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『チーム』の続編。
けっこう分厚いけど、いっきに読んだ。
ひとことで述べるなら、めっちゃ面白かった。
いいとこで話終わらせるわ。
読書中のハラハラと読後の爽快感は、堂場さんの作品はずばぬけて素晴らしいと思う。
なんか今回は続編と思って読んだだけに、前編の作品からつづいて出たのはほぼ山城のみで、それはちょっと残念やった。
そしてなぜか甲本は全然好きになれなくて、山城がんばれよ早く!!とひたすら思った・・・。
でもやっぱり山城にとってのキーマンは浦で、今回も大事なとこで出てきた。
そんなに山城を説得させたいなら、もっと昔からの人間関係とか友達関係とか洗いざらい調べろよ音無!!と、かなり思った。
こういうとこは役人っぽさがあって、どんくさくていいのかも。
浦が出てくるのは予想してたし、30キロでレースをやめようと山城が考えたときに浦が応援しに来るだろうという予想も当たった♪
ただ自分の力を信じて走るべきなのに、サポートが分厚すぎる。それで世界記録をとってうれしいのか?単にインチキなレースだ、と考える山城。
山城なら放っておいても世界記録を出せたのではないか。自分たちの仕事にどんな意味があったのだろう・・・と考える音無。
うーん。面白かった。
次はアナザーフェイス読もう!
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前作の「チーム」が面白かったので、その続編ということで期待して読みました。
多少展開に無理があるような気はしましたが、レースを描写が上手く、結構面白かったです。
ただラストが若干不完全燃焼に終わってしまったのが残念です。
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日本人に世界記録を出させるために用意された「神奈川マラソン」をめぐる男たちのドラマ
陸上ものしか読んでないけど、堂場さんの作品は熱い
文庫化で後日談の書き下ろしが載ってたら買うと思う
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マラソンエリートの山城、不運なペースメーカー甲本とのデッドヒートはみものです。細かな風景描写や、選手の筋肉の動きまで、臨場感がたまらない。極めつけは、山城、甲本の心理描写である。30km過ぎからは読者もドキドキしてしまう。実際に映像を観ているかのような作品で、一気に読めました。
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チームで登場した山城再登場。
一匹オオカミも少しは変化が・・・?と思ったけど、基本変わらないのね?と思って読み進むと・・やはりあのメンバーには弱いらしい孤高の天才。
マラソン大会の裏側もじっくり読ませる小説。
最後の最後の展開とか、堂場瞬一作品は今のところハズレなし。
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マラソンランナーの息づかいが、そばで感じられる程臨場感のある小説でした。我が道を行く天才ランナー山城 悲運のランナー甲山 そして世界最高記録をだせる大会設定をした音無 キャラクターも完璧だ。ラストのゴールに感動
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東海道マラソンを企画、運営するために奮闘するお話ですが、
面白かったです。
この後の展開が是非知りたいです。
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うーん、「チーム」の続編と聞いて期待しすぎた感があります。。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-861.html
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箱根駅伝直前、タイミングよく読み終えた。
陸上フアンにはとても楽しめると思う。
ラストシーンがたまらない!
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〈日本人選手に世界最高記録を出させるためのマラソン大会〉を新設せよ。
そんな指令を神奈川県知事から受けた音無。
現役選手をペースメーカーとしてスカウトし、誰の言うことも聞かないが実力は日本一の選手を引っ張り出し、最高のコースも作り上げた彼だったが、当日は予想出来ない展開になり・・・というストーリー。
『チーム』の山城が、相変わらず傍若無人で俺が王様!思考だったのが笑えた。
か、変わらないね~、山城!
それに引き換え、浦はちょっと世慣れたなww。
ラストは賛否両論かもしれないけれど、私はこの二人のやり取りがもう一度読めたので満足です、ふっふっふ♪
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箱根駅伝の学連選抜の話「チーム」の続編だとは途中まで気付かなかった。山城の性格は相変わらずで、浦、監督吉池にまた会えたのはうれしかった。序盤の世界記録を狙える大会を一から作り上げる運営側の音無を中心にした話もおもしろかったが、ペースメーカーの甲本の複雑な思いのレース展開に心を馳せながら読んでいてどきどきしてしまった。そして孤高の天才山城が変わって行く様は読むのをやめることはできなかった。
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「チーム」の続編。マラソン世界記録を日本の大会で出す。山城が王様キャラでいいね~ラストはどう?
2012.1.11
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箱根駅伝の経験者である知事の肝いりで「神奈川マラソン」の計画立案を任されたスポーツ課職員の松尾。ペースメーカー選定から、コースの測定、暴風対策から計時の段取り(白バイ誘導の警官が身につける)に至るまで、世界記録が出せるコースに仕上げる手腕はなかなかのもの。
難問は世界記録が狙えるランナー山城が出場を承諾しないこと。
あの手この手で引っ張り出すことには成功するが、当日の山城の動きはおかしい。30キロ地点を過ぎても走り続けるペースメーカーの甲本と山城のデッドヒート。
勝敗はどちらに?
おもしろく読んだ。前編があるらしい。
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内容(「BOOK」データベースより)
日本男子マラソンの長期低迷傾向に歯止めをかけるため新設された「東海道マラソン」。神奈川県知事の指令のもと、あらゆるお膳立てがなされたレースは終盤、思いがけない展開を見せるー困難と矛盾をはらんだ「世界最高記録」をめぐる男たちの人間ドラマと、疾走感100%のレース展開を圧倒的な筆力で描ききる、著者渾身の書き下ろし長編。
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神奈川県庁の元箱根ランナーが主役の一人で、都市型マラソンの企画の舞台裏が見れて面白かった。(ああいう仕事を一度はしてみたいと思う。)
最後のレースの中のデッドヒートも、臨場感がすごい。前作、箱根駅伝を舞台にした「チーム」も読んでみようかな。