投稿元:
レビューを見る
タイトルにあるネオカルなエッセイ部分が少なかったかな―。
書いてあることも、ふ、普通ー?
多分ご本人がとっても真面目な方だからなんだと思いますが、割と優等生的なエッセイで、三浦しをんさんのエッセイとかと比べちゃうとインパクトに欠ける印象を持ってしまうのです。
特別収録の短編小説も、両方アンソロジーで既読だった・・・。
好きな作品だったから再読できてよかったけどね(ミャウダさん大好き!!でも「さくら日和」はあのアンソロジーで読まないとすごさが半減)。
あ、でも5章のエッセイはよかったな。
初めての小説の話とか、図書館に通う日々、なんかは本読みにとってきゅんとする話じゃなかろうか。
あと『ユリユールおじさん』が好きだったり、映画『幻影師アイゼンハイム』がお気に入りだったりするところに(勝手に)親近感!
あんなマイナーな映画、お気に入りに挙げてくれる人なんていないと思ってたーーー(←失礼だなぁ)。
いやぁ、結構趣味嗜好が合う作家さんだったんだなぁ、辻村さん。
元々好きな作家さんではありましたが、ますます株が上がりました~。
投稿元:
レビューを見る
【新鋭作家・辻村深月の興味の赴くままに、人気アニメから伝統芸能まで日本の新(ネオ)カルチャーの現場を歩く初のルポ&エッセイ集。各紙誌へのコラムも満載、ショートショート・短編小説を特別収録。 】
投稿元:
レビューを見る
なんといってもイラストが可愛い!工藤ノリコさん!たらこくちびる!
大山さんが語るF先生のエピソードにグッときた。
お産でお休みされてたんですねえ。おめでとうございます!
投稿元:
レビューを見る
辻村深月のエッセイ&短編小説。
短い話がいくつも入っていて読みやすかった。
特に記憶に残っているのが、
「私をまっすぐ映すもの」での
ミヒャエル・エンデの『モモ』の紹介。
そこでの彼女のものの見方にはっとさせられ、
また、文章が美しいと感じた。
恥ずかしながら『モモ』を読んだことがない私は
これを機に借りて読んでみようかなと思った。
投稿元:
レビューを見る
辻村さんのエッセイ+ショートストーリー集。辻村さんが好きなものや性格等がわかるので、これを読んだことで更に辻村さんの作品に愛着が湧いたような気がします。
投稿元:
レビューを見る
普段好きな作家さんでもエッセイは避けてたけど、
短編もあるから読もうーと思った。
ら。なんと!辻村さんのは好き!趣味がかぶるかぶる!思うところを思うように言葉にしてくれるので読んでて楽しかった!
ドラえもん大好きだろうなと思ってたけど、ここまで語れてすごいなーと思う。
そして映画はパラレル西遊記が一番!一緒!!あれは何度みても泣ける!音楽印象に残ってるほんと!
果物の件。うちはもともとはかごんまですが、わかるなーと。
山梨とはまた違う名産品になるんだろうけども、
みかんとかぽんかんとかぶどうとか、もらってた。
農家ではないけど、買うものじゃなかった。今じゃそうもいかないのが寂しい。
「県民性が反映された、おいしくなければ食べないといわんばかりの傲慢なこだわり」はないけども。雑食。
表紙の工藤ノリコさん。好きだわーーー絵本の件で言ってるのはこぐまちゃんだけど。工藤さんの絵本好きだよ。絵がかわいいし。
投稿元:
レビューを見る
まず、このエッセイは辻村作品を知っているかどうかで印象が変わると思います。
作者が、自身の好きなものについて思うがままに語っているために、それを知っていれば共感できるものの、知らなければ置いていかれる感じ。
特に(作者の嗜好を知っている人にとってはわかると思いますが)、藤子・F・不二雄への思いは、特別なようです。
これを読むとそこに書かれているものを見たくなってしまいものもちらほら。
「これがあの作品の下地になっているんだなー」という逸話も見られます。
短編は猫好きにとってはたまらない作品です♪
全体的に満足しているものの、やはり物語のほうがエッセイより読み応えがあるということで☆4つ。
投稿元:
レビューを見る
コラムの再録と言うこともあって、短い文章がたくさん詰め込まれていて内容は盛りだくさん。
辻村さんご本人の好きなこと、好きなものの語りに加え、短編やショートショートの収録もあり読み応えは十分でした。
見開き2ページ弱のページが続くので、読書の箸休めに、ひとテーマずつ読んでもいいのかも。
投稿元:
レビューを見る
辻村深月さんのエッセイ。
といいつつ、ショートショート、短編も収録されててなんだかお得な感じ。
彼女は藤子・F・不二雄への愛があまりにも溢れてて、その文章を読んでいると自分の中のどっかに、確実にあったドラえもんの記憶とかが蘇ってきて、何のためか分からない涙が出てきてしまった。
勢いでアニメーション映画まで借りてしまった(笑)
投稿元:
レビューを見る
ドラえもんや、パワースポットなど
サブカル好きな辻村さんのエッセイ
「水底フェスタ」や
「氷のクジラ」の誕生秘話ここにあり!?
投稿元:
レビューを見る
表紙がかわいいです!
子供のピュアで無邪気で残酷な心象。
みんなが持っていた心を、ふと思い出させてくれるさまざまなエピソード。
ショートショートの「さくら日和」が、どうしようもなく好きで好きでしょうがなかった。
この方は、なんでこんなに子供の心情を言葉にできるのだろう。
投稿元:
レビューを見る
借りた後にエッセイだと気がつきました(笑。エッセイとは別にショート&ショートと短編が4編収録されていたのでそれだけ読みましたが、う~~~ん。本人の写真も何枚か収録されており、講談社ノベルスの著者近影に比べるとえらく不細工で、これまた、う~~~ん。
投稿元:
レビューを見る
とても素敵なエッセイじゃないかな。ショートショートを読んで思う。ああ、やっぱりこの人の文章好きだ、って。[2011.12.16]
投稿元:
レビューを見る
エッセイだけかと思いきや、本当に短い短編が4つも入った
お得といえばお得な、けれど小説読みたい! という気に
ものすごくさせてくれるような状態に。
真ん中辺りには写真もついていて、あの大山のぶ子さんもいて
ドラえもんだな、と思ってしまいましたw
今までの話も、今の話も学生の頃の話も、なるほど…でしたが
もしやここからあの話は? と思わせるエピソードがちらほら。
ドラえもんの話では、その台詞に…そこだけを抜粋されているのに
何故だか泣きそうになったのは、何かを思い出しているからでしょうか?
短編の『さくら日和』の後の付記に、ちょっと笑ってしまいましたw
投稿元:
レビューを見る
新刊は欠かさず読むようにしている辻村深月のエッセイを中心とした一冊。通勤から昼休みで読破。
どうやってあのような一気に読みたくなるような、引き込まれる小説が生まれるのか気になっていたが、理由を垣間見た気がした。
感受性が非常に豊か。これに尽きる。
ひとつひとつの経験から、非常に多くを感じ、それをまた的確な言葉を捜し出して綴ることができるのだ。
そんな力が私もほしいと思いつつ、それは愛する作品にひたすらに触れることでしか得られないのだということもわかる。
私も少しでも多く愛する作品に触れれば、少なからず彼女に近づけるのだろうか。