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300年生きた木は300年使える家具に。木工家の工藤宏太さんは、木の命を大切にする家具をひとつひとつ手作りしています。樹齢100年以上の木は、時に思いがけない出合いをくれます。工藤さんはそんな素晴らしい木の命を脈々と受け継ぐために、山を守っているのです。
大きな古い木の中から、子熊のミイラがでてきたときにはびっくり。こんなことがあるんだねえ。
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岩手県の木工家を取材した本。
大きな栗の木を製材したら、中からクマの子どもが出てきた話はおどろいた。木から出るタンニンによって保存されていたらしい。
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倒産から新しい会社で成功するまでの苦労や家具作りの工程などを知るとともに、広葉樹の森とともに生きる姿勢は力強い。震災も交え、自然と向き合うことの大切さを、実地で感じることができる。
中でも、栗の木から子熊が見つかったというエピソードには驚いた。まるで、工藤さんを祝福して、山から送られたかのようだ。人の信念には、なにか伴うものがあるのかもしれない。