリすること、みたいな超訳と、用例、イラスト入り。カタカナ語ばっかりじゃなくて、超越論的とかも出ています。なぜかクスクスと笑ってしまうような不思議な本です。
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辞書。今まで曖昧なまま知った気になっていた言葉の意味が、そこそこ分かり易く解説されている。読んでいて面白かったし、痒いところに手が届く思いだった。ちょいちょい見返してしっかり言葉を自分のものにしたいです喃。
使用例がワンパターン気味だけれど、まあ用語が用語だし仕方ないのかなという気も。
頭良くなった振りをしてみたい人にはおすすめの一冊。
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哲学用語だったのか!と思うほど聞きなれた用語から、全く聞いたこともないような難しい用語まで、ボリュームたっぷりの事典。用例も挙げてわかりやすく解説されている。哲学に馴染みのない私は一読ではすべてを理解しきれないけれど、勉強になったし、これからもちょっとしたときに手に取り読み返したいと思う。
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哲学書のお供として。またはトイレ本として。
読み物としては、正直ダレてしまいましたが、野心的な試みだと思います。アップデートしてったり、○○編、みたいな切り口にしたり、もっと掘り下げる余地もありそうな本でした。
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びればんで衝動買い。
現代文と世界史とリベラルアーツテスト対策がなんとなくできてしまうかもしれない。
教養の基礎知識をさらうのにはピッタリかも…??