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個人的に気に入っている作品の3作目。構成が丁寧なのでとても読みやすいのが特長ですが、物語の背景も良く練られており自身も経験したことがあるので親しみやすいです。そして「SEの仕事」の章では誰もが納得させられる金言があります。読む価値ありの作品です。
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今回はECサイトのリニューアル構築について。
今までがネットワーク系ばかりだったけど、今回は自分も興味ある分野。最初はSEが主役の中途半端なミステリーという印象もあったのだけれども、回を増すごとに面白くなってきてるきがする。
ただ、第3章のタイトルにもついてる観覧車だけど、この観覧車の流れは必要だったのだろうか。流れ的にものすごい不自然な感じがして違和感があったのだけれども。ただたんに自分が女心を分かっていないだけなのだろうか。
それにしても、作者が不憫だ。全巻の後書きで「カヨさん以外のイラストも!」のようなことを書いていたのに、今回もカヨさんのみ。
さらに、サービスシーンっぽいことを書いていながら、そこはイラストにならず。
それをいうなら、読者も不憫かもしれないが(自分もか)。
電撃文庫ならイラストになったかもしれないけど(キャラクターやストーリー的に電撃文庫向きじゃないが)。
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完全にラブストーリーになってしまったけど面白いから良いか。
リア充め。
逆にここまで行くと毎回の危ない目に合うのもオカシイ気がするので次回からはもっと仕事でテンパって欲しいと思いました。
あとは修羅場とかね。
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<感想>
1,2巻でかなりおもしろかったので、今回の3巻が待ち遠しかった。内容は今回は仕事のほうに比重が大きかったような気もするが、今までと同じように楽しめた。ただ仕事のSEのことをよくわからない自分にとって、仕事の内容が少し難しかったような気がした。
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三巻もなかなかアツい展開ですね。真夜と健二も順調に距離を縮めて……ォォォオオオオ!!! という感じです。早く四巻出ないかな。
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まったく攻略しないシリーズかと思いきや、攻略してたという第三巻。
といっても、ここまで身体はってくれる男の人がいれば…。という気がしないでもないけれど。
内容はSE系でなくても読めるのですが、今回は自分の仕事側の話だったので理解度が深く読めた気がします。
毎回問題が起こり、それを解決する起承転結のあるストーリーは個人的には好印象。
メディアワークス文庫は、良い意味で“ライト”ノベルになっていると思うので今後も、この流れの出版を続けて欲しいです。
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安心安定のクオリティー。相変わらずタイトルが内容を裏切っている。ってか最後の!あれ!エピローグ!なんなの!なんなのよ!あれ!このやろー!
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シリーズ三作目。
主人公と真夜がかなり良い関係になっている。というかこれはシリーズ終了かな?
だんだんとメイド喫茶で内緒で働いているという設定が出てこなくなってきたように感じる。あんまり仕事先の人とか来ないし。
ベンチャー企業を取り巻く環境はこんなに厳しいものなのかと考えさせられた。
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会社ではは上司と部下の関係だったのが、
上司である彼女がメイド喫茶で働いている事を偶然知った事から、
彼女が気に掛り、フォローしたいキッチンスタッフにまでなり、
奇妙な関係となった石峰真夜と梶原健二。
今回は石峰の兄が登場。実家を飛び出した兄が立ち上げたネット販売業で
合併に伴うサイトリニューアル作業を梶原の会社に依頼してきました。
業績を急進させ、上場を目論む石峰兄の性急な方策に石峰は不安を覚えます。
不安はやがて随所に形となって現れ、上場を急ぐ余りの売り上げ水増しが発覚。
しかし兄はそれを隠蔽しての上場に尚拘ります。
兄と上場を進める怪しい証券会社社員との関係に疑念を抱き、
調査していくうちに債務上の問題により証券会社によって兄は社長解任されそうになり
会社の存続すら怪しくなり。。。。
パターンとしては同じでしょうかね。その点で些か物足りなさを覚えます。
今回は隠れて勤めているメイド喫茶も余り関係してきませんし。。。
トラブルの先に悪徳業者ありと言うパターンばかりではなく、
他の展開にももう少し工夫して貰いたいですね。
似た様な作品で『なれる!SE』は未だ色恋展開には乏しく、仕事上のトラブルで
主人公達が如何に乗り切っていくかが描かれていますが
悪徳業者と言えるほどの存在は出てきません。
石峰嬢の合気道を披露する場面を出したくてどうしても荒っぽい展開も用意したがるのでしょうが
それに拘らずとも面白く見せる設定は他にもあると思うのですが。。。。
今回一番印象に残ったキャラは実は1巻では出向してきた上司の石峰に反発し
非友好的だった川上という梶原の先輩SEでした。
ここまで石峰とも接してきた事で、石峰の人となりを評価し、
仕事関係ではきちんと応対していました。媚びている程でもなく、
石峰を理解した上できちんと仕事を全うしようとする姿勢が
石峰に女性として意識し、べったりの主人公梶原よりも好感を抱きました(*^ω^*)
そう言う点は上手く味を出せた巻であったと感じます。
最近はサブでも主人公に迫ろうかという見せ場を用意したがる作品も多いですしね。
主人公の希釈化と言うか。。
こういう事を考えると決まって思い出すのはファーストガンダムです。
あれは本当に様々な立場の人物がおり、丁寧に描かれています。。
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石嶺真夜と兄妹との過去、ハロウィンやクリスマスなどのイベント‼今までじれったかった2人の距離がぐっと縮まったような一作です。
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今回もキュンキュンするシーンやニヤニヤするシーンがありました。また、今回もそうですが、仕事でのやり取りが素敵でした。上司と部下ってこんな感じなのかなって思ってしまいました。現実は甘くないですが、イメージするにはこういう感じもありかなと思います。
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さらに時は過ぎて…。主人公と上司はベンチャー企業絡みの仕事を依頼される。そこは上司の兄が社長を勤める企業だった!メイドカフェではハロウィン、クリスマスとイベントが多い時期になりその準備も合間に進めていくことになる。依頼先に関するトラブルに巻き込まれていくにつれ、主人公と上司の距離はどんどん近づいていく…。
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【読了】水沢あきと「不思議系上司の攻略法 3」 10月15冊目
1巻を読んでから長いこと積んだままにしていた「不思議系上司の攻略法」の2巻と3巻を一気に読んでみた。結果、ものすごい壁ドン作品という結果になったのだった。
2巻は名古屋出張編、3巻はベンチャー企業のIPOに伴うシステム刷新の話である。わりと仕事よりの比重が高い。ヒロインの上司たる真夜さんは既に1巻で好感度がマックスレベルに上昇しているので、2巻以降はニヤニヤするシーンしかない。チョロインもいいところである。もっとやれ。
この真夜というキャラクターは、確実に女性だったら構築しない、間違いなく男性の思い(妄想)が凝縮し、結実したキャラクターなんだと思う。奥手な様でいて、行く時には積極的な様など、理想像を具現化したものなんだろう。
ビジネスと恋愛系の話をうまいバランスで読ませる辺り、文章としての力量はなかなかある方だと思う。読んでいて障るところがない。ただ、この作者さんの課題というか、惜しいところはプロットというか、クライマックスの展開力だろうか。
どうもクライマックスになると展開がありがちというか、陳腐な展開になるというか、それまでに積み上げてきた虚構上のリアリティを打ち消すような、虚構の上にさらに劇画チックな出来事を重ねているというか。映画見てたら、旧に2時間ドラマになっちゃったイメージ。
良い感じで読んできても、盛り上がりのところで、なんか不完全燃焼な読感になってしまうのが残念なところ。全体構成の監修役で有能な人がつくと、もう一段階のステップアップがあるんじゃないかなと考えてしまう。
あとこのシリーズはタイトルでちょっと損をしているかもしれない。「不思議系」要素が1巻で決着しちゃっているし、それほど不思議系でもない話だし。どちらかといえば真面目系なんだよ、真夜さんは。
なんかマイナスなこと書いているけれども、3巻の評価は実は星5つなのである。それくらい壁ドンラストなんだけれども、絶対的正義的に真夜さんは可愛かったのである。でもこれ、最後まで読んでみると、実はぜんぶ真夜さんの策というか、上司が部下を攻略する方法の話にも読めるんだよね。名古屋編で会社が手配したホテルがツインだったとか、どう考えてもおかしい話だし。そう考えると、ちょっとミステリーとしても読める作品なのかもしれない。
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惚れた上司はメイド喫茶のメイドさんでもあったので、無理をしがちな彼女を公私共にサポートしようと、無理を重ねるSE君の話。
SEとしても、メイド喫茶のコックとしても、滅私奉公で頑張る主人公くんは健気。上司さんは、抱え込みすぎなところが適度に焦らされる感じで、応分に可愛い。
でまあ、つまらないわけではなかったのだけど、飛び抜けて面白いというわけでもなかった。
まあ、こういう話は、くっついてしまったらだいたい終わりなので、全3巻簡潔だろう。
頑張った主人公君には、幸あれ。
なのだけど、1巻で、くっつかないとおかしい終わり方はしてるのですよね。好評につき続刊、でしょうか。
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これ、攻略された? されましたのん?
って謎の残る引き。
だいたい伏線の回収は終わったからもうこのシリーズは出ないのかなーと思うと淋しいです。IT業界に縁はないけど気になる部分たくさんでもっと読みたいっ。